学問はどこまでわかっていないか (講談社文庫 ほ 18-3)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062636049

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  • ”わかったこと”を発表する学問にたいして、逆に”わかっていないこと”とは何かを問う意欲作。著者は、ロッキード事件を担当した検事でもある。大脳生理学から女性学、経済学、心理学と幅広く、20年前の本ながら先見の明のある発言も多数見られて面白い。(LA・アイ)

  • 読書録「学問はどこまでわかっていないか」2

    著者 堀田力
    出版 講談社

    p119より引用
    “日高 だから私は、義務として親を見るべ
    きだというのは、やはり無理があるので、社
    会的な相互扶助のシステムをうまくつくって
    いく必要があるんじゃないかと思うんで
    す。”

     元検事である著者による、色々な分野の専
    門家との対談集。
     大脳生理学から国際政治学まで、その道の
    第一人者が参加されています。

     上記の引用は、少子化と親の介護について
    の、動物行動学者・日高敏隆氏の一言。
    訪問介護やデイサービスなど、少しずつ介護
    に関する仕組みが出来てきていて、一昔前に
    比べると、随分と利用できる機会も増えたよ
    うに思います。
    私の祖母も大変お世話になっていたので、あ
    りがたく思います。

    ーーーーー

  • う~ん。男女の脳の違いとかおもろかったけど、10年以上前の本なのでデータが古いし、作者の個人的な考え方の羅列がタイトルの趣旨とちょっと違う?

  •  遺伝子から政治経済まで、わかっていないことを取り上げる趣旨の本である。いまひとつものたりなさが残る。

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著者プロフィール

公益財団法人さわやか福祉財団会長・弁護士ほか。
京都大学法学部卒、1961年検事任官、1976 年東京地検特捜部検事としてロッキード事件を担当、1991年法務大臣官房長を退官。さわやか法律事務所及びさわやか福祉推進センター(2010 年に公益財団法人化)開設。「高齢社会NGO連携協議会」共同代表、厚生労働省の高齢者介護研究会座長等歴任。著書に、『初めて部下を持つあなたへ』、『「共助」の力』など。

「2021年 『自分たちでつくろうNPO法人! 第3次改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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