ファンレター (講談社文庫)

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著者 : 折原一
  • 講談社 (1999年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062645577

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ファンレター (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 覆面作家にまつわる短編集。
    気軽に読めて楽しめた。

    短編のためかテンポもよく肩肘張らずに読めた。
    お気に入りは講演会の秘密、授賞式の夜。
    ミザリー風の二重誘拐もやや好き。

  • 好みです! 西村香作品の描写が、北村薫作品みたいだなーと思ったら意識的にやってたらしいw

  • 割りとおしゃれで面白い。この物語の覆面作家の西村香があの有名作家から取り込まれていたとは、解説を読むまでわからなかった。ほんと、うっかりしていました。  
    これって、折原一からその作家へのファンレターでもあるのでは。

  • 折原ワールド炸裂、爆裂。うん、ひっくり返る世界がこんなに心地いいとは知らなかった。くるりくるりと転々と回って回って飛んで飛んで羽ばたく小説があるのだろうか。あった。あった!

  • 2011/6/13読了。

  • 覆面作家をめぐって起こるいくつかの事件を往復書簡形式でつづる連作短編集。「そんなあほな!」と言いながら最後まで読んでしまいました。手紙にこんなこと書くかなぁ。。などということは考えずに素直に騙されておきましょう。

  • ◆覆面作家
    ◆講演会の秘密
    ◆ファンレター
    ◆傾いた密室
    ◆二重誘拐
    ◆その男、凶暴につき
    ◆消失
    ◆授賞式の夜
    ◆時の記憶
    ◆エピローグ

    以上10編の連作(?)短編集。全てが覆面作家・西村香宛の手紙やFAX、そしてそれに対する西村の返事で物語が構成されている。

     基本は熱烈な読者からのファンレターなのだが、そのどれもが度を超えているはた迷惑なもの。覆面作家の正体を知りたい、本人に会いたいと願う輩も多数いるなか、当の西村香はあれやこれやで見事それらをすり抜けて正体を現わさず、つかまることもない。その手際が素晴らしい。話によっては、手紙の送り主に何らかの仕返しをすることも。最後まで正体が明かされることがなく、謎のまま終わっているのがいいなぁ。永久に謎のままのキャラクターということで、また続編ができたら嬉しい。ところでこの西村香や、西村香が書いたとされる作品、モデルは北村薫で合ってるんだよね?一応『空飛ぶ馬』を読んだことがあったので、解説を読む前に気づいた。

  • 謎の覆面作家・西村香が登場

  • 古本屋で勘で購入。珍しく、これが当たりだった(笑)

    覆面作家・西村香を取り巻く頭のねじがゆるんだ人々が織り成すミステリ短編連作集。
    この西村香、明らかに北村薫(折原氏の大学時代の後輩らしい)を意識している。もう露骨なほどに。

    頭の可笑しい人が迫りくる作品ならば、それはホラー性を帯びるのだが。この作品においては、頭の可笑しい人同士で争いを始めるので、それはもはやコメディーである(笑)

    ご多聞に漏れず西村香自身も相当に頭が可笑しい。担当が女性になった瞬間に態度をコロッと変える辺りは苦笑してしまった。。。


    全編、手紙やファックスといった面白い形式であり。
    ショートショート的なブラックユーモアに溢れた良作である。結構、おすすめ。

  • 折原さんの叙述トリックの真骨頂とも言える作品ですが、いやさすがですね。
    北村薫の元ネタを知っているともっと楽しめたかもしれませんが、知らなくても「なるほどね」とうならせるのは、さすがですね。

    ところで最後の「解説」、これもネタ?それとも本物?

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