〈政事家〉大久保利通: 近代日本の設計者 (講談社選書メチエ 273)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062582735

作品紹介・あらすじ

「此れから先の事はとても駄目じゃ」。英国の富に衝撃を受け、欧米流国際政治の現実に直面した大久保利通。彼は、日本近代の針路をどこに定めたのか。ドイツか、それともイギリスか-。明治政府最高の政事家が体を張って描いた国家構想を捉え直す。

感想・レビュー・書評

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  • 明治維新の元勲、大久保利通の評伝。文書引用も多く、個人的には大久保利通評伝の中では良いものの一つと思っている。2003年刊行。著者は国士舘大学教授。

  • 大久保利通の評伝。江藤新平斬首の件や士族への過酷な処分で冷酷な専制政治家と評されることのある大久保像に対し、それらにはそれなりの理由があることを解説し、単なる無慈悲な人物ではないことを指摘している。

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著者プロフィール

1952年生まれ、国士舘大学文学部教授

「2010年 『小野梓と自由民権』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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