丸山眞男を読みなおす (講談社選書メチエ)

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著者 : 田中久文
  • 講談社 (2009年3月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062584357

丸山眞男を読みなおす (講談社選書メチエ)の感想・レビュー・書評

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  •  日本の「主体性」の思想を福沢諭吉の思想や武士の道徳的な慣習などから語られており、大変興味深かった。

     「福沢諭吉の哲学」も読んでみます。

  • 丸山真男の思想を概観したいと思い読んでみた。

    著者は日本の思想史を専門にしているようで、京都学派との関わり合いなども含めて、丸山の生涯を上手にリンクしながら、主要となる思想を紹介していると感じた。

    前半は、主体や国家、自由やナショナリズム、原型などの思想を紹介しながら後半につなげている。後半は、60年代の東大の講義を中心に、天皇制、武士道などの指導、仏教やキリスト教、近世思想などを入れながら、日本の思想を明らかにしていく。

    類書を読んだわけではないが、岩波新書の「日本の思想」を中心にしているのではなく、90年代に発刊された講義録を中心にしている。その意味では、講義録で丸山が何を明らかにしようとしたかを理解することができると思った。

  • 丸山真男の業績を概観するために読む。

    主要著作の内容を年代順にまとめているほか、刊行されている東大での講義録も参照しながら、丸山の生涯と思想の変遷を追う。

    平凡社ライブラリーの「丸山眞男セレクション」で、「軍国主義者の精神形態」や「超国家主義の論理と心理」など、有名論文は読んでいたが、「古層論」など、日本文化の特徴を知る上で参考になる考え方も手際よく説明されている。

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丸山眞男を読みなおす (講談社選書メチエ)の作品紹介

丸山眞男は西洋近代至上主義者・国民国家至上主義者だったのか。丸山が「主体性」論で追究しようとしていたものは何か。著作、講義録をいま一度丁寧に読みなおし、「他者感覚」「自己内対話」など新たな視点から、誤解されがちな丸山思想の可能性を探る。

丸山眞男を読みなおす (講談社選書メチエ)はこんな本です

丸山眞男を読みなおす (講談社選書メチエ)のKindle版

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