潮流 (講談社文庫 い 63-8)

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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062634328

感想・レビュー・書評

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  • 唯子さん健気で可愛いですが、切なくて仕方ないです。
    伊集院静さん、謹んでご冥福をお祈りします。
    もう新しい著作が読めないのは残念ですが、これから作品を読み返します。

  • 北アフリカの星空の下、江ノ島の海辺、茅ヶ崎の小さなホテルの一室。
    繊細な文章と男女の世界観が心地良いです。

  • 世間がなんと言っても、ふたりにしかわからない愛がある。夏目雅子さんとの恋はこんな感じだったのかしら?

  • 化粧品の宣伝を作るクリエイターとそれにモデルとして抜擢された少女。伊集院静の描く男と女の物語はいつも美しく魅了される。さしのべた手にこそ葡萄の房は落ちてくる。痺れる台詞だ。

  • 未来の行方のわからない二人の運命。景色が目に見えるようだ。

  • ★2009年57冊目読了『潮流』伊集院静著 評価B+

    化粧品会社のCM製作を担当するフリーの健一という男気のあるしかし女にだらしない、仕事のできる男の話。華やかな世界に似つかわしい物語の展開は、素人の私には想像できない世界で進んでいく。著者自身同様、雰囲気のある作風が特徴なのか、ふわっと読まされてしまった。

著者プロフィール

1950年山口県生まれ。’81年短編小説「皐月」でデビュー。’91年『乳房』で吉川英治文学新人賞、’92年『受け月』で直木賞、’94年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で吉川英治文学賞、’14年『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』で司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞する。’16年紫綬褒章を受章。著書に『三年坂』『白秋』『海峡』『春雷』『岬へ』『駅までの道をおしえて』『ぼくのボールが君に届けば』『いねむり先生』、『琥珀の夢 小説 鳥井信治郎』『いとまの雪 新説忠臣蔵・ひとりの家老の生涯』、エッセイ集『大人のカタチを語ろう』「大人の流儀」シリーズなどがある。

「2023年 『ミチクサ先生(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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