魔界転生(上) 山田風太郎忍法帖(6) (講談社文庫)

  • 269人登録
  • 3.88評価
    • (37)
    • (38)
    • (47)
    • (1)
    • (1)
  • 21レビュー
著者 : 山田風太郎
  • 講談社 (1999年4月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (526ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062645423

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ジェイムズ・P・...
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印

魔界転生(上) 山田風太郎忍法帖(6) (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • せがわさんによるコミカライズ版に触発されて、久々に。
    相変わらずのテンポの良さで、上下巻と一気読み。

    主人公は、柳生十兵衛とその仲間たち。
    敵対するは、とある忍法で転生した、7人の武芸者。

    その名は、、荒木又右衛門、天草四郎、田宮坊太郎、宮本武蔵、
    宝蔵院胤舜、柳生但馬守、柳生如雲斎と、錚々たる名が連なっています。

    彼ら、史実では実現できていない武芸者たちの戦いが、
    山田さん好みの「魔人」との設定をクロスさせて描かれていきます。

    メインで戦うのは十兵衛ですが、真っ向勝負に終始しているわけではなく、
    わずかながらでもの、地の利、人の利、天の利をとって戦っていくのも、また。

    決して完全無欠の主人公として描かれてはおらず、
    物語の設定では、武蔵が最強の剣腕を持っているような感じに。

    対する十兵衛は、武蔵も含めてどのようにして勝利するのか、、
    それだけでも、ページを捲る手が止まりません。。

    初めて読んだのは中学化高校の頃でしたが、理屈抜きで面白い、
    エンターテイメントとはこういうことかとあらためて。

    これが1960年代に書かれたというのが、凄いとも。
    個人的には『甲賀忍法帖』との双璧の忍法帖です。

  • 6年前くらい前に1回と、最近また読んだ。
    深作欣二の方の映画も見た。

    タイトルは初めこれじゃなかったらしいが、こっちにして正解。
    伝奇ものはやっぱり面白いなあ!
    なんで今でも流行んないのかな?
    山風がやり過ぎちゃったのかなあ。

    歴史はさして詳しくないんですが、
    山風のおかげでちょこちょこ知れました。
    まさにエログロナンセンスの極み。
    これだけあっけらかんと女性が道具にされてるのに嫌悪感を感じないのは、
    十兵衛サイドの三女子の愛らしさでしょうね。

    正雪の怪人ぷりが良い。
    魔人が全て大人物なのも良い。
    これはほんとに面白いなあ!

  •  柳生十兵衛が、よみがえった名剣士、田宮坊太郎、宝蔵院胤舜、天草四郎、荒木又右衛門、柳生如雲斎、柳生但馬守、宮本武蔵と闘う幻想的剣豪小説です。とにかく上巻は異常な事態が起こっていく過程、十兵衛が事件にかかわる過程など、異様な迫力に満ちていてとても面白いです。

  • 一刀両断という言葉が似合う作品。一撃で決まるところが好き。

  • さすが山田風太郎というべきエンターテイメント作品。
    有名剣豪たちが色欲と力に染まって歪み、黄泉の世界から復活。
    それに対峙する柳生十兵衛との死闘。
    時代劇版スーパーヒーロー大結集であり、夢の対決を叶えてくれるというツボを心得たストーリー!
    闇堕ち設定はいつの世代でも読者の心をくすぐるという好例かと思います。

  • 高校のときはまった。
    すごい面白い。傑作

  • 再読。言わずと知れた忍法帖、伝奇小説の金字塔。奇抜な着想、妖しくも美しい世界、そのどれもが素晴らしい。
    なによりも魅力的なのは、宮本武蔵、荒木又右衛門、天草四郎……忍法「魔界転生」により死から甦ってきた転生衆。序盤の大半を彼らの転生に費やす構成がサスペンスを盛り上げる。
    戦いの激化を予感させつつ〈下巻〉へ。

  • 6月19日に、吉祥寺の前進座に。お芝居観に行く前に図書館で借りて、上下巻とも読了!読み進むうちに、そこに引き込まれ、自分も巡礼姿で一緒に旅をしていたような。様々な大切な事、思い返すような、不思議な時間で魅了され。頭の中で描いていた世界を、次の日舞台で具現化して頂き、それぞれをより深く味わう事が出来た。
    やはり、もう一度じっくり読みたい。

  • 古風な文で読みづらいとこもある。だがそれがイイ!

  • 流石の一言に尽きる<●><●>

  • (上下2巻、読み終えての感想です)

     かつて読んだことがあるはずなのだが、映画(昔の方)の印象も強く、何かおどろおどろしいもののような印象が強かった。もっとも同じ作者の「忍法帖」シリーズはおどろおどろしいのが魅力で、それが読みたくて読みふけっていたこともあるのだから、それはそれで良いのである。
     ところが今回改めて読んでみて、びっくりするほどさわやかな印象を受けて驚いた。もちろんエロチックなシーンや凄惨なシーンはたくさん出てくるのだが、主人公である柳生十兵衛のいたずらっぽい魅力がいいし、なんだかんだ言いながらも、剣による戦いをメインに押し出している感じが、気持ちがいいのだと思う。忍術じゃこうはいかないはずだ。
     それにしても、かつて見たジュリー天草のあの映画はなんだったんだろう。まったく別物としか思えない。まあ、あの映画も楽しかったんだけど。今度の映画はどうなのだろうか。天草四郎をメインに出しているあたり、やっぱり別物かなって気がするけど。

  • ぞくぞくする描写の連続。ある種の人が読めば、不快極まりないと怒り出すだろうが、本質を捕らえていると思う。


  •  バジリスク 〜甲賀忍法帳〜 より数十年後。

     隻眼の剣士 柳生十兵衛 はダークサイドに堕ちた 大僧正・天海 の分身との死闘を終え、柳生の里で休んでいた。
     だが、そこに新たな魔の手が忍び寄ってくる。

     邪悪なネクロマンサーの手で復活した剣豪・武蔵、妖術使い・天草四郎、最強の槍使い・宝蔵院らのゾンビ英雄軍団との決戦が始まったのだ。

     戦え、柳生十兵衛!
     孤剣にて、ことごとく英霊を打ち倒せ!

     強敵を下そうとも、十兵衛に休む暇は無い。
     能のパワーでタイムスリップし、徳川家康の秘密を探りだすのだ!

  • 日本にうまれてよかったです。

  • 日本が誇るエンターテイメント作家の元祖。いつ読んでも色褪せない伝奇小説の原点。

全21件中 1 - 21件を表示

魔界転生(上) 山田風太郎忍法帖(6) (講談社文庫)に関連する談話室の質問

魔界転生(上) 山田風太郎忍法帖(6) (講談社文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

魔界転生(上) 山田風太郎忍法帖(6) (講談社文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

魔界転生(上) 山田風太郎忍法帖(6) (講談社文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

魔界転生(上) 山田風太郎忍法帖(6) (講談社文庫)の単行本

魔界転生(上) 山田風太郎忍法帖(6) (講談社文庫)の単行本

魔界転生(上) 山田風太郎忍法帖(6) (講談社文庫)の新書

ツイートする