たんぱく質入門―どう作られ、どうはたらくのか (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062577304

作品紹介・あらすじ

「たんぱく質」は生物にとって最も重要な物質である。だからこそ私たちは毎日「たんぱく質」を食べるのだが、それは体内でどう分解されて、どう肉体に変化していくのだろうか?未解明なものも多いこの不思議な物質について、作られ方から構造、性質、遺伝や病気までわかりやすく解説。栄養学と生化学の両面からアプローチした新しい入門書。

感想・レビュー・書評

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  • たんぱく質に関して、栄養学的な面から説明したり、アミノ酸やDNAなど化学的な面から説明したり、一般にもわかりやすく解説している良書。

    「たんぱく質って何なのか」「必須アミノ酸って何」って基本的なところから「白身が固まる理由」「お酒に弱い人がいる遺伝的な理由」なども紹介している。

    専門用語も出てくるが、かなり細かいところまで説明してくれているので、中学~高校の化学をおぼろげに覚えていればある程度理解できる。
    ……と言ってみたものの、自分もしっかり理解できたのは7割ぐらいだと思う。

    とりあえず、万事はたんぱく質です。

  • これはいい本ですわ。
    ユーモアのある入門書は信頼できる。

  • 生命にとって必要不可欠な「たんぱく質」。その成り立ちや働きについて、栄養学と生化学の面から分かりやすく解説した本。

    随所に分かりやすい図が挟まれていて、とても読みやすかったです。個人的には、身近なたんぱく質への疑問に答えている第5章が興味深く、勉強になる部分が多かったです。

    高校生物、化学の内容では物足りなく感じている高校生にオススメの本だと思います。

  • たんぱく質に関して漠然としていた知識を、分かりやすい流れで知ることができた。PCRという単語も出てきて、化学、生物学に対する興味がとても湧く内容。

  • とてもわかりやすかった。他のタンパク質入門よりもこの本を咲きに読みたかった。

  • タンパク質の材料であるアミノ酸は20種類。
    必須アミノ酸は体内で作れないものは食事で取るしかない。
    内容は化学式を用いた本格的なたんぱく質の解説。

  • 初心者にもわかりやすい。

  • 2019年1月2日 1-1
    図書館で借りました。→購入
    P172 耳垢について

  • 名前はもちろん知っていると思いますが、どういう働きをしているのかは知らない方も多いのではないでしょうか。
    図も豊富で読みやすいです。

    理図書 464.2||Ta63 11898344

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著者プロフィール

武村政春(たけむら・まさはる)
東京理科大学教授。
巨大ウイルスの生態と進化にオタク的興味をもつ。
真核生物の起源にも多大なる興味。
現在は筋肉(筋トレは趣味ではなく、そのための単なる方法に過ぎない)にも大いなる興味をもっている。
もともとの専門は生化学とか分子生物学とか。
2001年細胞核ウイルス起源説を提唱。
2019年メドゥーサウイルスを発見。
出身は三重県津市。
1998年名古屋大学大学院医学研究科修了。
博士(医学)。

「2022年 『ウイルスの進化史を考える ~「巨大ウイルス」研究者がエヴィデンスを基に妄想ばなしを語ってみた~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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