小惑星探査機「はやぶさ2」の大挑戦 太陽系と生命の起源を探る壮大なミッション (ブルーバックス)
- 講談社 (2014年11月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062578875
作品紹介・あらすじ
世界が注目する日の丸プロジェクト、その全貌を徹底解説。プロジェクトマネージャー國中均教授はじめ研究者たちが語る開発秘話、驚きのエピソード満載。ベストセラー『小惑星探査機はやぶさの大冒険』著者渾身の科学ドキュメント!
「はやぶさ」で得た貴重な経験をもとに、「はやぶさ2」はいかに進化したのか。目指すは太陽系と生命の起源を解く鍵を握るC型小惑星「1999 JU3」。地球から3億キロメートル離れた小惑星へ総飛行距離52億キロメートル、往復6年にわたる宇宙の旅が始まる。
感想・レビュー・書評
-
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000057358
2020年12月、「はやぶさ2」が無事地球に帰還しました。こちらは、初代「はやぶさ」の果たした役割から「はやぶさ2」の担った役割まで、プロジェクトの全貌大公開!の1冊です。
静大IDでログインすれば、自宅からでも読むことができます。
【学外から利用するには(静大生のみ)】
1. ページ中央の「学認アカウントをお持ちの方はこちら」をクリック
2. 「所属機関の選択」で「静岡大学」を選択
3. 静大ID/パスワードを入力詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小惑星「イトカワ」からサンプルリターンを成功させた小惑星探査機「はやぶさ」は映画化もされるほど日本中を感動させたが、それに続くミッション「はやぶさ2」の関係者にプロジェクトの詳細を取材しまとめている。限られた予算内で最大限の成果をあげるべく努力している研究者には頭が下がる。長年プロジェクトの関係者に取材を続けてきた著者の、宇宙プロジェクトに対する熱い情熱も感じる。
「はやぶさ」が地球に持ち帰ったイトカワ由来のサンプルの研究成果を紹介している。 -
はやぶさ2、小惑星着陸成功!おめでとう!
はやぶさ2、小惑星「リュウグウ」へ2/22に着陸成功!
はやぶさ2のミッションを確認する一冊はこちら。 -
「はやぶさ2」はいかに進化したのか。地球から3億キロメートル離れた小惑星へ総飛行距離52億キロメートル、往復6年にわたる宇宙の旅が始まる!
-
はやぶさ2に関わっている人へのインタビュー集。俯瞰的な視点に乏しいのが残念だが、貴重な証言集であることは間違いない。前著に比べ、時期的に胸が熱くなる場面が少ないのは仕方がないが、書物としては、『はやぶさ2の真実』の方に軍配があがるか。
-
資料ID:98141198
請求記号:081||B||1887
配置場所:工枚普通図書 -
いよいよ打ち上げられた「はやぶさ2」。日本中が応援する小さな衛星の旅路をでっかい夢のつまった装置とともに紹介するこの一冊。本書の多くは、著者によるプロジェクトメンバーへの貴重なインタビューから構成されている。読者目線のインタビューが、はやぶさへの素朴な疑問に答えてくれるのがありがたい。さらに、前機「はやぶさ」プロジェクトの話題もふんだんに盛り込まれ、楽しめる。2020年までの長旅に出たはやぶさ2。その衛星に思いをはせて、地球と生命の起源をめぐる旅にでてみませんか。
(地球惑星科学科 B4)