理系のためのクラウド知的生産術―メール処理から論文執筆まで (ブルーバックス)
- 講談社 (2012年1月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062577533
感想・レビュー・書評
-
モバイルやネット環境(高速回線、モバイルルーター、iPhone、iPad、ノートPCなど)を手に入れて、クラウドサービス(Evernote、Dropbox、Googleサービスなど)を上手く利用しようという本。
論文制作に有用なサービスが幾つか紹介されていたが、私の作業にはあまり関係なく、特に新しい発見はありませんでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すでにやっていることがほとんどだったけど、スライドシェアサービスがあるのは知らなかった。
-
クラウドを使った「情報管理」の入門書。基本的なことがしっかり押さえられている。文章も分かりやすいし、ボリュームもコンパクトなので取っつきやすいだろう。これから「クラウド」な方向けの一冊。
書評エントリー:
<a href=\"http://rashita.net/blog/?p=7282\">【書評】『理系のためのクラウド知的生産術』(堀 正岳)</a>(R-style) -
現役研究者が教えるネット時代の「理系の仕事術」。クラウドサービスを使い、効果的な情報整理で研究の可能性を広げる活用法を紹介。
-
・メール検索の方法 from:送信者指定 など
・dropboxに論文を保存して、どこからでもアクセス可能に
・GTD(Getting Things Done)頭の中にあるタスクを書き出し、ネクストアクションが明確になるように整理する、頭の中を空っぽに」
・引用文献管理ソフトメンデレイの使用方法。 -
最近色々あって研究ができず引きこもりがちで自堕落な生活を送っている。久しぶりに本を読もうと思って欲しい本リストにあったこの本を読んでみた。Lifehacking.jpの人、研究者だったんだ。2011年に出たものだし、Google, Dropbox, Evernoteその他を使おうというだけの内容だけど、実際の研究に即している部分が参考になるのと、実は、最もためになったのは、全編にわたって通底している、時間節約への意識だった。今僕が研究に対して自信とやる気を失っているのは、ある大きな原因を除けば、時間的な余裕のなさもあったかもしれない。今後どのような道に進むにしても、時間を節約するためへの投資は惜しまないようにしたい。
息抜きに読んだつもりが、あとがきまで読んで今の自分へのメッセージにしかとらえられなくなった。なんだこれ。あとがきから二箇所引用。
http://booklog.jp/quote/569916
http://booklog.jp/quote/569917 -
【レポート・論文対策本特集】
資料ID:98110979
請求記号:081||B||1753
配置場所:工枚特集コーナー -
EvernoteやGmailは何年も使っているツールで機能面では知っているが、この本では無駄な時間をなくし時間を作るという観点で使い方というより、思考の整理術や検索方法を説明で分かりやすかった。またDropboxやリメンバー・ザ・ミルクというツールの存在を知ることができた。Dropboxと同じ考えのツールのマイクロソフトのOne Driveがあったことを思い出し、早速家のノートとデスクトップパソコンの同期ができるフォルダを作った。残念なのは一般的なセキュリティポリシのある会社ではこれが使えないことだ。
-
【目次】
第1章 クラウドサービスを使った仕事環境
第2章 メールに振り回されない環境をつくる
第3章 手間をかけない論文管理法
第4章 アイデアをなくさない情報整理法
第5章 クラウド上で論文を書く
第6章 時間も空間も超えるコラボレーション術
第7章 細かい時間を稼ぐテクニック集