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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
以前から気になっていたこの作品。
「口をきかん」から機関車先生。なるほど。
瀬戸内海の小さな島を舞台に子供と機関車先生、そして島の人たちを描く、読後感が暖かくやさしい気持ちにさせられる作品でした。
人と人のつながりは色んな方法で確かめられると思う。
当たり前が当たり前じゃなくなったとき初めて気づくことがたくさんある。本を通してその経験をさせてもらった。
子供には、時に大人よりも厳しい世界がある。それは、「別れ」。この本では一つの島を舞台に別れと学びが繰返し表現されている。別れを経験し、大人になっていく子供たちと、昔別れを経験してきた大人たちの成長の姿を描いているように思う。先生や教育の在り方如何より、一人一人が他人に与える影響というのを重視していると感じた。コミュニケーションのタイミングと、協力によって、人の心は良い方向に動かせるのだと。
戦後間もない時代、口をきかん先生、吉岡誠吾が瀬戸内に浮かぶ島の小学校に赴任してくる。ことばを話すことはできないけれど、やさしくて強い機関車先生は子ども達や島の人々にあっという間に受け入れられていく。
このテの設定の小説ってある意味定番ですね。『二十四の瞳』『兎の眼』『青い鳥』。
最高傑作。「なら、正直に吉岡先生に話してみることじゃ。策を弄する者は策に溺れるぞ。何事も正直に正面からぶつかるのがええ」(202頁)。ヨウちゃんが好き。あの子の少女特有の夢と、それを否定しない機関車先生と、やさしくまるで本物のように汲み取る作者の視点が好き。それと、ヨウちゃんのおばあさんをはじめ、居酒屋の人などみんな少女。豆狸を恋人にしてしまう校長先生をはじめ、みんな少年。そこが好きです。▼最後は、子供達と同じように私も悲しかったけれど、他にも子供を待たせているから……と言う機関車先生は素晴らしいです。
以上が感想です。手元に本がないもので、ヨウちゃん以外のひとの名前がわかりません。ごめんなさい。でも、私は大人数が出てくる話って苦手なのですが(憶えられないので)、役割がしっかりしてて、その上全員魅力的だったり人間らしくて、読んでいる最中ちゃんと判りましたよ。
伊集院さんの話は初めて読んだんですが、すごく読みやすくて良かったです♪
小さな島の数多くの登場人物をしっかり繋ぎ止めて、
大人の伝統の中で起きるいざこざや子供の微妙な心境の変化も丁寧に書かれていて綺麗でしたo(^-^)o
機関車先生が話をすることができないのがとてもいきいきしていました♪
小さなヨウが夢の話をするのも、年長者が重厚な話をするのも、
島の地に息づくものであると、美しいものであると感じました☆
あたしは映画を観たことはないけど小説は読んでほしい!と思いました(o^∀^o)
温かい気分になるお話。
人に対する優しさが溢れている。
でもこの本の中で一番驚いたのは、大沢在昌さんの解説。
大沢さん児童文学書きたかったの!?
妄想が広がります(笑)
この人の文章好きだなあ、なんて思っていた割に、初の長編。長編にしてはだいぶ短いのだけど。
華美な文章ではないのに、景色は人がとても美しくて、だけど決してキレイゴトではない辛さや重さもある。
学校の先生と生徒たちとの絆に関する本だから、子供が読んでもいいのだろうな、と思ったけど。
私は、やっぱり大人の人にこそ読んでもらいたいなと思ったなあ。
とにかく、とてもとても面白かったです。読めば読むほど好きになる作家さん。
口をきくことができない先生と、島の子供たちとのお話。
先生には、「教える技術」だけでなく「生徒から愛される人柄」が必要なんだと、改めて思いました。
昔からの伝統や、閉じられた空間ゆえの人間関係など、島で暮らすことの大変な部分も描かれていて、考えさせられました。
教育小説の代表的なもの。
瀬戸内の葉名島が舞台となっている。
口をきけない先生が臨時教師としてやってきて、島の人たちが不安に思った。
しかし、島の人への公開の授業で、イブンと木の話をしたり、子供とのかかわったりする中で島民は機関車先生を認めるようになる。
しかし、まだ網元は認めてはいなかった。
部下を使って機関車先生を懲らしめようとしたが・・・。
とにかくいい話です!
最後の解説にも書いてありますが、教育小説にはマイナスの要素も必要だと思います。その困難をどう克服していくか、その方法を教えることも教員の重要な仕事であると考えます。
こんな先生になれたら、と思います。
舞台となっているひとつひとつの光景が、これほどまでに頭の中に投影されてくるとは。物語に自分の身体が溶け込むような感覚です。
全ての情景が美しく、どこか懐かしく、流れる時間が現代よりももう少しゆっくりだったあの頃…
映画化、アニメ化もされています。
大人から子どもまで素直に感動できる、とても良い本でした。
サクッと読めるので、仕事のストレスが残って眠れない夜などにはオススメです。優しい気持ちになれますよ。
-誠吾がいるだけで、周囲のものが光かがやき出す-
小島に住む7人に児童のもとに、口のきけない「機関車先生(誠吾)」がやってきた。「自然」の美しさと猛威、「人間」の醜さや優しさなど、主に子供たちの目線で語られる。眠るまえに読んだら、心静かに、優しい気持ちで眠れそう。子供たちにもおススメ。

すごくあったかくて、素敵な物語だった。
まず、機関車先生がすごく素敵。いつも生徒に寄り添っていて、言葉はなくてもいろんな大切なことを伝えてるんだと思った。
出会いと別れや、本当の強さを知り...






