ロシア紅茶の謎 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062635486

感想・レビュー・書評

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  • 短編のミステリーってなんか駆け足でサラッと終わっちゃうな〜('・ω・')つまみ食い。

  • ドラマ化に合わせて興味があったので読みました。
    シンプルで普通のミステリー。今これだけ本が出てる中、それだけだとものたりなかったですが、こういう読み物を探している時には良いのかもしれません。

  • 手放し本。
    '98.2読了。

  • 火村シリーズ第1短編集。
    と同時に国名シリーズ第1作。

    動物園の暗号
    いわゆる、ダイイングメッセージもの。
    ユニークな暗号ではあるが、目新しくもない。
    そこから、一捻りのオチが秀逸。

    屋根裏の散歩者
    江戸川乱歩の同名作品を下敷きにダイイングメッセージと犯人当て。
    元ネタから生み出されたダイイングメッセージは印象深い。

    赤い稲妻
    これまでとは、打って変わり密室もの。
    ヒントを与えすぎて、解決は分かりやすい。

    ルーンの導き
    はたまたダイイングメッセージを巡る事件。
    犯人を特定する切り口は、意外だった。
    見事にしてやられた。

    ロシア紅茶の謎
    表題作。
    ハウダニット、フーダニットの問題。
    一発のアイディアだが、新しい手法。

    八角形の罠
    連続殺人事件。
    早業殺人と凶器の発見場所が謎を呼ぶ。
    いくつか無理のある解だが、あとがきと合わせると面白い。
    ただ、中編くらいの量であっても、良かったのではないかと思う。
    駆け足すぎる。

    最終作以外は詰め込みすぎず、足らなすぎず、キチンとまとまりつつも、捻りのある作品が揃っている。

  • 容疑者たちの名前には偶然にも◯◯な共通点がある・・ってこういうのが出てくるとなんだかなぁって気分になる。

  • 火村アリスシリーズ、の国名シリーズ。
    割と細々とした短編集。暗号つながりとかなのかな?と思って読んだけどそうでもなく。全体的に小ぶりのお話が多い。もはやトリック当てクイズ本に毛の生えたような。
    「ちょっと空いた時間に読める」みたいに評価できなくもないけど・・・ちょっと満足感は薄いなあ。

  • 初有栖川有栖。暗号ものが多かった。短編だったせいか、ちょっと物足りなかった。長編を読んでみたい。

  • 前作にLocked Room Murdersという密室推理小説マニアが作ったトリック収集本の話が出ている。実際世に出ているらしいこの本は、トリックも解決も1行で書かれているカタログみたいなものらしい。実行者、周囲の者たち、被害者に名前をつけて、場所を決め、その説明を書き加えるとこの作品になる。

  • この本には、作家自身が主人公として登場します。
    だけど謎を解くのは、お友達の臨床学者です(笑)

    事件のあるとこに有栖川有栖あり!さしずめ、コナンくんの毛利探偵といったところでしょうか?

    謎解きが好きな人にはいいかもしれません!
    が、トリックが私にはなかなか腑に落ちませんでした。
    無理があるやろ〜色々!

    まぁ、有栖川さんの作品を読むのは初めてなので他の作品に期待します。

    気をとりなおして次行ってみよ〜。

  • 火曜サスペンスみたい

著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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