相談しがいのある人になる 1時間で相手を勇気づける方法 (こころライブラリー)

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著者 : 下園壮太
  • 講談社 (2008年4月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062594912

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相談しがいのある人になる 1時間で相手を勇気づける方法 (こころライブラリー)の感想・レビュー・書評

  • 読むまでは、ナメテました。

    『コミュニオン』とか、『こころの対話25のルール』と同じ本だろうと。

    違いました。

    実践的です。

    すばらしくいい本だと思います。

    相談場面こそ、現代ではとても難しくなった深い人間関係や信頼関係を築くチャンスだと考え、

    プロでも失敗するのだから、がんばってスキルを身につけましょうというスタンス。

    これが、またいいです。

    そして、話も具体的。

    相談場面を3段階に分けて、それぞれに使う言葉も具体的に書かれてます。

    しかも、難しくありません。

    これだけ心がければ、確実に会話は変わると思える内容です。

    こういうコミュニケーションスキルを磨いていきたいもんです。



    以下、メモ。

    ________________________________________

    問題解決志向のアプローチには限界がある。

    いわゆる、質問に答えるだけの『5分間相談』は「悩みの深い相談者」には、十分な効果を上げることができません。

    相談を持ちかける人の、3つの層
    ?普通の悩み
    ?悩みモード
    ?うつ状態

    誰かから改まって「相談」を持ちかけられたら、一見そうは見えなくても、悩みはかなり深いと思って対応したほうがよい

    人にはピンチになったら自分の苦しさを表現したいという欲求が組み込まれている。

    自分のピンチが仲間に伝わった。その瞬間に大きな安心を感じることができる。

    「自分がピンチだとわかってくれている人がいる」そう感じるだけで、再び闘う力がわいてくる。

    コミュニケーションでは、自分の思った通りに相手が受け取ってくれない場合がある。それを『裏メッセージに取られる』という。

    1時間相談法は、とくに女性の悩みを支援するときに効果的。

    悩みの深い相談者にうまく対応するには、1時間相談法で臨む。
    1時間相談法では、「がんばれ」系メッセージを与える前に、まず「守ってやるよ」系メッセージを与える。

    まず、溺れている人には「浮き輪を投げる」

    「1時間相談法」3つのステップ
    ?「相談者の味方になる」段階
    ?「自信を取り戻させる」段階
    ?「解決のヒントを与える」段階

    5分間相談法との違いは、「相談者の頭を働かせる」ということ。


          ステップ1「相談者の味方になる」

    メッセージ0 「それはたいへんだ」
     初めに行うのは、相談内容に対して「大変な問題だ」と言ってあげること

    メッセージ1 「苦しかったね」
     人に相談しなければならないほど落ち込んだとき、ポジティブ・シンキングの考え方は、もっとも重要な「苦しかったね」メッセージを否定してしまう。

    メッセージ2 「よくがんばっているね」

       メッセージの与え方
     まず、30分、徹底的に聞く。
      自分の意見を言わない。自分の経験談、自分の価値観、具体的な解決策やアイデアの提示を30分間控える。
      質問や要約は多様する。もし、話し始めようとするタイミングが重なった場合、必ず譲る。
     なぜ、相談者はそう感じるのか、そう考えるのか、その過程かを相談者から教えてもらうというつもりで聞き続ける。

      30分聞き続けるためのテクニック
     ?相手の話に合わせて小さくうなづく。時折大きく飲み込むようにうなづく。
     ?発言するときは、必ず、相手がこれまで何を言ったのか、そのことを繰り返してから、発言する。
       要約なしで質問を続けていくと、どうしても非難の調子のこもった尋問調のリズムになってしまう。1つ1つの質問の前に要約を入れることによって、このリズムに陥らないようにすることができる。
     ?要約・質... 続きを読む

  • カウンセリングを勉強している中で、「相談しやすい」とは言われるものの、もう一歩、「相談しがいがある」というところまでいっていない気がしている。そんな時、偶然、図書館でこの本を見つけて借りてみた。

