新しい高校化学の教科書―現代人のための高校理科 (ブルーバックス)

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著者 : 左巻健男
  • 講談社 (2006年1月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062575089

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新しい高校化学の教科書―現代人のための高校理科 (ブルーバックス)の感想・レビュー・書評

  • 十年一昔と言うがまさに一昔前の出版。高校で化学を習ったのは大昔。記憶を辿りながら読み進めるが、有機化学は圧巻。自然界にない化合物を合成していくことで生活が変わってきた反面、人工的リスクが生み出されていく。分子レベルで決定されていく不思議さに魅了されつつ、深い謎に想いを馳せる。

  • 高校レベルの化学についての通読書。

    約20年前に高校生だった自分が読んでの正直な感想は「自分は化学をわかってなかったし、わかってない」。細かい知識を覚えていないのは当たり前、ただそれ以上に「なんで、ここを覚えておかなければならないのか?」という肝の部分が分かっていない。
    それがこの一冊で理解できるのか、と言われると正直微妙なんだけど…細かい具体的な化学問題・知識で飲み込めないものが出たとき、この本に書かれているような「教科書的な知識の肝」を再確認すれば、いろんなものが理解しやすくなるかも知れない、そんな風に思った。

    第8章「人間と化学のかかわり」も印象的な章。
    ジャンル分けするなら「環境化学」や「生化学」に相当する部分。20年前も軽く触れられてはいたし、多分今の教科書でもそこまで詳しくやるわけでもないんだろう。ただ、少なくとも20年前は教科書レベルでここまで自信をもって言い切れる本は少なかった。時代は変わったんだな、と。

    コラムなどの読み物で、教科書的知識を深める工夫も多く。「化学はやったけど…わからんかったな~」という人におすすめの一冊です。

  • 【配置場所】工大新書B【請求記号】430||S【配置場所】91051762

  • p302 化学物質としてのアルコール=ヒドロキシ基(OH)を持つ有機化合物→560万種類以上

    p285 二重結合→二本の串に刺した焼き鳥

    p274 官能基(functional group) =有機化合物の機能的な性質(化学反応性)を決める(例)ヒドロキシ基(OH)など)

    p273 「亀の甲」→ベンゼン環

    p234-235 酸素分子の構造は側面的にしか式にあらわせない

    p228-229 物質=金属、イオン性物質(イオン性化合物)、分子性物質

    p185 電子のやり取りが酸化(物質と酸素の反応)と同じなら、酸素がかかわらない反応も酸化とする→※酸化、還元は電子のやり取り

    p172- 酸(水溶液中で水素イオン(オキソニウムイオン)を与える)、アルカリ/塩基(酸の性質を打ち消す、中和して塩と水を)

    p158 素反応 ※化学変化はいくつもの反応から成り立つ!

    p150 ※原子同士の結びつきが弱い→たくさんの化学エネルギーが蓄えられている

    ※原子、分子レベルでみると、凝固点降下などいろいろ理解しやすいのでは?[p135など]

    p129 炭酸飲料のふたを開けると泡が出る→ヘンリーの法則。

    ※やっぱり、常に水、そして水素(原子)が基準。科学は基準が大切。メートルはフランス革命のときだっけ?

    p119 ヘリウムの超流動

    p115 例)東京スカイツリーの地上階から最上階まで一気にあがると耳が痛くなる。→ボイルの法則によると、P×V=一定(気体の圧力Pと体積Vの積は一定)。したがって最上階の気圧は地上階より低いので、体積が増えて耳が痛くなる。

    p85 水素結合は弱い結合なのに強い力?→分子間力よりははるかに強い

    p75 高いエネルギーを持つ物質は小さいエネルギーになろうとする→安定な状態。※重心を低くすると倒れにくくなるのとおなじ

    p53 電子殻は内側から(エネルギーが低くて安定しているので)順に満たされていく。※3,4階(M、N殻)の満たされ方が複雑(8個まではすぐに満たされるが、次の2個は4階(N殻)に、次から戻って順次満たす)

    p43-48 束で考える(ダースなどの)→アボガドロ定数個(6.0×10の23乗個)=1mol
    ※水素原子の質量を基準
    例)炭素原子C1molで12g

    p28- 水素原子一個が直径200m程度とすると、原子核は直径1mm!!

  • 後半たまについてけないこともあったが前半はかなり分かりやすかった
    得るもの多かった まっさらな状態から始めると知らないことばかりだしかなり効率は良いのだなあ
    こういう基礎なしに科学本読んでも意義が減ぜられることを実感

  • 生活での物質の用途の説明が豊富

  • 完全真空では温度は意味をなさない。じゃあ宇宙空間の温度とは何か。ごくわずかなガスが存在するから温度があるのか。
    化学物質が遺伝子に与える障害を調べる方法を開発した米国エイムスは、天然物信仰は誤りであると指摘している。

  • これ一冊だとやっぱり分かりにくいかもです

  • ★★★☆☆

    高校化学をもう一度、という目的に最適。高校で習う化学を、内容をしぼって復讐できる。

    ただ、しっかりした教科書すぎて、検定済教科書との違いがはっきりしない。読み物としての面白さがもうすこしあると、もっと楽しく通読できると思う。

    それにしても、高校生ってこんなに難しいことやってるんだといまさら感心。

  • [ 内容 ]
    中学校理科の化学領域からでもスムースに入っていけるように、原子について丁寧にわかりやすく説明。
    具体的な物質をメインに据えながら説明し、物質にはくり返し化学式をつけている。
    読んでわかるから面白い!
    現代人に必須の科学的素養が身につく、検定外高校化学教科書。

    [ 目次 ]
    第1章 物質を作るおおもと-原子
    第2章 原子と原子の結びつき-化学結合
    第3章 物質の状態
    第4章 化学変化の仕組みといろいろな反応
    第5章 無機物質
    第6章 有機化合物
    第7章 高分子化合物
    第8章 人間と化学のかかわり

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

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    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

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    [ 参考となる書評 ]

  • 高校化学が嫌いだった人にこそ読んで欲しいです。
    受験とか試験とかの勉強という立場でなかったら、化学はもっとおもしろく説明できるはずなんです。
    そういう意味で「現代人のための検定外教科書」は的をついていますね

  • 高校のときの化学の先生が如何にカスだったか理解できる本。自分で勉強したほうがはるかに吸収できる。今思えば日本語しゃべれなかったからなぁ。。あのカバ。

  • いやー、おもしろいっすよ、化学。教養として。

  • 2007/6
    検定済みの化学の教科書と共に読む方がよいのではないだろうか。

  • 新書なのに意外なほどしっかりしてる!

  • 生物編と同時に購入。個人的には化学の方が、高校時代まじめに聞いていたようでとっつきやすい

  • 07/3/14

    理学研究科卒で高校レベルの理科を知らなかったらかっこ悪いなと思って読んだ本です。

    化学はもう大体が知ってたはずなんですけど、大概忘れてますね・・・。

  • そのまんま教科書。化学式、分子式、構造式…式だらけ!

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