どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)

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著者 : 東野圭吾
  • 講談社 (1999年5月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062645751

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どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 推理小説って、謎が謎に包まれていても、

    ページを捲るごとに、線と線が繋がってきて、少しずつ
    犯人のシルエットが濃くなってくる…。

    そんなモンだと思っていた。

    そして、最後のページでは読者が推理し、(こいつが犯人!)と、確信を得た人物といよいよ対面!
    そこがクライマックスかと思っていた。

    が。

    まさか、
    まさか、

    最後の犯人を読者の推理に任せたままにするなんて~

    容疑者はふたり。

    どちらが彼女を殺したか?
    (または、彼女が自身で死を選んだか?)

    場面は二転、三転とめまぐるしく変わる。

    賢明な読者なら、きっと確かな推理は出来るだろう。

    しかし、私のようなミステリー初心者では、
    「こちらが絶対犯人であるっ!」と、声を大にしては絶対言えない。

    それだけにちょっともやもや…。

    単行本がどうなっているのかはわからないが、
    私の読んだ文庫本には、立ち読みでは永遠にわからない、仕掛けがしてあった。

    その仕掛けで、ようやく真実にたどり着けはしたが、
    最後まで、犯人の名が記されることはなかった。

    推理小説で大事なのは、
    『飛ばし読み厳禁』という事!!

    何度も(あれ?そんな事言ってたっけ?)
    ページを行きつ戻りつ。でも、夢中で読んだ。すごく面白かった。

  • ラスト理解出来ず、読み直して、納得。
    も少し、ゆっくり読むようにしよう。
    しかし、最後数ページって、ペース上がっちゃうんですよね

  • 2017.02.25 読了
    妹を偽装自殺によって殺された兄の復讐の話。
    最後まで犯人が分からず、推理の手引き(袋とじ解説)を読んでも分からず、結果知恵袋に頼ってようやくスッキリできました笑
    ただ読んでいるだけでは真犯人は分からず、「自分で推理しながら読み進めなくてはならない」という点で本当の推理小説と言えるのではないでしょうか。
    こういうタイプの推理小説は初めてで、うんうん唸りながら考えましたが全く歯が立たず悔しかったので、次の『私が彼を殺した』はがんばって自力で犯人を突き止めたいと思いました!

  • 加賀恭一郎シリーズ。豊橋警察署という文字につられて借りた本。犯人の候補はどちらか2人しかいないのにどちらなのか、ちゃんと推理しないと読み進めるだけでは犯人の回答を教えてくれない!!自分も警官になって謎を読み解くためにもう一度読み直したくて仕方なくなる。

  • 最後まで犯人が分からず。
    薬を破ったのがどちらだったのかが決め手なのは分かりましたが、最終的にネットで答えを得ました。
    心情的な部分だけ考えると殺したのは親友だと思っていたので意外な結末でした。動機が強いのは親友のほうですし、彼氏は被害者の手紙を読んだのに何故殺したのか?という疑問も残ります。
    しかし様々な意味で2人は共犯なのか。略奪愛のうえ最後は被害者を殺してしまった2人が互いに庇いあう姿は不快でした。

  • 【 #どちらかが彼女を殺した 読了】
    正真正銘の『推理小説』!!
    だって、読者には犯人を明かさないまま終わるんですもの!!
    .
    噂には聞いてたので、
    一言一句を噛み締めて消化しながら読みましたが、
    容疑者二人のうち、どちらにも確信を持てませんでした。
    巻末に『推理の手引き』という袋とじの部分があるのですが、
    この本のレビューを読むと、
    「何度か読み返せば、自力でも解ける。」
    ってのがあったので、
    早速、今から読み返したいと思います。
    それで無理なら袋とじを開けるとしましょう。
    (^_^;)。
    .
    本当の意味での『推理小説』は初めてなので、面倒くさいけど楽しい♪
    まぁ、 #東野圭吾 の読み易い文章だから、犯人探しをやる気になれるンでしょうけどね。
    笑。

  • だから~犯人は結局親友なの?
    それとも元恋人の男なの?
    こういう最後にスッキリしない話って、
    最後の最後にイラッと来る。
    東野圭吾ってもの凄く人気が有るが、
    私がここまで読んだ本はどれも
    今ひとつ感が否めない。
    特に「彼を殺した」シリーズ。
    時間を返せ!位苛つくが・・・
    本当は読了後じっくりと様々なパターンを考えて
    振り返るのがこの本の目的なのかも知れぬ・・・

