帰ってきた空飛び猫 (講談社文庫)

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制作 : D.S・シンドラー  村上 春樹 
  • 講談社 (1996年11月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (94ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062633703

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村上 春樹
村上 春樹
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帰ってきた空飛び猫 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • ファンタジーの大家、アーシュラ・K・ル=グウィンの絵本です。訳はなんと村上春樹。
    第1作で農地に棲み家を見つけた4匹の空飛び猫。早くもホームシックにかかり、2匹が母親のもとを訪れようとします。
    苦労の末たどり着いたもの、そこはすっかり昔の面影を失っており、母親の姿も見つかりません。
    ところが、そこに翼のある子猫を見つけ出し…
    2匹+αの冒険の物語です。

  • 母猫の元を旅立った空飛び猫たちが、また母猫に会いに行く冒険ストーリー。
    都会に向かうのは親切で翼に傷のあるジェームスと小柄なハリエット。
    猫たちも1作目より少し大人になったね。
    お母さんいた!良かった。
    ついでに黒い空飛び子猫!
    心がほっこりする猫ファンタジーで大好き。

  • ●内容紹介
    平和な森でののびのびと暮らすセルマ、ロジャー、ジェームス、そしてハリエットの仲よし4兄弟。喧噪の街に残るお母さんが気になって飛んでいってみると――。こわされる直前のビルのかげに小さな翼をはやした影。それがジェーン、彼らの小さな妹だったなんて。『空飛び猫』につづいて、おたのしみください。

    ●内容(「BOOK」データベースより)
    平和な森でのびのびと暮らすセルマ、ロジャー、ジェームス、そしてハリエットの仲よし4兄弟。喧噪の街に残るお母さんが気になって飛んでいってみると―。こわされる直前のビルのかげに小さな翼をはやした影。それがジェーン、彼らの小さな妹だったなんて。『空飛び猫』につづいて、おたのしみください。

  • 読了。
    帰ってきた空飛び猫
    アーシュラ・グウィン
    村上春樹

    あとがき・ファンタジーというものはとても個人的なものなのです。それはあなた一人に向かって開いたり閉じたりする窓なのです。もしなにかのファンタジーがあなたに対してとても強く「はたらいた」としたら、それは誰がなんといおうとあなたのためのファンタジーなのです。それはあなたにとったの開いた窓なのです。それが正しいか正しくないかなんて、役にたつかたたないかなんて、そんなのは別にどうでもいいことです。そうですよね?

    空飛び猫の続編。村上春樹あつーい!

  • 続編。翼を持つ四匹の猫のうち、ジェームスとハリエットの二匹は、母を訪ねて生まれ故郷の都会の喧噪へと飛び立つ。そこで出会ったのは、同じく翼を持つ一匹の黒猫だった。ほっこりできます。たまにこういうのを読むのもいいね。訳者による注釈も面白い。

  • 小さな黒猫のジェーンが可愛い。やはり、より小さくて可憐なものに魅かれるのだろうか。訳注を読むと、この本に寄せる村上春樹の想いが伝わってくる。また、「あとがき」は、ファンタジー小論にもなっているのだが、「ファンタジーというものはとても個人的なものなのです。それはあなた一人に向かって開いたり閉じたりする窓なのです」という村上春樹の定義と呼び掛けは、おそらく原作者のル=グインも「その通り!」と言うのではないだろうか。なお、アメリカン・テイストなシンドラーの絵は、ここでもますます快調。

  • 親子愛。
    家族愛。

    素敵なお話でした。

  • 村上春樹の後書きがすばらしい。「ファンタジーというものはとても個人的なものなのです。それはあなた一人に向かって開いたり閉じたりする窓なのです。」

  • 空飛び猫リターン。
    ドキドキ。そしてやっぱりホロリ。
    今回の訳注は非常に興味深いものでした。
    あとがきも素敵。

  • 空飛び猫の第二弾。
    なるほどここでジェーンが出てくるんだ…。
    お母さんは飛び回ってばかりの旦那じゃなくても空飛び猫を生んだってことは因子はきっとお母さんにあったに違いない。うむ。

  • ストーリー :☆☆☆
    世界観   :☆☆
    ビジュアル :☆☆☆☆☆
    キャラクター:☆☆☆
    読みやすさ :☆☆☆☆
    オススメ度 :読んでも読まなくてもどっちでもよし!

  • 『空飛び猫』の続編。4匹の翼をもつ子猫たちは森で楽しく暮らしていたが、街に残してきた母猫が気になりジェームスとハリエッとの2匹が様子を見に行くことになる。生まれた街に戻ってきた2匹は母猫をさがすうち、ビルの中に怯えて隠れている黒くて小さな翼のある仔猫を発見した。それは彼らの小さな妹ジェーンだった。やがて会う事が出来た母猫は、ジェーンをジェームスとハリエッとに託し、2匹の仔猫はジェーンを連れて、他の2匹の姉弟セルマとロジャーと優しい人間の兄妹ハンクとスーザンが待つ平和な森に戻って行った。
    翼のある仔猫達が普通に頑張っている様子が微笑ましい。心が温かくなるファンタジー。

  • これはファンタジーなんです。
    なんの役にもたたない、ただのファンタジーです。
    猫たちの愛らしい姿や、ドキドキするような冒険。
    私は十分、ファンタジーを楽しめたと思います。
    村上さんの注釈も、おもしろかった。

