皮膚感覚の不思議―「皮膚」と「心」の身体心理学 (ブルーバックス)

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著者 : 山口創
  • 講談社 (2006年10月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062575317

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皮膚感覚の不思議―「皮膚」と「心」の身体心理学 (ブルーバックス)の感想・レビュー・書評

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  • 五感の中でも他とは一線を画する「触感」を、生理学と心理学双方から追求する。触感とは何かという解説の後、「痛い」「痒い」「くすぐったい」「気持ちよい」というそれぞれの感覚の正体を探り、最後に心と触覚の関連についてまとめている。視覚・聴覚などは、センサー自体は精密だが、その刺激の評価は比較的単純だと思えるようになった。一方、触覚の方は、単純だが複数の刺激が、神経系で重層的に処理され、更に心理的なバイアスをかけて知覚されるという複雑さを持つ。音や映像と違って、なかなかデジタル化できない理由でもあり、まだまだ未解決の謎が多いようだ。生理学だけでは解けず、心理や社会性もかなり影響するようで、一人っ子よりも二人兄弟の方が痛みの訴えが強く、三人兄弟になるとそれが最大になるという。(これはわかる気がする)

  • 皮膚感覚について科学的説明を加えた本で、情報は少し古いが、皮膚で感じ取る五感についての説明は具体例も多くとても分かりやすい。
    そして、本文の最後で、触覚を育むことが、感受性豊かな心を育て、さらには自立的な心を確立するためには必要であり、人の痛みの分かる思いやりのある人間に育ててゆくことは大人の責任である。
    ということで、たくさんの大人の方に読んでいただきたい本である。

  • 触覚の仕組みと、心とのつながり。詳しく、それでいてわかりやすく書かれているため、入門書としてはとても便利です。また、現在の「視覚」文化から、古くからあった「触」文化を復権させることが、今起こっているストレスや精神疾患やらを解消する早道だと説く。著者は、「人」や「心」というものに重きを置いた考え方をしているが、猿の赤ん坊のように人も、代替品で十二分もしくはそれ以上の効果が出てしまった場合のことを考えてはくれなかった。そこのところだけが、「……あれ?」でした。

  • 皮膚は露出した脳である
    この一言に納得!!共に外胚葉から分化するし、非常に納得です。

    内容も理学療法士として参考になるような、痛みや心の関係など非常に参考になりました。

  • 良本。何度読み返しても勉強になる。

  • 痛み、かゆみ を生理学的な観点から

    また 機能形態学的な視点から話をすすめ

    データを交え 精神面の影響にまで

    展開している 皮膚領域に進もうとする方

    の入り口にはいいとおもう

  • ちょっと細部がむつかしい。


    まだ未知の部分が多いんだな
    やっぱり人間は不思議

    そういう不思議を色々教えてくれた


    触れるということと心
    触れることが育む心

    人は人に、環境に触れて成長するんだね

    そういうことが、科学的にかかれているのがおもしろかった。

  • [図書館]
    読了:2011/2/4

  • 面白かった

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