李歐 (講談社文庫)

  • 3461人登録
  • 3.85評価
    • (617)
    • (457)
    • (792)
    • (41)
    • (13)
  • 538レビュー
著者 : 高村薫
  • 講談社 (1999年2月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (522ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062630115

李歐 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 苦手な高村薫にしてはすらすらと読めた。相変わらず重苦しいながらも、話がそこまでややこしくなかったからか、終わり方が高村作品にしてはすっきりしていたからか。
    まあそれにしてもいつも通りのボーイズラブ、というよりそれがメインの物語。ホントに好きなんだなあ。。。日本語はかなりレベル高いんだけどなあ。

  • 『わが手に拳銃を』の文庫版といっても、全く別物。
    大きい設定と登場人物をそのままにまったく違う話を書いてしまうので、本屋にしてみれば救世主、読者にしてみればお財布の敵。
    肉体関係を伴わない同性愛関係のような高村薫ワールドのなかでも、かなり濃厚な方。
    今から考えればブロマンスの走りだよなぁ。
    李歐とわが手はおおまかにいうと、二人いい男がいて、なんだか強烈に惹かれあって、でもすれ違ってなかなか一緒になれなくて、最後は二人にとってはハッピーエンドというところが共通しています。
    二人の仲を裂く(本人たちはそんな気はないと思う)女や男(…)が出てきたりして、それも二人の魂の結びつきを強調する道具的な感じのうえ、ふたりのうちひとりは流されっぱなしでもう一人は俺たちの間は何人たりとも邪魔させないとばかりに片づけにかかるメンタルの持ち主なので、世界平和のためにこの二人はさっさとどっかへ駆け落ちするべきとわが手より強く思ったような。

    そういう意味でも面白い小説ですが、かなりスピード感にあふれており、ピカレスクとしても楽しめます。
    他の作品はそうでもないけれど、これは結構何回も読み直してしまうくらい単純に面白い。

  • 李歐も一彰も暗い裏の社会を生きていて、びっくりするほど冷徹で大胆不敵な部分があったりするが、二人ともなんて爽やかで情熱的なんだろう。怖い世界を描いているのに、どんどん引き込まれていき、読んだ後はなんだか心温まるのはなぜだろう。

  • 最高。李歐と一彰のやり取りが醸し出す色気や絶妙な距離感にグッときた。特に、李歐が口紅を点すシーンが扇情的でなんとも言えない気持ちにさせられたし、日本からの脱出のシーンは思わず震えた。一彰のニヒルな性格には最初抵抗を覚えたけど、それもまたいい味を出していた。若いに越したことはないと思っていたけれど、年月を重ねて磨かれていく李歐が本当に素敵だったので、価値観が覆された一冊だった。是非近いうち、わが手に拳銃を、も読みたい。

  • 高村薫さん初読み。

    長い長い物語。人生って色々あるんだなぁ。

  • 家庭を持ちましたくすささまふひさかそ

  • 話のスケールが大き過ぎて、着いていかれなくなってる気がするけど、とにもかくにも、これはハッピーエンドってこと、なのかな。

    それにしても、大阪の街の描写は息が詰まるような密度。対して、大陸の描写は広々として爽やか、呼吸も楽にできるイメージ。

  • 先輩から借りなければ手をださなそうな本。
    映画化出来そうな大作で、読み終わった後の壮快感がいい。
    軌道に乗るまで読むのキツかったけど途中から夢中で読んだ。
    別れのシーンと、再会のシーンが好き。
    これは友情を超えてる。

    高村薫って女性なのか…

    5000本の桜。

  • こんな風に想い合えるなんて羨ましい。

  • 主人公とりおうのつながりがいい感じで、うらやましいと思った。

全538件中 81 - 90件を表示

高村薫の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
高村 薫
宮部 みゆき
あさの あつこ
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする