ステップファザー・ステップ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 9021
感想 : 955
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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062632850

感想・レビュー・書評

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  • 3人のやりとりがとても好きで

    家族のカタチはそれぞれで

    カタチ上の家族よりよっぽど絆が深いと思った

  • すらすらと読みやすく、宮部さんの人間性も垣間見れた気がする。
    面白かった

  • あれ?これ、大沢在昌さん?て確認しちゃうほど何だか似てた♪ハートフルな物語り。どんどん愛情が湧いちゃって、しまいには嫉妬でスネちゃう「お父さん」が読んでてクスクスしちゃった!本当の親が帰らないで、このまま3人が一緒に居て欲しいな~なんておもっちゃいました。

  • 孤独で淡々と仕事をこなす泥棒が、ひょんなことから双子の小学生男子の“お父さん”に。泥棒、偽札、誘拐と物騒なワードがたくさん出てくるのに、双子と不器用なお父さんとのやりとりにほっこり。
    ふふっと笑える、あったかいストーリーだったな(´-`)

  • let it be..
    誘拐犯にじぃちゃんが何したか気になるw

  • この小説は、宮部みゆき氏の双子の子供しかいない家にある泥棒が落ちてきてからの疑似親子ミステリー小説の話です。

  • 息子が図書館から借りたので、続けて読んでみた。
    宮部みゆきというとヘビーなイメージがあるが、ライトなタッチ。双子の会話が面白かった。ステップファザーのステップというのもいい。

  • 完全に表紙買いです。完全にです。中身を一切確認せずに、表紙だけで買いました。
    買ってよかったです。双子はかわいいしお父さんはおもしろいし、始めてミステリをサクサクと読めました。
    じつはもう5周ぐらいしてます。そのくらい好き。一番好きなのは置き引きされる話かもしれない。

  • 屋根から落ちた泥棒が、助けられついでに弱みを握られ、双子の父親代わりになるお話。
    軽いタッチで読みやすい。個性的で魅力的な登場人物たちの会話は、声に出して笑ってしまうくらい面白い!短編集なのだけど、最初のうちは嫌々だった主人公と双子の距離が、一話ごとにどんどん近くなっていく。「ミルキー・ウェイ」で主人公がやさぐれる様はちょっぴり切なくもあり、可笑しく、そして愛らしい。何度も読みたくなる作品。

    ブログ → https://choco-mintonz.com/hobby-life/stepfather-step

  • 宮部みゆきあんまり読みません。

    しかし、この小説の登場人物は
    アウトローながらも愛に溢れていてステキです。
    双子ちゃんは頭が良い。

    この本に
    「お父さん」
    「今」
    「発見したんだけど」
    「風邪ってさ」
    「早くよくなってねって」
    「心配してもらうために」
    「ひくものじゃない?」

    ここにやたら惹かれた。
    なぜなら今わたしが風邪をひいているからであるw

    優しい一冊です。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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