李歐 (講談社文庫)

  • 3443人登録
  • 3.84評価
    • (615)
    • (456)
    • (791)
    • (41)
    • (13)
  • 538レビュー
著者 : 高村薫
  • 講談社 (1999年2月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (522ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062630115

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
荻原 規子
宮部 みゆき
あさの あつこ
有効な右矢印 無効な右矢印

李歐 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 高村さんの小説はこれが一番好き
    これ読むの4回目かな。もう泣かなくなった。

  • 惚れたって言えよ――。美貌の殺し屋は言った。その名は李歐。平凡なアルバイト学生だった吉田一彰は、その日、運命に出会った。ともに二十二歳。しかし、二人が見た大陸の夢は遠く厳しく、十五の月日が二つの魂をひきさいた。
    『わが手に拳銃を』を下敷にしてあらたに書き下ろす美しく壮大な青春の物語。

    文体は好みじゃなかった。
    一彰と李歐の、互いを想いあう気持ちが長く続いたのが凄い。友情とも愛情とも言えない感じ。

  • “李歐よ 君は大陸の覇者になれ ぼくは君の夢を見るから”

    という帯付きで売られた居たこの本。
    なんたって帯が良い!
    そしてその帯に惹かれて読み始めたら、中身も良い!!
    作品の世界観にグイグイ引き込まれてしまいました。
    内容的には重いですが、高村薫はこの本で好きになりました。

  • これは凄い!!

    本当におすすめです♪

    これを読んでからというもの

    桜が大好きになりました❤

  • 正直なところ、文章が非常に読みづらい。
    銃の組み立てなどの専門的な箇所が読みにくいのはある程度仕方ないとしても(書き手次第で全く知識のない者でもするするわかるように書ける方もいらっしゃいますが)、通常の物語もしばしば引っ掛かる。
    それでも読み通す気になるのは、ひとえに李欧のキャラクターの魅力だろう。
    数年前に読み比べた時には改稿前の「わが手に拳銃を」の方が無駄がなく、圧倒的に好きだと思ったが、今回こちらを読み返してこれはこれでありかも知れないと思った。
    「わが手〜」もまた読み返してみたい。

  • 話のスケールが大きくて、読後の余韻に浸れる作品でした。
    話の内容というより、15年を隔てても途切れない李歐と一彰の想いに感動しました。それが友情であれ慕情であれ、それほどの会えない時をものともしない感情はすごいと思います。

  • 李歐がイケメンすぎてつらい。

  • 長かった…!!短めの話ばかり読んでる私にはとくに…でも、挫折することなく読み終えられたのは、李歐に私も惚れたからだと思います笑

    好きとか嫌いとか、男とか女とか関係無しに、魂がひかれあう関係…というか、なんかすごい、羨ましかった…!!
    私も李歐みたいな人に出会いたい、と思うけど、一彰のように冷静に、時に大胆に、行動する自信がないので、多分再会を果たせず死ぬわ…笑

    とにかくなんかみんな頭良いね!!読んでて結構おいてかれた!笑
    なにより、高村薫さん、すごいね…ハードボイルドな話をこんなに詳細に生き生きとかけるってすごい…

    最後、二人の夢が叶った…!けどまだまだ先があるんだ、とわくわくする終わり方は、私はすごくスッキリできて好きです。

  • 李歐にメロメロ。
    一彰も笹倉も、そしてわたしも(笑 

    美しく冷たく、死の影を纏って、見るものの心をどこかおかしくしながらも命に溢れ、力強く春を謳歌する…
    そんな李歐こそが桜なのだと思う。

  • 「耕太は父親が二人出来たのだ。」この一文で泣いた。いつか会おうと約束して15年が経ったというだけのお話の最後に、二人は家族になる。一彰は一度は夢だと諦めた大陸の地で、今までとは比べ物にならないような平穏の中で、家族3人仲良く暮らすんだ。こんな終わり方をしてくれてよかった。

