発達障害 うちの子、人づきあい だいじょーぶ!? (こころライブラリー)
- 講談社 (2016年7月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062597159
作品紹介・あらすじ
友達、恋愛、夫婦関係……発達障害の人は、どうしてる?
発達障害の人は人間関係で悩みを抱えがちです。
どんな問題が待ち受けているのか?
なぜうまくいかないのか?
どうすれば解決できるのか?
この本が役に立ちます。
当事者のリアルな悩みから支援機関の活動、
そして当事者自身が考えた、独自の対策まで。
マンガでわかりやすくまとめました。
【本書の特徴】
◎友達から夫婦まで、成長にともなう人間関係の変化を見とおせる初めての本
◎マンガだから、文字が苦手な人もスラスラ読める!
◎全編取材にもとづいたノンフィクション(現場で得た声だけで構成されています)
◎子どもへの教育から恋愛事情、夫婦関係まで幅広くカバー
◎困り事の解決に役立つヒントが満載!
・自己評価を下げない「おふだ」の考え方
・循環型の思考
・統計の発想
など、当事者自身が考案した独自の対策の数々を紹介
◎現場の支援者によるコラムもスゴイ!
感想・レビュー・書評
-
不安定になってしまった心を落ち着かせるために言葉を出してみる。
でもその言葉が「死にたい」だったりする。
それは本人にとっては吐き出すために出してる言葉なんだけど、それが周りに与える影響は計り知れなくて、そう簡単には言えない。溜まってゆく。
リアルで言うわけにはいかなくて、ネットで言ったりする。
でもそれもまた、だんだん言えなくなってくる。周りへの影響が強すぎて。
じゃあ、独り言でいいのか、チラシの裏でいいのか。
多分いいんだと思う。
いいんだと思うけど、それで心が落ち着くかはまた別で。
多分この辺りにはまた別の問題があるんだろう。
人付き合い。
とてもできる気がしない。だけど人付き合いこそが要みたいな仕事して、仕事のほかも人と関わる活動してたりする。
多分この本で言う、レイヤーを自分にかけてるんだとおもう。
その自分と実際の自分のギャップがとてもつらくなることがある。
だから親密な関係になればなるほど、そのレイヤーが剥がれる機会が多くなっていく。
そうすると、また失敗して、人間関係が壊れたりして。
だんだん怖いが先に立つ。
何も言えなくなる。
難しいよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
発達障害を抱えた大人の取り組みのマンガ。
人間関係には空手などの武道がよい。 -
面白かった。ただしタイトルの「うちの子」はほとんど出演せず。
-
2016/9/18
「定型発達の人への配慮」が出来ること
というのが印象的。
「定型発達の人→発達障害の人への配慮」を「待つ」だけではなく、「発達障害の人→定型発達の人への配慮」を「する」子に育てたい。お互いがお互いの苦手を補い合うこと。 -
すごくよかった。これ、友だちに読んでもらいたい。コミックエッセイだから、気軽に読んでもらえそうで、少しでも私のことも理解してくれそう。
タイトルに「うちの子」とあるけど、子どもの内容ではないです。
かなしろさんの子どもへの思いから、成人当事者のことが書いてあるので、
しかも具体的にできることがわかりやすく、
「うちの子」というタイトルだけ見てスルーするともったいないです。
ツイッターでもよく見かけるまみあなねこさんのところ、とても参考になります。
アスパラガス行ってみたいなー。