御聞番: 会津藩・最後の隠密 (講談社文庫 た 53-4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062631952

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  • 会津藩御聞番・大庭恭平の苦難の生涯。
    間者として勤皇浪士と行動を共にする恭平は、敵方の一味として処分される覚悟で密偵活動をする「死間」だった。
    極刑はまぬがれ流刑となり6年の投獄に耐えたが、解き放ちになった時にはすでに戌辰戦争が始まり、会津は賊軍となっていた。

    第二章は衝鋒隊に加わっての戦闘、第三章は敗戦後の斗南藩の開拓が描かれる。

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著者プロフィール

高橋義夫

一九四五年千葉県船橋市生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒。月刊誌の編集者を経て、執筆活動に入る。『闇の葬列――広沢参議暗殺犯人捜査始末』『秘宝月山丸』『北緯50度に消ゆ』『風吹峠』で直木賞候補に。九二年「狼奉行」にて直木賞(第一〇六回)を受賞。著書に『御隠居忍法』シリーズ、『花輪大八湯守り日記』シリーズ、『けんか茶屋お蓮』シリーズ。ほかに、最上義光の生涯を描いた『さむらい道』、義光の妹・義姫の立場から伊達と最上両家の相剋を描いた『保春院義姫』など多数。

「2020年 『さむらい道(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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