子供の哲学 産まれるものとしての身体 (講談社選書メチエ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062585415

感想・レビュー・書評

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  • 「」付きの言葉が頻出してよく頭がこんがらがったけど、そういう箇所でもゆっくり読めばよくわかった。
    画期的な論考(らしい)にもかかわらず感覚的に知ってる内容だと思えたのは、いくつかのフィクションで似たようなメッセージに触れたことがあるから。
    なかでも真っ先に思い浮かんだのは『火の鳥』で、あの「永遠に生きる」イメージを補助線にすることで、途中かなり抽象化される「他者」の議論にもついていきやすくなったと思う。手塚治虫すごい。

著者プロフィール

檜垣 立哉 1964年生。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学。大阪大学名誉教授、専修大学文学部教授。哲学・現代思想。著書に『生命と身体』(勁草書房)、『日本近代思想論』『ヴィータ・テクニカ』(青土社)、『バロックの哲学』(岩波書店)、『日本哲学原論序説』(人文書院)、『ベルクソンの哲学』『西田幾多郎の生命哲学』(講談社学術文庫)、『哲学者がみた日本競馬』(教育評論社)、監訳書にN.ローズ『生そのものの政治学』(法政大学出版局)ほか。

「2023年 『ニューロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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