理系のための 論理が伝わる文章術 実例で学ぶ読解・作成の手順 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
3.07
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本棚登録 : 111
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062579650

作品紹介・あらすじ

これまでの文章術に欠けていたもの。それは文章を書きはじめる前に必要な、「論理的に考える」作業です。この作業は文章を「読み取る」力とも密接にかかわっています。
本書では豊富な事例を用いて文章を完成させるまでの作業をマルゴト解説します。注意すべきポイント、作業の具体的な手順を覚えて、実践的な「文章の書き方」を身につけてください。

感想・レビュー・書評

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  • 電子書籍版はとても読みづらい
     新稲法子さんが「事実と意見の区別に関する本」としてブログですすめてゐたので、読んでみた。
     デザイン面でかなり読みづらかった。もう少し工夫してほしい。例文に対する説明の頁を読みながら、いちいち例文の頁と往復しなくてはならぬので、大変なストレスである。これは紙の方がいい。私はKindle版で読んだが、往復が面倒だし、PC以外だと表示がくづれる。
     まあ、内容は悪くはない。要旨読み取りのところはいささか機械的すぎるが、ひとつの指針にはならう。
     冒頭から小林秀雄の文章を分析して、根拠を明かにしないまま意見を述べてゐるにすぎない、論理的な文章ではないとしてゐて、痛快だった。
     著者は理科系といふより、どうやら日本史専門のやうだ。唐突に、古文の接続助詞「ば」で苦労したでせうと出てきたので、面喰らった。私は選択してゐないので苦労してゐない。

  • 東北大学附属図書館電子ブックへのリンク:
    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000057403?41

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  • 事実と意見はちがう

    全体を大きく捉えるには、文章全体の第1段落か最終段落に注目

    修飾語
    長いものほど先に、短い修飾語ほど後に

    頭活型
    →文章の第1段落を結論(理系ではこれが普通になりつつある)

  • んー?うん。 んー?

  • 自分はこれまで文章の書き方などがあまりわかっていなかった。この本は「論理的に考える」作業を取り入れて文章の読み取りや記述につなげる方法を学ぶ。まだ読んでいる途中だが、しっかりポイントをつかんでいきたい。

  • 要約をすることが大事なのは分かったけど、要約の仕方を書かれている本ってなくない?と思っていた。
    国語ゼミで結構触れられてるなとお思ってたけど、さらに詳しく書かれていた。
    最初から手順を追って要約の説明をしてくれている。
    とてもわかりやすかった。

  • 「理科系の作文技術」を読んだ上で、細部を補いたい、繋ぎを上手くなりたいと思って読んだ。

    予備校〜高校の現代文の授業といった感じで、「理科系の作文技術」よりは初段な雰囲気だった。

    ちょっと望んでいたものとは違ったかなぁ。本を良く読む人なら「理科系の作文技術」で事足りるかも。

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著者プロフィール

1951年兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部史学科日本史学専攻卒業。日本古代史(家族史)専攻。大阪大学外国語学部、関西大学文学部、神戸学院大学人文学部などの非常勤講師を歴任。著書に『日本古代の王位継承と親族』(岩田書院)、『日本古代の家族・親族』(岩田書院)、『女性と穢れの歴史』(塙書房)、『女帝の古代史』(講談社現代新書)、『理系のための論理が伝わる文章術』(講談社ブルーバックス)などがある。

「2021年 『男尊女卑 法の歴史と今後』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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