生体電気信号とはなにか―神経とシナプスの科学 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062575232

作品紹介・あらすじ

生体はどのように情報を処理しているのか?18世紀末、イタリアの物理学者ガルバニによって世界で初めて生体電気が発見された。しかし、その精妙極まる生体電気の謎が解明されるまでには、150年以上の歳月を必要とした。本書は、生理学の第一人者として知られる著者が偉大な科学者たちの足跡をたどりながら、私たちの体を飛び交う生体電気の原理を解説した力作である。脳科学、神経生理学の研究者のみならず、生命科学に関心がある学生や社会人、必読の書。

感想・レビュー・書評

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  • 最近出版されたブルーバックス。
    神経について基礎から知りたいと思っていたところ
    丁度いい本が出たと思い購入。

    研究の歴史に沿って説明されており
    高校物理(特に活動電位の発生に関しては
    電磁気)と関連させながら
    理解できるので、
    神経細胞でおきる生体現象を
    物理現象として見ることが出来、
    神経細胞でおきていることの大局観を
    得ることが出来る。

    どのように科学者達は、
    神経細胞、神経細胞間に起きる現象を
    解明してきたか。
    具体的に、初心者にも分かりやすく
    書いてくれているのがうれしい。

    もちろん神経の細かい話には
    入っていかないが、
    初心者にはとても分かりやすい。

  • 061029

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著者プロフィール

帝京大学名誉教授

「2021年 『筋収縮の謎 研究の歴史とこれからの課題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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