夢の分析 (講談社選書メチエ)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062583190

作品紹介・あらすじ

夢は「意味されるもの」の現前なのか、内面を解釈するものなのか-。海に落ちて沈んでいく夢、仕切りのないトイレの夢の分析から立ち現れる内面性と超越性の対立。古代から現代に至る人々の夢を辿りつつ、近代的な主体の誕生を読む。

感想・レビュー・書評

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  • フロイト=近代、ユング=古代を大きな枠組みとしながら、時代の変遷から、「人間」のあり方をあぶり出した好著。

    夢が題材だからか、何度も呑み込まれた。とてつもない感じを味わった。

  • 請求記号:146.1/Ka 図書ID:00184230

  • とても面白い。イメージにある程度興味や理解がある人向け。

  • 読んでいて、おもしろそうでおもしろくならないという微妙な感じ。

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著者プロフィール

川嵜克哲(かわさき よしあき)
1959年生まれ。1983年,京都大学教育学部卒業。1989年,京都大学教育学部大学院博士後期課程修了。現在,学習院大学教授。著書『風景構成法の文法と解釈』(福村出版),『夢の分析――生成する〈私〉の根源』(講談社)。編著『セラピストは夢をどうとらえるか』『風景構成法の事例と展開』(いずれも誠信書房)。

「2020年 『エセンシャル・ユング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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