- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062584111
作品紹介・あらすじ
米を主食とする「われわれ」のルーツはどこか。長江下流→山東半島→朝鮮南西部→北九州。舟を操り稲作とともに漁撈を生業とする「越」系の人びとにその鍵はある。イネ学に加え、考古学・言語学の最新の成果を渉猟し、「日本人」成立の過程を総合的に描く。
感想・レビュー・書評
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稲作渡来民―「日本人」成立の謎に迫る (講談社選書メチエ 411)
(和書)2011年01月02日 01:08
池橋 宏 講談社 2008年4月
柄谷行人さんの書評で読んでみきることにしました。
稲作渡来民という見方が中国・朝鮮との繋がり、そして稲作という技術の伝来が書かれていて面白いところでした。
稲作というものへの飛躍はそう簡単にはできない。だが、その技術の伝来と言語、人の交通などとても興味深く面白く有益な視点を教えて貰ったと思う。 -
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この著者さん、おそらく基本的な部分は抑えているみたいだけど、ある程度学説的に合意取れてる部分、留保がつく部分、仮説の段階の部分をひとまとめに、私はこう思うで通しちゃっているから評価はしづらい
とりあえず大まかな部分で反対はないものの、編集はもう少し仕事をすべき -
[ 内容 ]
米を主食とする「われわれ」のルーツはどこか。
長江下流→山東半島→朝鮮南西部→北九州。
舟を操り稲作とともに漁撈を生業とする「越」系の人びとにその鍵はある。
イネ学に加え、考古学・言語学の最新の成果を渉猟し、「日本人」成立の過程を総合的に描く。
[ 目次 ]
第1章 弥生文化はどこから来たか
第2章 朝鮮半島の稲作渡来民
第3章 稲作渡来民の舟と航海
第4章 稲作渡来民はどこに定着したか
第5章 日本人の中の渡来民
第6章 渡来民によって日本語はどう変わったか
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