ああ玉杯に花うけて,少年賛歌 (文庫コレクション大衆文学館 さ 4-1)
- 講談社 (1997年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062620963
感想・レビュー・書評
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青空文庫にて。王道少年漫画のようでした。阪井良かったねえ...それにひきかえ手塚このやろうwww
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20120724読み終わった(青空文庫)
熱い! -
いかにも昔のお話です。起きたとたんに今日も元気だ、誰を殴ろう誰を蹴ろうって考える子供が現実にいたのだろうか、ちょっと疑問。もしいたとすれば、教育の大切さを感じますねwww
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現代の熱血少年漫画のような王道シナリオを確立した小説だということで読んだのですが、中々に強烈で度々「いくらなんでもこれは…」と驚いてしまいました。
内容自体は読んでいて恥ずかしいくらいの改心と友情の話で、個人的にはこういったお話は大好きなので全体としては面白かったです。
千三と光一の互いに尊敬しつつも馴れ合わない友情が、なんとも青臭くさっぱりとしていて印象的でした。
星四つつけたいくらいには気に入ったのですが、時代背景的にどうしても今の自分には根底として理解というか共感できない部分があったのと(この時代はこうだったとしてもやはり強烈すぎる)、いくら悪役の同級生設定だとしても悪戯やからかいが子供の範疇を越えて犯罪じみていてやり過ぎだと思ったので星三つで。
もう大人になってしまった自分が読むと「ああいかにも教育者が子供に読ませたい話だなあ」と苦笑しつつも割り切って楽しんでしまえるのですが、これを本当に小学生くらいの時に読んだらどう思っただろう。
当時は大人気だったみたいなので、いつの時代も熱血少年は親しまれるということでしょうか。
男子二人の友情劇が好きな私としては、お気に入りの一冊に確定です。 -
浦和中学が舞台とは、驚きました、当時の男子学生とは・・・
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佐藤愛子さんの「血族」を読んで、興味を持ったので紅緑氏の本を読んだ。
軍国少年が描かれている。
しかし、立派な軍国少年を描く紅緑の私生活が荒れていたのは皮肉だ。