- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062634328
感想・レビュー・書評
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唯子さん健気で可愛いですが、切なくて仕方ないです。
伊集院静さん、謹んでご冥福をお祈りします。
もう新しい著作が読めないのは残念ですが、これから作品を読み返します。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
北アフリカの星空の下、江ノ島の海辺、茅ヶ崎の小さなホテルの一室。
繊細な文章と男女の世界観が心地良いです。 -
世間がなんと言っても、ふたりにしかわからない愛がある。夏目雅子さんとの恋はこんな感じだったのかしら?
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化粧品の宣伝を作るクリエイターとそれにモデルとして抜擢された少女。伊集院静の描く男と女の物語はいつも美しく魅了される。さしのべた手にこそ葡萄の房は落ちてくる。痺れる台詞だ。
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未来の行方のわからない二人の運命。景色が目に見えるようだ。
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★2009年57冊目読了『潮流』伊集院静著 評価B+
化粧品会社のCM製作を担当するフリーの健一という男気のあるしかし女にだらしない、仕事のできる男の話。華やかな世界に似つかわしい物語の展開は、素人の私には想像できない世界で進んでいく。著者自身同様、雰囲気のある作風が特徴なのか、ふわっと読まされてしまった。