- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062578189
作品紹介・あらすじ
「もっとも美しい公式」と呼ばれるオイラーの公式。美しいだけではなく、数学・工学のあらゆる分野に登場するスーパーな公式の物語。
感想・レビュー・書評
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物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
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最初はテイラー展開などが出てきて面食らいましたが、ちゃんと複素数と三角関数を結びつけてくれます。
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e,sinとcos、それらが虚数単位iで結びついた簡素で美しいオイラーの公式。「数学の至宝」とも言われるこの公式の発見の道筋と、すばらしい活躍を解説。
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会議前、京都駅地下の中型書店に立ち寄った。店員が新刊を並べていた。男性が女性に「オイラー」は売れるからと平積みを命じていた。つられて買ってしまった。けれど、これまた正解。ときどき数学が読みたくなる。物理出のはずなのだけれど、結局、電磁気の話になってついていけなくなった。けれど、逆にいうと、テイラー展開や微分・複素数の話からオイラーの公式まで、式を追いかけることができた。そのことに感動。もともと学生のときもなぜか複素解析だけは好きだったのだけれど、そのころの思いが再現された。そういえば、高校生のころ留学した先の教室には『eiπ+1=0』という式がはってあったように思う。解析学とコンピュータ数学でお世話になったMis.Engは、もっとも重要な数や文字が入った最も美しい式だと言っていた。そう言えば、上の式の覚え方だったかで、「いーの、いっぱい愛情」と書かれた本を、ずいぶん前に読んだ記憶がある。