性と呪殺の密教 怪僧ドルジェタクの闇と光 (講談社選書メチエ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062582575

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  • この本面白い。
    チベット仏教の性的ヨーガと、呪殺という密教的要素について。
    それが日本にも伝わってきていて、宇宙と結びつく。

    なんというか、仏教的な世界は下手なファンタジーよりもおもしろい。

  • 密教は性と呪力に満ちている。光と闇、二つの世界を具有することの豊穣と危険。チベット仏教史上、最強にして最凶、密教僧ドルジェタクの生涯を通じ、宗教が内包する超絶的エネルギーの核心に迫る。

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著者プロフィール

一九五三年、神奈川県に生まれる。筑波大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター客員助教授、中京女子大学助教授などを経て、現在、慶應義塾大学非常勤講師。専門は宗教学(チベット・日本密教)で、とくに修行における心身変容や図像表現を研究。著書に『マンダラとは何か』(NHK出版)、『密教』(ちくま学芸文庫)、『はじめての宗教学』『お化けと森の宗教学』『千と千尋のスピリチュアルな世界』『カラーリング・マンダラ』『お坊さんのための仏教入門』(以上、春秋社)、『空海と密教美術』(角川選書)ほか多数。

「2019年 『密教の聖なる呪文 諸尊 真言 印 種字』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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