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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
氏の国名シリーズは3冊目。重たい長編を読むのが続いていたのでちょっと軽かったが、相変わらずコンパクトに本格ぽい推理小説が楽しめたので良かった。表題の「ブラジル蝶の謎」は蝶の鮮やかな色彩が目に浮かぶようだが、理由が...。「妄想日記」の暗号のような文字はかなり解読しようと時間をかけてしまった。「人喰いの滝」や「蝶々がはばたく」のように現場の見取り図が出てくると反射的に推理本能が働き、作者との勝負が始まってしまう自分が面白かった。「人喰い..」は島田荘司氏の助言に従って追加したという最初のフラッシュバック部分が作品内で効いていると思う。
「蝶々が...」は最後の数行とこの作品に関する氏のあとがきに、今だからこそ考えさせられる。
美しい異国の蝶が天井を埋めた部屋で殺害されていた男。何のために蝶の標本が天井に移されたのか。鮮烈なイメージの表題作ほか、小指ほどの小さな鍵の本当の用途が秘書殺しの謎を解く『鍵』など、おなじみ有栖川・火村コンビの名推理が冴えわたる傑作ミステリー全6編。
サラリーマン金融のオーナー社長土師(はじ)利光の死を機に、長年瀬戸内の島で隠遁生活をしていた実弟土師朋芳が兄の身辺処理のため大阪にやってきた。娘ほど年の離れた社長の若い妻沙也夏とその兄、社長の片腕として会社経営を行っていた尾藤、そして財産管理を任されていた弁護士の川辺。誰もが、その弟のことを世間知らずの田舎者とみくびっていたが、現れた男は、理路整然とした態度で詰問し、4人を当惑させた。 そし... 続きを読む »
作家アリス&火村先生シリーズ第6弾、国名シリーズ第3弾。短編集で、どれもそれぞれ個性があって面白い。最後の「蝶々がはばたく」は、今読み返してあらためてしんとした気持ちになる。
短編集です。
読みやすいです。
私はやはり長編が好きだから物足りない気持ちもありましたけど。でも読んでよかった。
『蝶々がはばたく』の最後の2行が、とても胸にキた。
今だからこそ。の、感情かもしれませんが。
今回も、読み応えのある短編がたくさんあって、ほくほく。「彼か彼女か」と
「鍵」の、話の展開が好きです。(まだ、数冊しか短編集は読んでいませんが)有栖川先生は、短編になると、色々な試みを行うので、大変楽しいですね。読んでいて飽きません。
興味深かったのは、「妄想日記」です。
美しい異国の蝶が天井を埋めた部屋で殺害されていた男。何のために蝶の標本が天井に移されたのか。鮮烈なイメージの表題作ほか、小指ほどの小さな鍵の本当の用途が秘書殺しの謎を解く『鍵』など、おなじみ有栖川・火村コンビの名推理が冴えわたる傑作ミステリー全六篇。読者待望の「国名シリーズ」第三弾。(「BOOK」データベースより)
ブラジル蝶の謎
妄想日記
彼女か彼か
鍵
人喰いの滝
蝶々がはばたく
蝶が苦手なので、ブラジル蝶の謎にでてくるような部屋は、それだけで無理です。
可もなく不可もなくといったところでした。
なんか…スッキリしない結末が多かったなぁ個人的に。
最後の短編で救われましたが。今、私はほのぼのとかギャグを求めているらしい。
推理小説を読んで良い心境じゃないことは確か。
しかし最後は異色だった。人が死なないのは初めてじゃないかしら。結構ほのぼのしてた。
アリスと助教授の日常話とか書いてくれないかな。
作家アリス国名シリーズ第三弾。
表題作「ブラジル蝶の謎」では相棒のアリスですら未だ掴みきれていない火村の訳ありな部分がまた垣間見えた。一体火村はどんな思いを抱えながら犯罪捜査に向き合っているのか、いつかこの部分が語られる日はくるのかな。
