東京見聞録 (講談社文庫 は 36-2)

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  • 講談社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062630443

感想・レビュー・書評

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  • 安定のムネムネ。でてたとこにいってみよう。

  • 普段遊びに行く場所ではなく、ちょっとディープな東京の珍スポットを体当たりで経験した1冊
    渋谷や新宿、神田、原宿など定番の街から昔ながらの街まで、そういう見方があったか!?
    と・・
    笑いながら読んでしまう1冊

  • 視点がとても面白い。やはり、書くべくして書いているひとは、普通のひとが思いつかないような、見えていないような、そういうものを書いてしまうのでしょう。早く帰還して、わたしは彼の新たな作品が読みたい。

  • 読書録「東京見聞録」3

    著者 原田宗典
    出版 講談社

    P14より引用
    “つまり東京とは、金を持っているか持っていないかによって、
    目に映る風景がぜーんぜん違う街なのである。”

     コピーライター、小説家、エッセイスト、劇作家と多方面で活
    躍する著者による、東京のヘンで面白い部分を紹介する一冊。
     渋谷から東京駅まで、著者自らが歩き回って集めたであろう情
    報が盛り沢山です。

     上記の引用は、プロローグでの一文。
    金持ち以外お断りの街ということのようですが、それほどお金を
    持っているはずのない大学生が住む所もあるように、他地方に住
    んでいる人に聞こえる話を聞きます。そんなところで大学生が育
    てば、お金のことばかり考えるようになりそうな気がしますが…、
    大学とか学生の数とか、きちんと調べたわけではありませんが。
     初出はホットドッグ・プレス、1990年4月25日号から1991年4月
    10日号までの連載のようなので、バブル全盛の弾ける前の頃では
    ないでしょうか。人びとが好景気で浮かれていて、一番おかしく
    なっていた時なのかと思います。
     先に紹介した引用で社会現象を胡散臭いと書いてありましたが、
    雑誌というものはそれを作る側ではなかったかと思うのですが。

    ーーーーー

  • 1990年代前半に出版された本。したがって、そこに書かれている東京の風景もその頃のものになる。当たり前だけど。
    今と比べるとやっぱり変わってしまった風景の場所もあるけど、当時小学校低学年だった自分の淡い東京の記憶がうっすら蘇ってきた一冊。


  • 夫の本を整理していたら出てきたので、再読。
    確かに東京って街によってホントそれぞれな雰囲気。
    懐かしいな。
    そして1度競馬をやってみたくなりました。


  • この本の情景がなかなかすっと想像できる辺り、東京に結構住んでるんだなー、と思う。

  • 08年7月24日再読。10年前は原田君のエッセイが大好きだったのだ。

  • <07/4/15〜5/2>これまで読んだ原田のエッセイ集の中では最低の出来。東京のさまざまな状態に対して「突撃し玉砕」とあとがきで書いているが、突撃もしていなければ、したがって玉砕もしていない。きわめて生ぬるい体験記。よくこんなの本で出すよな。

  • (2004/4/29(木))

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著者プロフィール

作家

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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