  • 第二作『帰ってきた空飛び猫』では、平和な森でのびのびと暮らす四人兄妹のうちのジェームズとハリエットが、喧騒の街に残るお母さんに会うために、もう一度田舎から都会へ飛び立っていくが、彼らがかつて住んでいた通りは今では再開発のためにすっかり破壊され、なつかしいごみ捨て場もなく、お母さんの行方も分からない。しかし、二人は偶然、壊れかけた倉庫の屋根裏でひとりぼっちになり震えていた黒い子猫ジェーンと出会い、間一髪のところで彼女を救い出す。驚いたことに、ジェーンにも翼があり、彼らにとっては父親違いの血を分けた実の妹であったことが判明する。ジェーンは恐怖から口がきけなくなっていたが、三人とも無事にお母さんと再会し、「丘の上農場」へと戻っていく。

  • 翻訳もあと書きも秀逸な作品。無表情に見える絵は違和感がありますが、甘ったるい絵と翻訳だったら読み手を随分限定することになったと思うのでこれで良いのではないでしょうか。特別猫好きではなかったけれども、このシリーズはかなり好きで、今後にますます期待しています。

  • 話の展開が早く知りたくてしょうがない。
    絵が素敵。
    また読んでみたいなと思ってしまう。

  • 空飛び猫の続編。『帰ってきた』には、2つの『帰った』があります。1つは空飛び猫がふるさとに帰る『帰ってきた』、もう1つは里帰りして、再び現在の移住地に帰る『帰ってきた』。距離的には1日で飛べるくらいのところのようなので、たいした距離じゃないのかもしれないけれど、行きより帰りのほうがハラハラしたのは、やはり2人が疲れていたからなんだろうと思う。

    最後の場面の黒ちゃんの照れ隠しはめっちゃ可愛い♪

  • (2006.04.15読了)(2006.03.05購入)
    「空飛び猫」第二弾です。読み始めたらすぐ読めてしまうから第4弾まで、一気に読んでしまえばいいんでしょうけれど、難しいものや長いものを読んでちょっと一休みしたい時に読むのもいいんじゃないかと思います。
    村上さんがあとがきに以下のようなことを書いています。
    「おい、羽の生えた猫の話なんかもういい加減にしてくれよな。こんな子供だましの話が一体なんの役に立つんだよ」という人も中にはいるかもしれませんが、マアこういう本が世の中にもう一冊くらい余分にあったっていいではないですか。(92頁)
    役に立つ本をお望みの方には、縁のない本です。

    セルマ、ロジャー、ジェームズ、ハリエットの4匹の羽の生えた猫は、「丘の上農場」の干草を作るための古い納屋に住んで、ハンクとスーザンという二人の子供にかわいがられています。羽の生えた猫のことを親に話しても信じてもらえないでしょうし、実際に見てしまったら見世物にしてしまうだろうと、内緒にしています。
    4匹の空飛び猫は、都会で生まれたのですが、羽のない母親に都会を離れた方がいいといわれて、都会を遠く離れた森にやってきたのです。
    ジェームズとハリエットは、母親に会いに都会まで戻ることにしました。セルマとロジャーは、二人の子供のためにここに残ることにします。
    ハリエットとジェームズは雨の中を出発します。雨の日なら「誰も空なんか見上げない」からです。2匹は、帰巣本能に従って飛び、生まれた街にたどり着きます。でも、なじみの「ゴミ捨て場」は見つからず母親も見つかりません。
    母親を探しているうちに、一匹の子猫を見つけます。真っ黒な子猫ですが、羽が生えています。捜している母親の子供に違いありません。母親も近くにいるに決まっています。「お母さんは子猫を一人ぽっちにして、長く家を空けたりしない」(46頁)
    子猫にネズミを捕ってきてあげたりしながら母親を探します。でも、隠れがの建物が、破壊球をぶら下げたクレーン車により壊されてしまったので、3匹で逃げ出します。ムクドリから聞き込んだ猫の居場所を捜して、母親にやっとめぐり合います。
    母親はアパートの屋上で、暮らしていました。下の階に行く扉には鍵がかけられているので、子供を捜しに行くことができなかったのです。
    「この子を一緒に連れて行って頂戴。それが私の望みよ」とジェーンの母さんは言いました。(72頁)
    ジェームズとハリエットは、変わりばんこに子猫を背中に乗せて帰巣本能に従って飛び、「丘の上農場」に帰り着きます。

    ☆関連図書
    「闇の左手」U.K.ル・グィン著・小尾芙佐訳、ハヤカワ文庫、1978.09.30
    「影との戦い ゲド戦記」ル・グウィン著、岩波・同時代ライブラリー、1992.03.16
    「空飛び猫」ル=グウィン著・村上春樹訳、講談社文庫、1996.04.15

    (「BOOK」データベースより)amazon
    平和な森でのびのびと暮らすセルマ、ロジャー、ジェームス、そしてハリエットの仲よし4兄弟。喧噪の街に残るお母さんが気になって飛んでいってみると―。こわされる直前のビルのかげに小さな翼をはやした影。それがジェーン、彼らの小さな妹だったなんて。『空飛び猫』につづいて、おたのしみください。

  • 訳者は村上春樹。さらに続編が読みたい。

  • ゲド戦記より大分前に買って読んでた。

  • 空飛び猫シリーズ。

  • 和訳ものはあまり好きじゃないけど、ねこたんのかわいさにうっかり購入。

  • 心の窓が開かれるような、心暖まる奇妙な動物たちのファンタジー。

  • この本が絵本という性質のせいなのか、教育的なところが少々鼻についたりするのですが、このシリーズの中では話が一番楽しめます。

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