李歐 (講談社文庫)

  • 3418人登録
  • 3.84評価
    • (611)
    • (455)
    • (789)
    • (41)
    • (13)
  • 536レビュー
著者 : 高村薫
  • 講談社 (1999年2月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (522ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062630115

李歐 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 李歐が素敵すぎて、お気に入りの一冊です。
    でも分厚くてなかなか友達に勧められない。

    いつ出るのかハラハラしながら読んでたら、工場のところで号泣してしまい、電車の中だったので困りました。桜が切ない。
    実は主人公は幼少期から巻き込まれていたことに驚きながら、ドンドン進んでく感じが好きです。
    ところどころでてくる、銃の構造には精密すぎて真面目すぎて何のウィキペディアを読んでるんだと思って飛ばしたこともあったのが申し訳ないけど…。
    あの時あぁだったら、こうだったらが複雑に噛み違いながら歯車みたいになっていて読み応えありすぎます。

  • 華やかな香りがむせ返るような、主人公が際立つ作品。美しいです。

  • 話は抽象的な気もした
    さくさく読めて面白かった
    リメイク前のものも読んでみたい
    5000本の桜
    爆発は無理やり感はあった ような 気も

  • わが手に拳銃をの改訂
    話は最後のほうは違っている
    どちらも好きだ

  • 壮大な恋の物語。
    これ、ラブストーリーですよね??
    殺し屋に一目惚れした主人公が万難を排して恋を成就する話し。
    晴子の後に読んだので、ピカレスクな内容にも関わらず、表紙の桜色のように「キラキラ」かつ「フワフワ」した印象を受けた。

    広大な大陸の情景と、大阪の繁華街&裏通りの饐えた臭いがリアルに思い出される、著者の描写は秀逸だと思います。
    拳銃の構造に魅かれる主人公の心理も、ものすごく理解できたり。殺傷する道具としてではなく、拳銃の造形と構造に魅かれる。

    原口組長がお気に入りかな。

  • なんというか平凡な主人公にずば抜けて魅力的な相棒?がいる感じ。それぞれに違う社会生活を営んでいるのにその世界は時折交差する。不思議な感覚で読み進むのが楽しかった。
    エキセントリックかつ、地味~な生活臭さと常に相反するものなのに魂が寄り添っている。
    二人のキャラクターがそれぞれに素敵。
    退屈しない一冊。たまに妙にドキドキさせられて『まったくもお』とひとりごとが出てしまう本だった。

  • 疾走感は好きだったが、それ以外であまり残っていない。

  • 久々に面白かった
    高村薫

  • 暗くて重い話だ。 
    読むのにかなりの集中力を要します。

    この人の本は何冊か読んだけれど、人の薄暗い情念や、鬱屈とした感情を描かせたらピカイチだと思います。

    抽象的な話になりますが、薄暗い部屋の様な小説です。

  • 読後感が気持ちよかった。李歐のキャラクターがすごく魅力的だと思う。

  • 長い…読みずらい…
    ドキドキとか続きが気になる感じがなかったからずっとただ単調に読んでた感じ。

  • 「李歐」好きだって言うのがほんとうに恥ずかしい。恥ずかしいというか照れるというか桜色の表紙とかほんとうに恥ずかしい。照れる。李歐がかっこうよすぎるのがいけないと思います。

  • 我が手に拳銃をより分かりやすく滑らか。しかし2冊続けて読むには、何十年もまた振り返らなきゃやならないので疲れた。ラストはこちらの方が好き。2人のお父さんを持った子供がどんな生き方をするのか興味あるなー!迫力のある満開の桜が印象的で感傷深い。

  • 桜を見るたびに思い出す。
    是非!

  • My love knows no bounds for this book. So deal with it. (笑うところです)

  • なにかとビックリしながら読んだ思い出が。
    面白かったです。

  • 李歐のかっこよさにただひたすらにしびれるというか、そんな印象が残った話でした。
    BANANA FISHのアッシュだったり、No.6のネズミだったり…。
    そんな雰囲気を感じさせたというか。
    時代背景をもっと知っていればもっと違う感動があったのかもしれないなぁとも思う。
    ベトナム戦争の頃や香港返還とかの時期あまりにも自分は子供過ぎたので、その頃の空気みたいなものを肌で感じてるのとはまた違うのだと思う。
    でも「降りてこいよ!」の部分を読み返すとその後の事がわかっているだけにちょっと涙ぐんでしまった。
    わが手に拳銃をも読む。

  • 路地裏で舞踊を踊ったり、ジャングルで突然全裸になって白い肌をさらしてスコールに打たれたりする李歐の意味の分からないかっこよさにオレの心臓が妊娠しちゃいます。

  • 「わが手に拳銃を」を下敷きに92年に書き下ろされたモノ
    「平凡なアルバイト学生だった吉田一彰は・・」と本の紹介にあるが
    大阪にある偏差値の高い某国立大学工学部に通い、夜はボーイのアルバイト
    そして、文学部の女性助教授と不倫関係
    これのどこが平凡なんだぁ?
    ともに22歳で出会った”李歐”の人生に比べたら、平凡なのかな?

    綺麗な北京語を話すことから、知識階層で育ったと一彰に思わせる李歐は
    一瞬で何人もの人間を拳銃で亡きものにしてしまう男でもある

    たぶん、1954年生まれのふたり
    60年代、中国では文化大革命があり、
    知識層に属していた家庭の李歐の子供時代は、想像もつかないような悲惨なモノだった・・

    出会って、多くを話した訳ではない
    それでも「いつか大陸に来い!」の言葉を残し
    お互い直接話すことも、手紙もやり取りもなく15年の月日が流れる

    ただ漫然と流れた月日ではない

    15年後、李歐は誰も手をつけていない土地に
    農業を中心とした一大コミュニティを作っていた

    桜の木をたくさん植えて・・
    出会った頃、町工場で見た桜・・一彰が好きだった桜を何千本も植えて・・

    中国は日本ほど、桜に馴染みはないはず・・中国と言えば牡丹だよね?

    珍しくハッピーエンド・・かな?

    15年前、洪湖水呀,浪呀麽浪打浪啊 ♪と歌いながら舞った李歐は
    時を経て、5000本の桜を一彰と見ながら、昔と同じ様に、舞い、歌った^^



    この歌、調べてみると、元は湖北民謡だったらしいが・・
    歌詞の途中に「共產黨的・・」って言葉が出てくる
    戦前、戦中の日本みたいだね

    調べなきゃ良かったと・・ウンザリ(^^ゞ

    今、中国に対する感情はイロイロあると思うが
    日本にはない、広大な大陸、文化は尊重するべきだと思ってる


    極めて、BL的ですねぇ(^^ゞ
    同人誌とかこの本が出た頃あったんじゃないか?と想像出来る^^;

    相手が男であれ女であれ、15年の歳月を経ても心から出ていかない人
    そんな人に出会ったことは幸せなんじゃ?

  • 何度目の再読かな。

    何度読んでも息苦しい。

  • 案の定李歐に惚れました。難しい内容で十分理解できなかったところがあるので再読したいです。

  • 李歐がNo.6のネズミにかぶってしか見えなくて、頭の中のビジュアルは完璧にネズミでした。

全536件中 51 - 75件を表示
ツイートする