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みんなの感想・レビュー・書評
数式を使わない入門書はどこか薄っぺらいが、本書は高校数学という道具を駆使して、学問の醍醐味を味合わせてくれる。 以下、復習 ・シャルルの法則:絶対零度の発見。気体の体積は温度に比例する。 ・PV=RT:ボイル・シャルルの法則 ・アボガドロ定数:6.02x10^23個:=の原子の質量=原子量(g) ・空気中の酸素濃度は21%だが、これが18%になると酸素欠乏症になる。 ・エネルギー保... 続きを読む »
1977年にノーベル賞を受賞した理論物理学者アンダーソンのことばが
More is different
であるそうだが、ド素人がこのようなものを理解するには、自分のなかでdifferentを起こすくらいの勢いの量の知識が必用に成ると思われる。また、このことばはその他物理以外のことでも言えそうな感じがする。物理以外のものでも質的転換が為されるほどの知識を貯えていきたいと思う。また社会全体にもあてはまるのであれば、インターネットで情報、知識が今まで以上にある世の中なので、何らかの質的変換があると期待したい。
熱・統計力学の入門として適した本。
特に熱力学は計算が丁寧なうえ分かりやすい例も多く、熱力学の実践的な理解に非常に役立った。
また、統計力学の等確率の原理やボーズアインシュタイン凝縮の説明はとても理解しやすかった。
しかし、エントロピーの概念や統計力学の分布関数の導入に関しては記述が少ない。
[ 内容 ] 熱力学と統計力学は、重要な物理学の分野です。 しかし「ちゃんと理解していない分野」の代表でもあります。 定義は簡単だけれど、もうひとつよく解からないエントロピー。 統計力学からエントロピーを導いたボルツマンの原理。 どことなく違和感を感じていた熱力学と統計力学を、納得して理解できるように解説します。 [ 目次 ] 第1章 天を目指す人々 第2章 夢のエンジン 第... 続きを読む »
授業の復習のために購入。210ページ(本編)で熱力学~統計力学のエッセンスを取り出しながら、最終的に、Boltzmannの原理を導出する。もう少し具体的に言うと、古典熱・統計力学におけるボイル・シャルルの法則から状態方程式、熱力学の3法則やエントロピーを扱い、気体分子運動論による統計力学に入っていく。
タイトルにもあるように、高校数学で基本的には構成されている。もちろん偏微分や1周積分など高校の分野を超えた記法もあるが、簡単な解説を付記してから書いてあるので、読む上では問題はない。が、やはり数Ⅰ・A・Ⅱ・Bのエッセンスを理解していないと、読むには少し厳しいだろう。
理系高校生が少し背伸びして熱・統計力学を学ぶためか理系大学生が授業の理解補助のために使うのがベストだと思う。