    中身は、たしかにカウンセリングの理論に則った短時間の相談になっており、うまく書かれているなーと思う。
    簡単でわかりやすいため、家族のため、部下のため、友達のために読んでみると人間関係がスムーズにいくような気がする。
    私自身は、短時間で相談をされるというより、少しでも時間をかけて傾聴をし、自己理解を深めた上で自分で解決策を見つけてもらう。ことを目指す勉強をしているため、時間を区切っての書き方に違うなーという思いを感じたので、評価を普通にさせていただいた。

  • これは素晴らしい本!カウンセリングの勉強をしている人にとっては最高に参考になると思う。カウンセリングの勉強をしていないという人にとっても日常の上司と部下の間、夫婦間、友達との間で活かせることが盛り沢山。これは買いの本ですね!

  • いつも相手の話を遮っちゃう、どうやって話を聞いていいのかまったくわからない、相談される時って、自分の意見を言わず、ただ共感すればいいと聞くけど、それって具体的にどうやってすればいいの?という方にお勧め。

    私は正直、すっ飛ばして読んだ。

    おそらくよく相談される人、は読まなくていい本。

  • 著者は陸上自衛隊で自衛官のカウンセリングを担当する心理カウンセラー。
    相談を受ける際のテクニックについて、抽象的な技術論ではなく、かなり具体的な方法をおりまぜて書かれている。

    相手に何かしらのアドバイスを与えるよりも、まず聞くことが重要で、場合によっては「聞く」ことだけで解決につながることもあるとのこと。

    日常的なシーンですぐに応用できそうな実践例も多数紹介されており読みやすい。良書。

  • 相談の受け方の説明が実に実践的でわかりやすいです

  • 具体的。なるほどと納得しやすい。

    俺はアドバイスがおもいついちゃうから、ホント要注意だな。

  • 自分の辛さを理解してくれる人がいると思えたら、人はまた闘う力が湧いてくると著者は言います。
    会話の中でフィードバックができるとスパークすると言った内容の実践的な、だけど単にテクニックを語っているだけではないところにプロのカウンセラーとして経験を積み重ねてきた人の言葉として深く響くものがあります。

  • 本人を支える家族を支えるためには
    何が必要かな

    答えは、皆さん自分の中にもっているから
    今困っている人に必要なものは
    こちらの意見ではないのかもしれませんね

  • 「日経ヘルス」での連載で著者の名前は知っていておもしろそうだと思ったけれど、やはり借りるのは少しためらったタイトル。ただ、意外におもしろかった。単なる相談にとどまらず、接客・対人関係にも参考になると思う。
    悩みがあり相談する人を3つに分け、それらの対応の違い、またどのように対応するかについて詳しく、実践的に説明している。「普通の悩み」と「悩みの深い」場合(悩みの種類ではなく、相談者の精神状態による)によって、アプローチの違いがあり、「悩みが深い」場合はアドバイス「こうしたらいいよ」や励ましがかえってその人を傷つけたりするというのはなるほどそういうことだったのかと思った。
    自分自身が言語化していないだけで、似てることを意識的にやっていたことに気がついた。特にメッセージの部分。何を言うかではなく、何を伝えたいかで言葉を選ぶことの大事さ。もちろん言葉だけじゃなく、態度や対応が重要なのだけど、言葉だけで勘違いや感情のトラブルが発生することは多々ある。だから、極論的には伝えたいこととは正反対の言葉じゃないと伝わらないことだってあると思う。あと、わたしの場合この本に書かれているような「支援者癖」は気を抜くとすぐ顔を出すので(前よりはマシになったけど)気をつけねばと思った。

  • 「陸上自衛隊初の心理幹部」という肩書が気になって読んでみた。なるほど、実践に強そうな人だ。カウンセリングは一歩間違うと、理論の迷宮に入り込んでどんどんクライアントから離れてゆく傾向がある。

     <a href="http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20090930/p2" target="_blank">http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20090930/p2</a>

  • おすすめです。
    人の話を聞くということの大切さがわかります。

    カウンセラーが書いた本なので、「カウンセリング技術」に分類しましたが、会話術としても役立つ本だと思います。 つまり、親子や夫婦、恋人、友人知人様々な人間関係で、相談を受けることが誰でもあると思うのです、そんなときに、この本の内容は確実に役立ちます。

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