- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062575577
作品紹介・あらすじ
日本統計学会75周年記念推薦図書
画期的にわかりやすい!
身近な話題から統計の考え方を理解する!
視聴率はどこまで信頼できるの?
テスト成績の偏差値はどうやって計算するの?
要精密検査になった。私はガンの可能性が高い?
何人に出口調査すれば「当落予測」できる?
英語が得意な人は理系である!?
子供の身長を両親の身長から予測できる?
など、具体的な実例でわかりやすい「画期的統計入門」。
感想・レビュー・書評
-
やさしくない。
数式が中途半端に出てくるので、これならむしろベクトルの内積とかからガッツリ解説してもらったほうが理解しやすい。
末尾に「統計学の広がり」として、統計学のコンセプトみたいなことが書かれているが、わりと貴重に感じた。ただ計算・検定の手順を知るだけでは、実際に使いこなせないと思うからだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021年11月期展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00232972 -
統計学を勉強しなおしてみたいと思い、図書館で借りてみた。身近な話題を元に統計学の基礎的なことから解説してあるが、途中で挫折。いずれまた必要が生じたら読みなおそう。
-
標準誤差は、95%の確率で 1.96×√(P×(1-P)/n になる。
分散=(観測値ー平均値)の二乗の総和/データ数
その平方根が標準偏差=SD
相関係数
xとyの共分散=(xの測定値ーxの平均値)×
(yの測定値ーyの平均値)の総和/データ数
相関係数は、共分散/xの標準偏差×yの標準偏差
xとyの測定値から平均値を引いた平均偏差を各成分として持つベクトルを考えると、
共分散は、xとyの内積/データ数
標準偏差は、xの長さ/データ数の平方根、yの長さ/データ数の平方根
内積と長さの公式(x、y)=xの長さ×yの長さ×cosΘから
相関係数は、cosΘになる。
50人のクラスに同じ誕生日がいる確率は、みんながバラバラになる確率の余事象として求める。
365/365×364/365×363/365・・・(365-49)/365
=0.029、その余事象だから0.971.
乱数を用いて、1/4円の中に入る点の数を数えると円周率が求められる。
乱数を用いて窓口で待つ客数のシュミレーションができる。
標準化と偏差値
標準化はデータから平均値を引いて標準偏差で割る。
平均は0、標準偏差は1、になる。
偏差値は、平均を50、1標準偏差離れるとを10点を加減算して表す。
変動係数=標準偏差/平均値 バラツキの指標。平均が大きくなると標準偏差が大きくなるため、それを均す。
事後確率を求めるためのベイズの定理=検診でガンの疑いがある場合の実際にガンである確率。
標本から計算される量と確率変数によって定義される量との相違を理解すること。
P97 -
198円購入2018-01-17
-
事例が豊富で比較的わかりやすく解説されている良書。
記述統計から多変量解析まで広く浅くと言ったところ。
ただ「わかりやすい」と言えども数学からは逃れられないことを思い知らされる。 -
ぜんぜん、やさしくはありません。
-
仕事で簡単な統計作業が必要になったので、統計関係の本を続けて読みました。
この本は、統計の基本をしっかりと書いてくれています。
この度読んだ複数冊の中では、一番理解しやすい者でした。
ただし、エクセルで”すぐに実用的”に使いたいのであれば、他の本が良いです。 -
正規分布や確率論など基礎的な所から解説してあって,入門書として非常に良かった.
正直,後半の数学的な部分は完全には理解できなかったが,題材はテレビ番組の視聴率や共通一次試験の結果など日常的なものだったので面白い.
統計学がデータの取り方,解釈,予想,予想の妥当性を数学的に記述する学問であることが分かった.