花と龍 上 (文庫コレクション大衆文学館 ひ 1-1)

著者 : 火野葦平

• 講談社 (1996年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[マタンさんの感想 · 2012年4月18日]

男と女、やがて二人はつながり、
夫婦となります。
男気あふれる男。
そして男勝りな女。

しかし彼らも例外なく
地域のさまざまな運命の渦に巻き込まれていきます。
そして男はやがて組を任され…

任侠ものだけれども
男は怖い奴ではないです。
珍しい作品かな。そういう点で。

[もりさんの感想 · 2009年6月9日]

2009/6/8購入

著者プロフィール

1907年１月、福岡県若松市生まれ。本名、玉井勝則。
早稲田大学文学部英文科中退。
1937年９月、陸軍伍長として召集される。
1938年『糞尿譚』で第6回芥川賞受賞。このため中支派遣軍報道部に転属となり、以後、アジア・太平洋各地の戦線に従軍。
1960年１月23日、死去（自死）

「2016年 『青春の岐路 火野葦平戦争文学選 別巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」