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この作品からのみんなの引用
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私たちの住んでいるこの宇宙には、「はじまり」があったのだろうか?もし「はじまり」があったのなら、それはどのようなものだったのか?これらは、人類の歴史が始まったころから問われつづけている疑問です。かつては、これらの疑問に答えられるのは宗教や哲学しかないと考えられていました。あまりにも雲をつかむような話なので、科学では太刀打ちできないとされていたのです。
― 3ページ -
地上で確かめられた物理法則だけを使って、はるか昔の宇宙のはじまりについて予言したら、本当にその予言通りだった――。このことはつまり、物理学というものが地上の現象だけを説明するものではなく、宇宙全体を支配するような法則についての学問だということです。これは物理学の輝かしい勝利であり、私も物理学者の一人として非常に誇らしく思っています。
― 39ページ -
私たちの宇宙は、ある意味での「無」の状態から生まれました。無から誕生した宇宙は、インフレーションを起こして「火の玉」の宇宙になりました。その火の玉はどんどん大きくなり、大きくなるとともに温度が下がっていきます。すると中にあるガスがが固まってきて、インフレーションのときに仕込んだ構造の種(量子のゆらぎ)が次第に強くなり、銀河や銀河団が生まれ、現在の宇宙のようなものにまで成長する――現在、インフレーション理論が描き出している宇宙創生のグランドシナリオは、このようなものなのです。
― 78ページ
みんなの感想・レビュー・書評
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜 宇宙の誕生から終焉まで そしてマルチバースを予言! 宇宙は火の玉から始まったとするビッグバン理論では、特異点すなわち「神の一撃」を認めざるをえない。 物理学の言葉だけで宇宙創生を記述したい、という著者の願いがインフレーション理論を生み、現在では宇宙創生の標準理論として認知された。 その内容を万人が理解できるよう書かれた、もっとも平明なインフレーション理論の... 続きを読む »
宇宙モノと言えば故C・セーガン博士。博士の諸作には夢とロマンが溢れんばかりに詰っている。人生を変える一冊になった人も多いと聞く。但し、如何せん科学モノとしては内容が古い。これから宇宙論に関する本を読んで行こうと思うなら、先ずは同著者名が記された本の中から相対性理論、量子論、宇宙論を適当に選んで読めば良い。世界的宇宙物理学者にも関わらず、廉価かつ一般向きの本をこれだけ多く出版しているケースは珍しいのではないだろうか。研究が本業につき、完全な自著ではなく監修版も多いが【佐藤勝彦】の名前は安心ブランド外れなし!
第3週 1/25(水)~1/31/(火)
テーマ 宇宙の不思議
↓貸出状況確認はこちら↓
http://yamato.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?bibid=BB00172794&maxcnt=1000&listcnt=50
夜の読書ということで、布団の中で一章ずつ読むのにぴったりでした。中学生でもわかるように書かれたインフレーション理論のお話。神の一撃を避けるということ。人間原理を避けるということ。物理学の言葉で世界を記述できないかという試み。その行き着くところには数字の存在しない数式があるはずだ、という話が文系的には大変興味深く、夜のお話としてはとても楽しかった。お話文体に癒されながら読み進む至福の時間でした。
ビッグバンの前に何があったのかを議論するときに出てくるインフレーション理論だが、本人の言葉で書かれていて理解が深まった。
提唱者自ら解説するインフレーション理論の入門書。
ビッグバンよりも前、宇宙誕生の話。
宇宙の始まりは点ではなく球体のてっぺんのようなもの。
ゼロからではなく虚数時間から始まっているらしい。
きっと宇宙は理解できても、想像することはできないんだろう。
宇宙論はビックバンが常識だと思ってたのが、違うことに気づかされました。
宇宙論も進化してるのですね。
後半は少し難しくて(たぶんこれでもかなりわかりやすく書いてくれているとおもうが)消化不良の感じもあるけど、
全体的に新鮮だった。







