高校数学でわかる半導体の原理―電子の動きを知って理解しよう (ブルーバックス)
- 講談社 (2007年3月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062575454
作品紹介・あらすじ
半導体を理解するということは、半導体の中の電子の動きを理解することです。量子力学、電磁気学などのいっけん難解な半導体の動作原理を、高校レベルの基礎知識で、納得しながら理解できます。
感想・レビュー・書評
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549-T
閲覧新書 -
内容が充実している、がやはり専門的過ぎて少し重たい
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竹内先生の高校数学でわかるシリーズは好きでよく読んでいる。本書は私のこのあたりの勉強不足もあり最初はおもしろく読んでいたが途中で挫折。統計力学で勉強したマクスウェル・ボルツマン分布などが重要であることを改めて認識。以前はこのあたりのハードウェア的な話はあまり興味がなかったのだが、統計力学などの物理学の応用分野としておもしろそうだという興味は強く湧いてきた。
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図書館で借りた。数式が分からん
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半導体の原理について基礎からわかりやすく解説されています。
「高校数学で分かる」ということで、量子力学や固体物理が苦手でも読み進めることができるでしょう。
講義「半導体物性学」の教科書としても使えます。(マテリアル工学科)
配架場所:工4号館図書室
請求記号:15:N:01.00
◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら
https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2002386204&opkey=B151018683204039&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0 -
物性物理の入口。
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テレビのリモコンがこんな原理だったなんて!
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トランジスタの意味(整流、増幅、スイッチ)から始まって半導体の原理が数式と図式を通して、理解できた。「高校数学でわかる」シリーズの相変わらずの好著。
P59の状態数と状態密度の出し方が、通常の説明とは順序が逆になっているようで、理解が私には難しかった。具体的には、「あるエネルギー状態での電子状態の数を表す関数をN(E)とおくと、エネルギーの幅ΔEの間にある状態の数はN(E)・ΔEなので」の「N(E)・ΔEなので」が自明では無かった。