  • ある一言をけずっただけで難易度が跳ね上がる。ネタバレみないとわからなかったわたしはぽんこつ。

  • 結局殺したのはどっちなのー??と思いたくなる。みんなはどっちだと思うんだろうか。私は佳代子だと思うのだけど…。理由は特にないのだけど(勘…)。

  • このタイトルからして
    どちらも犯人ではない説で
    読み進めていたけど、
    まさかのラストでした。
    名前言ってよ!
    って思ったけど、
    作者の読者への挑戦って
    嫌いじゃない。(大好物)

    相変わらず加賀さんはキレッキレですね。
    素敵です。

    この作品は
    心に残って、影響を及ぼして
    何度でも読みたいと思う訳ではないけれど
    2回目も確実に楽しめるものだと思う。


    2016.12.24 読了

  • 加賀恭一郎シリーズ、以前に「わたしが彼を殺した」を読んだが、そちらと同様、結末まで犯人がわからないという点が共通している。女性が殺されるという事件が起き、そこに至るまでの背景を追っていき、事件でなく、実は違うと思う節があるのではと感じたり、様々な検証から新たな事実が発見されたりと、事件の行方にドキドキであった。そして、女と男の心情から見える少しのきっかけからの狂気、やるせない悲しみも感じる。犯人の名を明かされず、どちらかなと巻末の袋とじで驚きを隠せずにいた。この物語は読者の推理力を試す面白みがあった。

  • 加賀恭一郎シリーズ、“第4の事件”。
    シリーズとしては3番目に発刊されている筈で、後に出された「悪意」が“第3の事件”となっているのは何故?と思いつつ、初出の順に読むことにした。
    裏表紙の紹介文に曰く、『最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?』って、全くこの通り。
    自らの手で片を付けようと警察を欺きつつ真相を追う康正と、自殺を偽装と疑う加賀。2人がそれぞれの立場で“捜査”を行い、時に相手の持つ事実や発せられる言葉をヒントに、補完し合いながら真相に辿り着いて行く。
    管内で連続OL殺人事件がありながら加賀がこちらの事件に首と突っ込めるのかとか、いかな警察官といえども康正が仕事の合間に頻繁に上京出来るのかとか、細かいところは気になるけど、積み上げられた謎解きの流れは一気呵成でなかなか読ませる。
    結末、、、嫁さんも後から読むので袋綴じの解説を今開ける訳にもいかず、私は何が何やら分からずに、ネットで調べて、ようやく、それでも「むむむ…」という感じ。

  • 睡眠薬の袋はどちらも右利きで破られていないと自殺の可能性が消えない
    2人がどちらも右利きだと、犯人の特定ができない
    どちらかが左利きである
    おお、わかった

    でもなぜ絆創膏を使った?
    しかもそれが剥がれたのはなぜ?

    わからんこともありつつ

  • 久しぶりに最後までしっかり
    読む事ができましたね。
    まぁ、犯人はどちらか
    と前提になってるので
    どう展開していくのか
    興味本意で読み進められました。

    加賀さんが出てきたのも
    読み進められた要因かもしれませんね。
    次回作に期待です。

  • 加賀恭一郎シリーズ第3作!
    愛知県警豊橋署に勤務する和泉康正は、いつもと違う様子の妹から電話がかかり、その後連絡がつかず、不審に思った康正は、妹が上京している東京のマンションへと向かう。
    そこで、妹の園子は亡くなっていた…
    康正は、自分で警察が来る前に現場検証を行い、これは自殺ではなく、他殺だと確信する。
    それから、容疑者を2人に絞り込み、1人は妹の親友、1人は前の恋人。
    妹の復讐をするため真実を警察に話さない康正、そして康正の企みに気づく練馬署の加賀刑事。
    妹を殺したのは、どちらなのか…。

    これこそ、本格的な推理小説でした。
    最初袋とじの解説を見て、不思議だったけど、読み終わってなるほどなぁと思いました…。
    悔しいけれど、解説を読んでもしばらくわからず、やっと最後にわかりました。
    何気なく読み進めていた所にも、所々重要なキーワードが散りばめられていて、自分で気づけなくて、悔しい‼︎
    また、時間が経ってから、じっくり読み直して、次こそ自分で解き明かしたいです。
    今までの加賀恭一郎シリーズと異なる感じで、楽しめました。

  • 最後まで犯人の名を明かさず、えっ…という感じで終わった。
    解説を読んで納得したけど、ちょっと注意深く読み進めていたとしても絶対わからないだろうな…。

  • いま読み終えた。終わりまで読んでスッキリする予定だったのに…。その甘い考えは見事に打ち砕かれた!「え?結局犯人どっち??」ネットで検索すれば答えは手に入るんだろうけど…それもなー。しばらく時間を置いてから、もう一周推理してみよう。今度は「答え」にたどり着けるかなぁ…。

