- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062636049
感想・レビュー・書評
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”わかったこと”を発表する学問にたいして、逆に”わかっていないこと”とは何かを問う意欲作。著者は、ロッキード事件を担当した検事でもある。大脳生理学から女性学、経済学、心理学と幅広く、20年前の本ながら先見の明のある発言も多数見られて面白い。(LA・アイ)
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読書録「学問はどこまでわかっていないか」2
著者 堀田力
出版 講談社
p119より引用
“日高 だから私は、義務として親を見るべ
きだというのは、やはり無理があるので、社
会的な相互扶助のシステムをうまくつくって
いく必要があるんじゃないかと思うんで
す。”
元検事である著者による、色々な分野の専
門家との対談集。
大脳生理学から国際政治学まで、その道の
第一人者が参加されています。
上記の引用は、少子化と親の介護について
の、動物行動学者・日高敏隆氏の一言。
訪問介護やデイサービスなど、少しずつ介護
に関する仕組みが出来てきていて、一昔前に
比べると、随分と利用できる機会も増えたよ
うに思います。
私の祖母も大変お世話になっていたので、あ
りがたく思います。
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う~ん。男女の脳の違いとかおもろかったけど、10年以上前の本なのでデータが古いし、作者の個人的な考え方の羅列がタイトルの趣旨とちょっと違う?
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遺伝子から政治経済まで、わかっていないことを取り上げる趣旨の本である。いまひとつものたりなさが残る。