カマキャラ好きとしては「彼女か彼か」が面白かった。見よこのカマの異常な冴えっぷりよ!蘭ちゃんVS火村の対決は見てみたい。火村はオカマちゃんにモテそう…
「蝶々がはばたく」では前半は火村とアリスのほのぼの旅日記みたいな感じで、いいなぁ蟹食べてぇ~と思いながら読んでいたのですが、ラストには胸が締め付けられる思いでした。
今作はトリックが少なく、「妄想日記」では創作言語の暗号を真剣に読み解こうと試行錯誤に時間をさいたのに答がなくてがっくしきた。この境遇で「蝶蝶がはばたく」が収録されているこの本を手に取ったのも、奇跡であり必然でもあるので感慨もひとしお。ただ一週間後に忘れてしまいそうな印象的なものがどの作品からも伝わってこなかった。
国名シリーズ3作目。 短編です。
短編集なんで、サクサク読めます。 でも、色んなパターンの話が詰まってるので、楽しいですよ。
蘭ちゃんの出てくる「彼女か彼か」は、笑っちゃった。 ソコかー!って。 表題作の「ブラジル蝶の謎」と蝶繋がりの「蝶々はばたく」が好きだな。 「ブラジル…」のラストの火村が、火村の苦悩が辛い。
相変わらず、火村はカッコよく、アリスは可愛い。二人の会話が好きだ。
「人喰いの滝」は漫画化されましたよね。
火村シリーズ第3弾。短編集。
気味の悪い、というか奇妙な感覚の短編が多いなあ、という印象を受けながら読み進めていたら、最後の「蝶々がはばたく」のトリックを読んだところで悲鳴をあげてしまった。なんというか、タイムリーで。今、このタイミングでこの作品に出逢ったことも奇妙なことだ、と思わずにいられなかった。
作家アリスシリーズ、かつ国名シリーズの短編集。
ブラジル蝶の謎、妄想日記、彼女か彼か、鍵、人喰いの滝、蝶々がはばたく、の6編。
特に蝶々がはばたくの最後の二文が心にしみた。
美しい異国の蝶が天井を埋めた部屋で殺害されていた男。何のために蝶の標本が天井に移されたのか。――蘭ちゃーん!!!ってなった(笑)「鍵」は高校のころに読んだとき衝撃を受けたなー。火村先生が好きすぎて。
蝶にはじまり蝶に終わった、雰囲気の良い短編集でした。
【ブラジル蝶の謎】現場の異様さがとても良く、その説明も納得出来るものでした。マニアックな会話はアリスに任せている現場の刑事たちと火村に笑います。
【妄想日記】ちょっと変わった事件でおもしろいです。彼が焼けた謎は納得。様々なアイテムも言われれば、なるほど。
【彼女か彼か】気づいちゃえば簡単ですが、女性がそこまで気が回らないというのも納得できます。
【鍵】これも変わった事件です。真相には、いまどきこんなことがあるものかと疑問ですが、ビックリしました。
【人喰いの滝】想像するとすごくばかばかしいトリックでおもしろいです。
【蝶々がはばたく】なんだか壮大で、とても雰囲気の良い1編でした。
火村&作家・アリスの、国名シリーズ短編集 読了日:2008.08.07 分 類:連作短編 ページ:333P 価 格:552円 発行日:1996年5月、講談社ノベルス、1999年5月発行 出版社:講談社文庫 評 定:★★+ ●作品データ● ---------------------------- 主人公 : 有栖川 有栖 語り口 : 1人称 ... 続きを読む »
色んな有栖川ミステリが詰まってる、という短編集ではないかと……。作家シリーズの短編集では、わたしの中ではかなり上位に食い込んでます。とりあえず、「鍵」を読んでもらいたい。笑

最近、女王国の城(学生アリス)を読み、火村&アリスに会いたくなったので、再読。
『ブラジル蝶の謎』『妄想日記』『彼女か彼か』『鍵』『人食いの滝』『蝶々がはばたく』の5編。
思わず笑っちゃったのは、...






