ホーキング 虚時間の宇宙―宇宙の特異点をめぐって (ブルーバックス)

  • 115人登録
  • 3.40評価
    • (0)
    • (17)
    • (26)
    • (0)
    • (0)
  • 11レビュー
著者 : 竹内薫
  • 講談社 (2005年7月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062574877

ホーキング 虚時間の宇宙―宇宙の特異点をめぐって (ブルーバックス)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • フォトリーディング。竹内薫の本。ペンローズについての本を読んだので次にとこちらを選んだ。ホーキング放射と言う者があって、ブラックホールが蒸発するのだとか。

    高速リーディング。仮説と理論の戦いの世界なんだと感じた。

    下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:

    28:マルチバース(多宇宙)という概念は、ケンブリッジ大学マーチン・リーズ博士らの提唱する仮説。

    62:アインシュタインの偉大さは逆転の発想。
    ニュートンの世界:光束は可変、空間と時間は不変。
    アインシュタインの世界:光束は不変、空間と時間は可変。

    81:ペンローズはブラックホールに芯がある事を証明した。星がつぶされてブラックホールになり、特異点になる。

    93:ホーキングスはペンローズの証明を時間反転させ、特異点から空間がはじまることを論じ、ビックバンを論じた。

    98:ホーキングスの特異点定理は「宇宙には始まりがある」ということ。

    129-130:ブラックホールは蒸発する(ホーキング放射)。

    162:1981年のバチカン会議ではホーキングスも参加。ヨハネパウロ2世は公式にガリレオに謝罪。

  • 量子論ですら理解に苦しんでいるので、ホーキングの理論は難解過ぎて何を言っているのか分からない。実在論者ではなく実証論者のため分かりにくさが助長されているらしい。
    訳者が非常に頑張って解説を付けてくれていると感じるが、如何せん元が難し過ぎて。。。
    初期宇宙の理論は超弦理論の方が優勢らしいのでそちらの方を学ぼうと思う。

    以下、備忘録。
    ○宇宙無境界仮説
    ・地球の北極は経度も緯度も0の点になるが、これは特異点ではなく座標の取り方によるもの
    ・宇宙初期に虚時間を導入すれば空間と時間は緯度と経度の関係になり、宇宙の始まりという概念が消えて特異点も現れない

    ○ホーキング放射
    ・重いブラックホールは冷たくワット数もちいさい。軽いブラックホールは熱くワット数も大きい
    ・初期宇宙の段階で「ミニ」ブラックホールができていたとすると、比較的軽いので(周囲が)光輝いているはず

    ○その他
    ・物質やエネルギーや情報がブラックホールに落ち込むとき、その全情報は事象の地平線にコピーされて残る

  • 配置場所:摂枚新書
    請求記号:443.9||T
    資料ID:95050392

  • 特異点仮説、無境界仮説など、ホーキング博士の研究が専門知識なしでもわかる本(相対論入門的な知識はあったほうが読みやすい)。
    とくにブラックホールの放射・蒸発の話が面白かった。
    本書のある種の「落ち」といえる最後のホーキングの「敗北宣言」には感動するものがあった。

  • ホーキング博士については「車いすの科学者」という認識しかなかったのだが、この本を読んで彼の理論である「宇宙無境界仮説」や「蒸発するブラックホール」についてどういうものかおぼろげながら把握することができた。 結局、虚時間というものがどういうイメージのものなのか全く理解できなかったが、宇宙の始まりや一般相対性理論などの難しい理論の辻褄を合わせるためにこういう概念を導入すると説明がつくというもののようである。 そういった理論はもとより、ホーキング博士の性格や彼が活躍していた頃の世界情勢との関係なども面白かった。

  •  ホーキング宇宙論をわかりやすく解説しようとしているのは見て取れるのだが、残念ながら余計に分からなくなってしまった。面白おかしく説明しようとするあまり余計な表現で主題がぼやけてしまっていたり、著者自身が果たしてホーキング宇宙論を理解できているのか疑問に思える部分も多々あった。加えて、ホーキング宇宙論の土台となる相対性理論やファインマンの経路和など前提となる物理知識の理解が必要である。したがってそれらを理解してはじめてホーキングの宇宙論にとりかかることができるのである。この前提条件がないこともあってちゃんと理解することはできなかった。

  • こういうことだったのか!という目からうろこが部分的にはあった。
    ファインマン好きということもあるが、後半はよかった。

  • 説明が若干苦しいところもあるが、ホーキングの思想を追っていく過程でなされる、大胆なほど平易な記述はさすがといったところか。

  • 【キーワード】宇宙論、ブラックホール、物理学、ホーキング

    ホーキングの理論について興味があって読んでみましたが、予想に反してホーキングの性格や生い立ちなど物理学以外の情報もたくさん見られ、「ホーキングはこういう人だったのか!」という発見がありました。

    レベルは物理好きの高校生が読める程度でしょうか。章を追うごとにだんだん難しくなり、最後の数十ページは大学で物理をやってた自分でも何回か読み返さないと理解できませんでした。

    それでも著者は工夫して、難解な理論をなるべく平易に伝えようとしていたのがわかりました。宇宙(特にブラックホール)や物理学に興味がある高校生にぜひ読んでほしい本です。

  • [ 内容 ]
    宇宙に始まりはあったのか?
    宇宙に終わりはくるのか?
    ブラックホールに落ちた物質は、消滅してしまうのか?
    そして、鍵を握る虚時間とは?
    全ての物理量が無限大に発散する理論物理学の最大の問題、特異点に挑む車いすのニュートン。

    [ 目次 ]
    冒頭ショートショート 異星交遊記
    序章 ホーキングの「常識」
    第1章 宇宙には時の始まりと終わりがあるか―特異点をめぐって
    第2章 ブラックホールだってしまいにゃ蒸発する
    第3章 宇宙の端っこが丸いと神様の出番はなくなる?
    終章 賭けに負けっぱなしではあるけれど(情報のパラドックス)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

全11件中 1 - 10件を表示

ホーキング 虚時間の宇宙―宇宙の特異点をめぐって (ブルーバックス)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

ホーキング 虚時間の宇宙―宇宙の特異点をめぐって (ブルーバックス)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

ホーキング 虚時間の宇宙―宇宙の特異点をめぐって (ブルーバックス)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ホーキング 虚時間の宇宙―宇宙の特異点をめぐって (ブルーバックス)を本棚に「積読」で登録しているひと

ホーキング 虚時間の宇宙―宇宙の特異点をめぐって (ブルーバックス)はこんな本です

ホーキング 虚時間の宇宙―宇宙の特異点をめぐって (ブルーバックス)のKindle版

ツイートする