接触 (講談社文庫)

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制作 : 相原 真理子 
  • 講談社 (1997年12月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062636599

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接触 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • ネタバレ マッドサイエンティストによるパンデミックパニック編。そういう意味で、広げられる風呂敷は大きいが、ストーリーラインは好み。新種天然痘に罹患する遺体・患者への対応の様子は、サイエンス・ギミックとしては上手い活用で、正直、従前のシリーズの中では一番面白かった。とはいえ、ケイのエキセントリックかつ我儘な言動、好悪で対人関係(特に公的な)や言動・態度が左右される場面が散見され、彼女を支えるマリーノ、ベントンら男性陣が彼女に傅く構図には辟易。また、伏線見落としの可能性はあるが、ラストの唐突感にはかなり呆気にとられた。
    もう少し、推理小説のフォーマットを踏んでくれないと楽しくないし、何よりご都合主義に見えてしまう。動機の部分も弱いしね…。PS.米国の軍によるパンデミック対応・準備態勢とそのレベルの高さの描写に驚く。翻って自衛隊はその任を果たせるのだろうか? 海外派兵よりも重要な準備すべきテーマがあるように感じるところ…。

  • 検屍官シリーズ、八作目。初期の作品に比べると、犯行に使われる技術や捜査に活用される技術も格段に進化していて、その時々の最新の知見を小説に取り入れてストーリーを成立させてしまう作者の技量には感服です。

    このシリーズは最後の30ページぐらいで一気に犯人を追い詰め、解決に導いていくことがほとんどで、この作品もその例に漏れません。なので、最後まで「この作品はちゃんと集約するのか?」という緊迫感とともに読み進めていくことになります。ただこの作品については、ちょっと一気に詰め込みすぎたかなという印象もあるので、星は少なめにしました。

    この作品の最後では、ケイとある人物との関係に大きな変化が生じます。これ以降の作品にも大きな影響を与える変化がここで生じていたというのは、この作品群を読むにあたって押さえておくべきポイントです。

  • シリーズの1冊とばして読んでしまったらしく(死因?)ケイを取り巻く環境に変化があって、やっぱり順番に読むべきだったと心から思った。事件的には独立してても彼女の人間関係も読みどころの一つなんだし!
    ウィルスが~関わっていることがわかったあたりからの展開がスピーディでいつもにましてグイグイ引き込まれる感じがゾクゾクした。さて1つ戻って死因を読むべきだけど、次巻の展開もとても気になる。ラストで判明したことに驚愕した。なんていうこと!

  • バイオハザード、さすがのケイも隔離される事態に。
    ますます強情で、周りに心配かけすぎなのは、あんまりだ。

    自分だけは大丈夫だと、勝手な行動を取ると、その人を守るために、別の人まで危険な目に合わせてしまう。
    この主人公の行動を見ていると、そんな話を思い出してしまう。

  • 大好きなスカーペッターシリーズ。今回は謎のバラバラ殺人事件だが、それが新型天然痘を使ったウィルステロへと発展していく。犯人が分かったとき誰だっけ?とすぐにわからなかった。もう少し犯人の伏線を張っておいたほうがよい。

  • NBCRのうち、前作でRが出てきたと思ったら、本作では、Bがテーマ。21世紀のいまになると、本当にありそうな事と感じてしまうのは寂しいですが、それを20年近く前に記しているというとことが非常に興味深く、作者の非凡な才能を感じますね。

    って言うか、この検視局、ヤバイんじゃないか(笑)。まぁ、テレビの刑事ドラマでも「なんでこの管轄だけ、こんな変な事件が起きるんだ?」と思わないことはないですが、この検視局も正にそう。局員に犠牲者がでるのは、初めてではないですしね。

    遅々として進まないケイとベントンの関係と、マリーノの健常状態が気になりますね(笑)。

  • いつものパターン。
    国家的大事件、FBIの関与、捜査関係者の死、身近に迫る犯人、感じの悪い刑事、ぐだぐだした人間関係。

    どうしても「国家的大事件」に現実味を感じられない私は、
    そこらへんを流すように読んでいるらしく、
    サスペンスの側面への注意力が低下し、
    結果として
    ケイのプライベートがクローズアップされて、
    ラブストーリーを読んでいる気さえしてくる。

    恋愛小説としても面白くないんだが。

  • 今回は未知のウィルスとウィルスをもたらした人間が犯人ということで今までの中で一番検死官という仕事にマッチしたストーリーかも。
    パニックになる前に食い止めましたって感じ。
    毎回思うのだか、女性だから蔑視されちゃうけどはねのけてます的な内容書かなくてもいいんじゃないのかな。。。
    マークの件は蛇足かなあ。

  • 細菌もので、今回も普通に面白かった*
    連続で読める充実感、友達に感謝でーす♪

  • ≪あらすじ≫
    秋の午後の柔らかな光の中で肉は不自然なほど青白く見えた。ゴミ廃棄場で発見された胴体だけの死体。最近、バージニアで連続している猟奇殺人か。その夜、スカーペッタ宅に被害者の切断された手足が写った電子メールが届く。発信者の名は、deadoc〈死のドクター〉。犯人が試みた恐るべき殺戮の手段とは!?
                                (BOOKデータベースより)