  • 登場人物が少なくシンプルな事件だけに
    細かな描写が鍵となる。完全にマニア向けだなぁ。
    文庫版では決定的な言葉が削られているとかで難易度もかなりアップ。
    袋綴じみてようやくつかめてくるほど。

    こういった読み込み方もとっても新鮮だった。

  • 加賀恭一郎シリーズの3作目。今回の見どころは、現役の警察官である兄が妹の死の第一発見者になってしまい、さらにはその死が自殺ではなく他殺であると確信し、自ら犯人を探し復讐しようとする物語だということだ。そしてそこに立ちはだかるのが練馬署の巡査部長である加賀恭一郎である。

    兄は妹の死を自殺に見せかけ犯人探しをする。そこに浮上する容疑者は妹が交際していたらしい男性と妹の高校時代からの親友の女性のふたり。このふたりのどちらかが妹を殺したと考える兄は単独行動で捜査していく。

    しかし、加賀も加賀で独自の推理で捜査を継続させていく。そしてその推理が交錯したときに真実は果たして明きらかになるのか・・・。

    ドラマで言えばスピンオフ的な位置づけになりそうなこの作品は、だから加賀恭一郎の物語としてはちょっと物足りないかもしれない。基本的な推理は兄によって行われ加賀恭一郎がそれを補足するような感じだ。ラストの謎解きは手を汗握る感じがもう少しあったらドキドキしたのだがこちらも物足りなかった。兄と加賀のバトルみたいなものがもっと見たかったかもしれない。

  • 結局最後までちゃんと犯人を言わない・・というラスト
    何となくこっちが犯人か?!と想像するけど
    答え合わせしたくてネットで調べるって言う・・・笑
    私は最後犯人はしっかり分からせて終わるラストが好きだ
    でもやっぱり加賀シリーズ面白い!!

  • 宮部みゆきを読んだ後の東野圭吾はツライ…読み易すぎる文に辟易。文学でなく、理系の論文を読まされてる気になってくる。
    ストーリーもなんだかモヤモヤ、結末もモヤモヤ。これ、本当に面白いんだろうか。

  • 加賀恭一郎シリーズ!
    この本、ひどいです!!犯人が書いてありません!!!

    読者が自分で推理しろっと...
    日ごろ自分の頭で考えていないことが多いので、たまには、自分の頭で汗かいて考えろっということなんでしょうか?
    びっくりです。
    もやもやっとしたまま読み終わると、なんと袋とじの解説がありまして、その袋とじを破ってみれば、犯人がわかると思いきや、袋とじには犯人を特定するヒントしかかかれていませんでした。
    ヒントは利き腕...

    さて、ストーリは、変死した妹の死の真相を確かめるべく、警察に勤めている兄と加賀との推理バトルといった感じ。
    警察に勤務する兄は妹の死の第一発見者となり、独自に現場検証をして、妹の死が自殺でないことを確信します。そして容疑者を二人に絞り、復讐を企てます。一方で、加賀はその独自の視点から推理を組み立てていき、やはり同じ二人の容疑者にたどり着きます。
    復讐をやめさせようとする加賀。そして、真の犯人を突き止めたい兄。妹を殺した犯人は二人のうちのどちらなの?
    最後の種明かしでついに犯人がわかり、復讐はどうなるっていうところは読めば書いてありますが、犯人が誰なのかは小説上にはかかれていない。そう、犯人のわからないのは、なんと自分だけ...ぐっすん。ひどくないですか(笑)

    ということで、袋とじを開いてヒントを読んで、犯人を推理しましょう。

    こういった試みは面白いと思いますが、私としては、ちゃんと犯人を書いて欲しいので、★一つ減点でみっつです(笑)

  • なかなかの駆け引き
    最後まで楽しんで読めました

  • 真相解明が読者にゆだねられる本格ミステリー。
    作品発表当時も話題作だったと記憶してますが、私は自分ではちっとも推理せずにミステリーを読む、マニアに怒られそうなミステリー読みなので、当然の如くこの本は避けてきました。今回読んだのも加賀恭一郎のシリーズを読みとおしたかったためですし。

    で、一応推理しつつ読んではみたもののやはり、明確にこちらが犯人とは示せず…。結局ネットで答えを見てしまいました。

  • これに関してはかなり早いペースで読んだ。

    私も兄なので妹を失った兄目線で、この恨みどうはらすかって感じで感情移入してしまった。

    最後、二転三転して「どちらかが彼女を殺した」のか自分で推理するようになっている。それ自体は面白いとは思う。
    が、私もどちらでもよいと思った。

    あと、これは刑事が加賀恭一郎でなくてもいいような気がする。

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どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)の作品紹介

最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の"現場検証"の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。

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