  • 「わが手に拳銃を」を全面改稿改題

  • 何が納得って、題名ですねぇ

  • 腐女子の方には読んでほしい。と腐女子の私は思った。何事にも無気力な主人公が美貌の殺し屋と出逢い、惹かれ、様々なことに巻き込まれながらも生きていく話。

  • もの至極スケールのでかいヒューマンドラマ。
    広大な大地、鮮やかな淡紅色の桜の束が
    ありありと目前に広がっているかのような美しい描写。
    それでいて闇の世界の冷酷と愛惜がシビアに、
    また生々しく描かれている。

    身の毛のよだつスリル。顔を背けずにはいられない残虐。
    体の内の内の内側のやわらかな部分が焼け焦げるような情愛。
    読みすすめる間、終始五感がざわついていた。


    何が生か何が死か、何が惡か何が善か。
    それを決めるのは社会でも国家でもない。
    死をも畏れぬ激しい個の情念だ。


    国家のしがらみを越え、数々の人間の思惑を越え、
    時を越え、性別を越え…二人の男が
    肉体と肉体、魂と魂を強烈に響き合わせる
    モザイクなしのリアルに、強く胸を打たれた。


    地球上にたった一人でいい。己の全霊を捧げたい。
    魂ごと重なって、混ざり合いたい。
    己がその渦に溶けてなくなってしまってもいい。
    ひとつになりたい。

    心の底からそんな風に思えるパートナーに出合うということ。
    これほどまでに生きるしあわせがあるだろうか。

    魂が欲するところのものに忠実に、純粋に、
    身命を賭して生きること。
    それはおそろしいほどに美しい人間のエゴではないかと
    拙者は思う。

    とにかく読み応えのある一冊でし。

  • なんといっても李歐が好みでした…!

  • 高村薫っぽいような、っぽくないような、ちょっと他の作品群に比べると異色に感じた。相変わらず、細部への詳細な記述は素晴らしいのだけれど、全体的なストーリーとしては少女漫画を彷彿とさせた感が否めない。どちらかというと単行本の時のストーリーの方が好みかも。

  • 読了日不明。李歐の言動、行動、全てに魅了されました。男同士の友情を超えた絆の強さに圧倒。幻想的な表現も素敵でした。中盤、読み疲れが多少出てしまったので星ひとつマイナス。でも面白かった!

  • 以前から一度読んでみたかった作者。
    女性作家でハードボイルドな話しを書くというようなことは聞いていましたが、どうなんだろう。とりあえず文章は女性的な文章だったな。あと話しの展開が結構変わっているかな。ついでに単語(文章表現)の使い方がこの人の独特な味があるので、女性ファンが多いのはなんとなく分かったかも。もう一冊なにか読んでみようかと思いました。京極さんもしかり、この人もしかりで、作家も絵画と同様に独特な個性があると思った本でした。
    あー、そういえば、これ読んでまたドグラマグラ(既に2度読んでるけど)や恐るべき子供たちをまた読みたくなったかも。

  • 一彰と李歐の間柄って、とにかく愛だなあと思った。
    恋にも友にも通じるような。絶対的な。
    じゃないとあんな果てない約束できない、と思う。

    個人的に「コウモリ」の章が切なかったです。
    受験終わったら、もっかいゆっくりよみたいです。

  • 男と男の友情。時として、深読みしてしまう自分もいるが・・・なんと美しいものだろう、と。読むたびに、「離れていても通じ合える。」そういう友がいること、そこに感謝させられることしきり。

  • 自分は恋しいだけだ。恋しい、恋しい。李歐が無事なら、この心臓が止まってもいいと一彰は思ったのだった。(本文より)

    この物語、凄い。

  • う〜〜ん、面白かったぁ!!ある意味、究極の同性愛。
    李歐の出番がもうちょっと欲しいです。

  • 李歐が出てないところは少し退屈で、読みづらさも倍増でした。でも、内容や台詞は良かったと思います。

全538件中 176 - 200件を表示
ツイートする