最澄と空海 日本仏教思想の誕生 (講談社選書メチエ)

  • 29人登録
  • 3.33評価
    • (1)
    • (2)
    • (1)
    • (2)
    • (0)
  • 3レビュー
著者 : 立川武蔵
  • 講談社 (1998年12月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062581455

最澄と空海 日本仏教思想の誕生 (講談社選書メチエ)の感想・レビュー・書評

  • 二人とも中国に留学して密教勉強したんだっけな、くらいで読んでたら思ったよりも仏教教理に突っ込んでたところも多くて、正直に言えばかなり読みづらかった。

    また、問題の立て方も分類そして対立項の整理というのを繰り返しておりかなり地味です。

    しかしながら、そうして抽出した日本仏教における初期のエートスは非常に魅力的である。以下に引用する。

    ”このような現代の精神状況は、しかし、われわれが「聖なるもの」を完全にあきらめねばならない、と告げているわけではない。世界を想像し、世界を超えた神の存在の弁証が困難となったとしても、そのようなかたちの神ではない「聖なるもの」の弁証は可能と思われる。仏教の伝統、とくに密教の伝統は「世界の聖化」の可能性を示すことによって、「聖なるもの」を弁償し続けてきた。”

    ここにあっては視点は宗教学の範疇からさらに遠くに届くまでになっているわけで、その点で著者に敬意を表したい。

  •  鎌倉仏教に多大な影響を与えた最澄(伝教大師)と空海(弘法大師)。同時代を生き、共に唐の国で学んだ二人は、仏教界に革命を起こす。空海はともかく、最澄がこれほど密教の影響を受けていた事実を私は知らなかった。

     <a href="http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20090109/p1" target="_blank">http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20090109/p1</a>

全3件中 1 - 3件を表示

最澄と空海 日本仏教思想の誕生 (講談社選書メチエ)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

最澄と空海 日本仏教思想の誕生 (講談社選書メチエ)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

最澄と空海 日本仏教思想の誕生 (講談社選書メチエ)を本棚に「積読」で登録しているひと

最澄と空海 日本仏教思想の誕生 (講談社選書メチエ)の作品紹介

804年。遣唐使船で、ともに超大国唐を目指した二学僧。運命は二人を、協力者からライバルへと変える。天台の「正統」理論を学び、日本仏教千年の礎を築いた最澄。勃興する「新思想」密教を学び、独創的な世界構造論を樹立した空海。二巨人が思索を重ねた「一念三千の哲学」「マンダラ理論」等を読み解き、「日本仏教」誕生の瞬間に迫る。

最澄と空海 日本仏教思想の誕生 (講談社選書メチエ)はこんな本です

最澄と空海 日本仏教思想の誕生 (講談社選書メチエ)の文庫

最澄と空海 日本仏教思想の誕生 (講談社選書メチエ)のKindle版

ツイートする