ここ一番に脳を集中させる「残像」力 (講談社ニューハードカバー)

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著者 : 高岸弘
  • 講談社 (2001年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062641005

ここ一番に脳を集中させる「残像」力 (講談社ニューハードカバー)の感想・レビュー・書評

  • プロフィールからもわかるように、高岸さんは医学のプロではない。建築を志し、ミラノで10年間、建築事務所に勤めながら建築を学んできた、建築とデザインのプロだ。そんな高岸さんが、「残像」の虜となり、メンタル・トレーニングのプログラムを開発するに至ったきっかけは、高岸さん自身が偶然体験したある出来事だったという。ある日、デザインの仕事がはかどらず悶々と時間を過ごしていた高岸さんは、いたずら描きの図柄を何気なく眺め、目を閉じた。すると、瞼の裏に、今見た図柄が浮かぶ。面白がって何度かそれを繰り返したところ、何だか頭の中がすっきりした気になり、やる気が湧いてきたというのである。

    そして、翌日からも、同じように図柄を眺めてから仕事に取り掛かったところ、効果はてきめん。仕事がはかどるだけでなく、出来栄えの方も上々であったという。といっても、「残像」は、何も特別なものではない。太陽を見た後で瞼の裏に光の塊がしばらく見えるのは、誰でも経験するものである。つまり、高岸さんは、これを効果的に利用して、精神的な「リラックス」と「集中」の状況を簡単に作り出し、ここ一番という時に力を発揮させる術を発見したのである。

    高岸さんは、その後、プロ・テニス・コーチの小浦武志さん、高校野球界でトレーニング・コーチとして実績を上げていた椙棟紀男(すぎむねのりお)さんらの協力を得て、様々な実験を重ねてきた。その結果、メンタル・トレーニングの一部として、この「残像」プログラムを採り入れることで、選手の精神面の強化に役立つことが分かった。この手法をいち早く取り入れた高校が、甲子園で大活躍したという成果も報告されており、今では、スポーツに限らず、多くの学校や団体がこのプログラムを採り入れている。方法はとても簡単だ。まず、リラックス・カード、集中カード、目標カードを用意。それぞれのカードを3回ずつ、20秒程度眺めては目を閉じ、瞼の裏の残像を追いかける。これを順番にやっていくだけである。これで本当に効果が得られるのか? そんな疑問をもたれる方も多いかも知れない。そんな方のために、本書にはトレーニングに必要な図柄も添えられている。どれほどの効果が得られるかが、まずはご自身で試して頂きたい。




    船井幸雄がこの本から学んだこと
    このトレーニングの対象者は、当初、学生や若手ビジネスマンと考えられていた。が、意外にも反響が高かったのは、中高年層からだったという。それだけ中高年が厳しい環境下におかれているということであろう。同時に私は、中高年の意識がドンドン向上しているのだと信じたい。少しでも柔軟に、少しでも前向きに進もうとしている中高年諸氏の晴れがましい姿を思い、世の中の向上を信じたい。高岸さんのいう通り、「メンタルトレーニングは自分で自分の脳をだますこと」かもしれない。どうせだますなら、ハッピーな方がよい。ぜひとも試してみたい。


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    キーワード

    リラックスと集中を簡単かつ効果的に得られる「残像メンタル・トレーニング」は、脳を活性化させ、ここ一番の力を発揮する手助けとなる。

  • 指組み 左親指が上
    腕組み 左腕が上
    結果、右脳型
    直感的に理解し、直感的に表現するタイプ。かなり正解かも。
    みかりんは、左脳型
    子供は中間型

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