  • パトリシア・コーンウェルの「検死官」シリーズの中の1冊です。
    主人公のケイは検死官としてのハードワークの合間に料理を作ります。
    凄惨な事件、以上な犯人、もの言わぬ死体。
    そんな非日常的な毎日から自分を解放するための儀式のようにも思えます。
    今回はベントンの為に料理をします。
    「大エビのカクテル〜ベヴの特製カクテルソース添え」「ベヴのクラブケーキ」
    馴染みのシーフード店で買い物。
    親切な店員ベヴが疲れてるケイのためにとっておきレシピを伝授。
    「エビはさっといためるの。フライパンに入れたらすぐとりだすのよ。いい?それを冷やしたものが前菜ね」
    完璧です(笑)

  • これも再読。ウイルスはもちろん嫌だけど、またも身近な人が亡くなってしまった。マークへの思いを整理できたのは良かったと思うけど。リングはどうなったのかな。身内に権力を持ってる人がいるだけで偉そうにする人は嫌い。

  • <あらすじ>
     胴体だけが発見されるバラバラ殺人事件がバージニアで起こっている。捜査が難航する中、ごみ廃棄場でまた胴体のみの死体が見つかる。ケイに届いたdeadocと名乗る人物からの電子メールには、添付ファイルで例の胴体の写真が……。さらにチェサピーク湾の小さな島で天然痘に似た症状の死亡者が出て、現場に行ったケイまで隔離されてしまう。

    <ひとことコメント>
    「検屍官ケイ」シリーズの第8弾。ウイルステロが現実となってしまった今日、 WTC事件に対するトム・クランシーの小説のように、炭疽菌テロに対するものとしてこの『接触』が挙げられても不思議はありません。今ではおなじみCDC (疾病対策センター)も登場。こんなこと、本の中だけでいいのに……。
    原題“Unnatural Exposure” 訳:相原真理子

  • 今回はウィルス。
    ネット上ではなく天然痘のような。。。

    こわいねー、コワイ。
    しかし、最後の最後にようやく犯人を突き止める。。。こともなく
    追い詰めることもなく。。
    え、そこにいましたん?って感じ。

    もうちょっと、早くにわかってもよかったんじゃないの?
    それにしても、直接ウィルスに触れた人だけが発症して
    感染はしないって・・・
    どんな新型ですねん。

  • 前作からどんどん事件の規模が大きくなってきている気がする。
    このまま突き進んで行くのかとちょっとわくわくしてますw

    ただ、今作でケイが当初追っていた事件は結局解決していないわけでそっちは今後出るのかどうか・・・?
    あとルーシーの問題も残ったなという感じがしますね。

    マークのことに気持ちの整理がついてウェズリーと今後どうなっていくのか。
    気になるところが山ほどあって続きが気になります

  • 1997年発表
    原題:Unnatural Exposure

  • 416ページで語られる状況が哀しすぎる。ところで大佐の名前が日本的には冗談みたいなんだけど、あれ以外に訳せなかったのだろうか?笑える。犯人は比較的平凡のような。

  • 検屍官ケイ・スカーペッタシリーズ。バージニアで連続していた猟奇殺人と伝染病発生の関係とは。

    相変わらず気持ちが悪いけど、新しいのが出ると、つい読んでしまう。珍しく身内が犯人だったけど、このシリーズの中ではおもしろかったかも。

  •  以前読んだ、”検屍官”もワクワク感いっぱいで楽しめたが、この本も期待どおりで充分楽しませてもらった。
     消滅したはずの伝染病”天然痘”と現代科学が生み出した遺伝子操作による新たな伝染病。テンポの良い進行は心地良い。

     これから、夜長へとすすんでいく中で読むのに適しているかもしれない。ワクワク ゾクゾクとスピードを楽しみたい人に。

  • このシリーズまた最初から読み返し中。

  • ラストがなんだかコンサバティブだった。
    Michael CrichtonのAndromeda Syndromeのようなそうでもないような。
    しかしなぜ毎回こうもスカーペッタばっかりが狙われるのかイマイチわからない……とはいえ今回は私怨か。納得。

  • 1997.12.15 1版 762
    秋の午後の柔らかな光の中で肉は不自然なほど青白く見えた。ゴミ廃棄場で発見された胴体だけの死体。最近、バージニアで連続している猟奇殺人か。その夜、スカーペッタ宅に被害者の切断された手足が写った電子メールが届く。発信人の名は、deadoc<死のドクター>。犯人が試みた恐るべき殺戮の手段とは!?

  • スカーペッタ連チャン。今回はウイルスですかー。いやあいいとこ突いてくるなあ。でも犯人の登場が唐突すぎるんじゃない?どっかに一回でも名前出てきたっけか。

  • 今回、良かったですね。ケイが、本当に命の危機にさらされてしまうし。病気の怖さ、ウイルスの怖さを再確認でした。ケイが、ちょっと、精神的に弱くなっているような…(訳者あとがきには、かどがとれて丸くなったとあるが)いつもの、ギスギス女ではない部分はありました。ちょっと、そこも見所ですね。楽しかったです。今後にも期待。

  • 検屍官ケイシリーズ8

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