- Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062635233
感想・レビュー・書評
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面白かった。
女探偵・村野ミロ、ワールド。
描かれているのは、どうしようもなく歪んだ痛い現実ではあるのだけど
事件を追っていくそのスピード感に、やられた。
スーパーヒロインではない、間違いもしくじりもするミロがとても魅力的。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
5/15→5/22読了。村野ミロ第二弾。安定のおもしろさ。いつも思うのは、桐野さんの人間の観察力がすごい。キャラクターの描き分けもうまいからぐいぐい入り込めるのだろう。
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生々しさ
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AV女優を探せ…!
私立探偵として、
プロとして、
ひょっとしたら女としての大失敗?!
しかし、
もがきながら、
助けられながら、
難事件に挑む姿はカッコ良すぎ!
だが、実ることの無い恋は
解決できそうにない…。 -
あらすじ
失踪したAV女優・一色リナの捜索依頼を私立探偵・村野ミロに持ち込んだのは、フェミニズム系の出版社を経営する渡辺房江。ミロの父善三と親しい多和田弁護士を通じてだった。やがて明らかにされていくリナの暗い過去。都会の闇にうごめく欲望と野望を乾いた感性で描く、女流ハードボイルドの長篇力作。 -
夏に京都の下鴨神社で開催された古本市でゲットした本。
桐野夏生さんの本もお初でした。
しかも、これはシリーズ物で2作目とのこと(^^;)
ちょっと無茶すぎる女探偵ですが、
隣人や探偵リタイアしたお父さん達の協力もあり。
1作目の『顔に降りかかる雨』は図書館予約入れました。 -
探偵村野ミロシリーズの続編。
前作の『顔に降りかかる雨』よりは好きかも。
ラスト付近で一気に終結へ向かう。 -
20170320読破
昭和のハードボイルド -
一色リナという人物が亡霊のようにつきまとう様はとてもうまく演出されてましてそんじょそこらのホラーより怖くて楽しませてもらいました!