どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.46
  • (850)
  • (2289)
  • (3454)
  • (532)
  • (85)
本棚登録 : 23102
感想 : 1796
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062645751

作品紹介・あらすじ

最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の"現場検証"の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 加賀シリーズ 第三作目
    順調に読めてます!!!


    この作品の加賀さんは
    ようやく知ってる雰囲気の加賀さんに
    なってきていました!
    そうそうこういう人だった!!


    今作は犯人が最後までわからない!と聞いてたので
    あれこれ推理しながら読んでました(^^)
    にしても全然推理力がないので笑
    こっちの人かな?と勝手に予想するだけで
    細かいことは読みながら驚く感じです笑


    ネタバレ感想です
    ご注意を!




    妹が自殺したのを発見した警察官の兄は
    他殺を確信し、犯人探しを始めるのですが
    警察には知られたくないため、
    自殺に見せかける細工をします。


    また犯人も殺人を諦めた風にしたあと
    改めて殺し、恋人の目も警察の目も欺くため
    またこちらも細工をするわけで
    加賀さんは2重3重の謎を解き明かさなければなりません。

    今回は兄目線で進んだため
    謎解きのアシストをする感じでしたが
    それでも推理眼の鋭さを感じました


    結局自分では袋とじ読んでも
    どっちかわからなかったので
    ネットで犯人調べました笑

    みなさんよく考えてるなー!

    でも今でこそネットで答えを知れるけど
    当時の読者は自分で推理するしかないんですよね…笑
    今はスッキリしたので星4つだけど
    その時代だったら悶々としちゃって
    星減らしちゃうかも笑

  • これぞ推理小説 男か女、どっちが犯人? シンプルかつ濃厚な謎を解き明かせ! #どちらかが彼女を殺した

    警察官である主人公の妹が殺害された。自ら鉄槌を下すため、警察に任せるのではなく、独自の現場検証と証拠を隠滅する。主人公は犯人として二人の目星をつけて追い詰めるが、最後まで真相は判明しない。果たしてどちらが妹を殺したのか。加賀恭一郎シリーズ第三弾。

    大変挑戦的な作品です。
    名作をいくつも生み出している素晴らしい作家ですが、初期の作品では結構思い切ったトリックやオチを使いますよね。発売当時を知らないんですが世間の評価はどうだったんでしょうか。

    自分としては大いにアリだと思います、かなり楽しめました。
    謎解き要素もしっかりできていますし、何度もページをもどって伏線を追いかけました。袋とじのヒントも読者の心をくすぐられますね。

    ただ本書の魅力が犯人あてだけにフォーカスされてしまうのがちょっと残念。
    シンプルながらも話の構成や、加賀恭一郎の事件への関わりや名推理など、狂言回し具合がお見事です。文章もいつものとおり大衆的で超読みやすいので、ミステリーが初めての人にも面白みを理解してもらえる作品ではないかと思いました。

  • 初めて読んだ加賀恭一郎シリーズの一作目。
    推理小説にして犯人が明かされないまま終わる斬新な作品。初読では犯人に辿り着けずモヤモヤした…

  • 【感想】
    「結局、どっちが犯人か分からずに終了する」。
    そういったネタバレを知っていたために敬遠してしまっていた作品。
    加賀恭一郎シリーズを全制覇したいという願望の元、面白いと信じてついに手に取りました。

    結果、加賀恭一郎の勝利です!!
    めちゃくちゃ面白かった!!
    加賀恭一郎のポリシーなのか、ただ事件を解決するだけではなく、事件関係者たちとの血の通ったやり取りに「こだわり」を感じますね。
    ホント、加賀恭一郎は、東野圭吾の数ある作品の中で一番魅力的なキャラクターだと思います。

    結局どちらが犯人だったのか?
    これを知りたくてすっと集中して読んでいたが、最後の最後まで分からなかったなぁ。
    諸説ありますが、僕は2つのヒントから、犯人は「佃潤一」じゃないかな?と思いました。

    ヒント1:犯人が「絶叫」して、犯人じゃない方は「悲鳴」をあげた。
    ⇒なんとなく、男性に「悲鳴」という表現は用いないかなと思った。
    ヒント2:加賀の人間性から考えた、佃に対する「黙ってろ」という台詞。
    ⇒どんな状況でも、紳士の加賀が「ただの他人(≠犯人)」にそんな言葉を投げつけないのではないかと推察。

    あと、加賀と康正の「刑事」と「被害者家族(且つ、リベンジャー)」という垣根を超えた友情も熱かった・・・・
    色んな意味で中途半端に終わった小説なので、後日談があるなら是非読みたいなと思います。


    全制覇に向けての最後の1冊として、次は同じく敬遠していた「私が彼を殺した」を読みたいと思います。


    【あらすじ】
    最愛の妹が偽装を施され殺害された。
    愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。
    一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。
    妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。

    殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。


    【引用】
    1.「妹さんの部屋にお入りになって遺体を発見し、警察に通報した後は、部屋でじっとしていたというふうに聞いているのですが、その点に間違いはありませんか?」
    こんなふうに尋ねてくる加賀の目を、康正は警戒心を持って見返した。口調はごく事務的なものであったが、そういう時こそ刑事はわなを仕掛けるものだということを彼は知っている。

    2.他殺だとわかった瞬間、康正は自らの手で犯人を突き止めることを決心した。
    世の中には自分の手ですべきことと、そうでないことがあるが、これは決して他人の手に委ねるべき事柄ではないと彼は思った。
    妹の幸せを奪われた無念さは、犯人が逮捕される程度のことではおさまらない。

    肝心なことは、警察に気づかれないことだ。
    警察が園子の自殺に少しでも疑いを挟むようなことがあれば、康正は全力を傾けて、それを打ち消していくつもりだった。

    3.加賀は役者のようにお手上げのポーズを作り、またしばらく歩き回った。
    「和泉さん」足を止めた。「犯人を見つけ出すのは警察に、裁くのは法廷に委ねてください」
    「うちの父の口癖を教えてあげましょう。無意味な復讐は赤穂浪士だけでたくさんだ、というものです」

    4.「一杯どうですか?」加賀がコップを持つ手の形を作った。「安い焼鳥屋があるんですが」
    康正は相手の顔を見た。その表情には、下心めいたものは感じられなかった。
    酒を飲みながら情報を引き出せるかも、という考えが康正に浮かんだ。そしてそれ以上に、この男と飲むのも悪くないと思った。
    「奢りますよ」
    「いや、割り勘でいこう」と康正は言った。

    5.「ならば佃はどうですか?佃はもう容疑者ではないんですか?」
    「僕だって殺していません」佃が唇を尖らせた。
    「黙ってろ」加賀が一蹴した。「俺は今、和泉さんと話をしているんだ」

    6.「スイッチは元々繋がっていない」
    康正はぶっきらぼうに答えると、ゆっくり腰を上げた。
    スイッチの内部をつないでおかなかったのは・・・
    君ともう一度飲みたかったからだといったら、この男はどんな顔をするだろうかと康正は考えた。



    【メモ】
    p71
    上司に対して康正は、自殺に間違いないと答えた。しかし本音は全く正反対だった。
    現在の康正は自殺でないことを確信していた。


    p84
    残りのワインは流しに捨てたのだろうと言いかけて、康正は思いとどまった。これまでのやり取りから、この刑事を舐めてはいけないという結論を出していた。


    p89
    「妹さんの部屋にお入りになって遺体を発見し、警察に通報した後は、部屋でじっとしていたというふうに聞いているのですが、その点に間違いはありませんか?」
    こんなふうに尋ねてくる加賀の目を、康正は警戒心を持って見返した。口調はごく事務的なものであったが、そういう時こそ刑事はわなを仕掛けるものだということを彼は知っている。


    p96
    他殺だとわかった瞬間、康正は自らの手で犯人を突き止めることを決心した。世の中には自分の手ですべきことと、そうでないことがあるが、これは決して他人の手に委ねるべき事柄ではないと彼は思った。
    妹の幸せを奪われた無念さは、犯人が逮捕される程度のことではおさまらない。

    肝心なことは、警察に気づかれないことだ。
    警察が園子の自殺に少しでも疑いを挟むようなことがあれば、康正は全力を傾けて、それを打ち消していくつもりだった。


    p173
    そうした三角関係にあったからといって、弓場佳世子もしくは佃潤一が、園子を殺す必要があるだろうか?
    もっとも・・・男女の愛憎のもつれというのは、なかなか杓子定規には行かないというのも事実だ。三者の間には、複雑な情念のもつれがあったのかもしれない。


    p194
    「どうして警察に言わないんですか」
    「俺の目的は」そういって康正は佳世子を凝視し、次に作り笑いをした。「犯人を捕まえることじゃない」


    p204
    「なぜ私が隠し事をしなければならないのかな?」
    「その理由についても、大体見当がついています」

    「最初に感じた疑問は、ごく些細なことでした。死亡推定時刻から考えても、園子さんが流し台を使ったのは、数十時間前のはず。とうに乾いていなければおかしい」
    「次に気になったのは、空のワインボトルです。容量の大きさから、一人で空けるには瓶が大き過ぎる。
    (中略)
    ところがこのワイングラスは、よく見ると変なところがあるのです。園子さんは綺麗好きらしく、どのグラスも見事に磨き上げられています。しかしこのワイングラスだけ、ずいぶんと曇っていたんです。洗い方が雑だともいえます」


    p209
    「あと一つ考えられることは」加賀は真顔になっていった。「あなたには犯人を庇う気はないが、犯人が警察に逮捕されることは望んでいない、ということです」

    (中略)

    加賀は役者のようにお手上げのポーズを作り、またしばらく歩き回った。
    「和泉さん」足を止めた。「犯人を見つけ出すのは警察に、裁くのは法廷に委ねてください」
    「うちの父の口癖を教えてあげましょう。無意味な復讐は赤穂浪士だけでたくさんだ、というものです」


    p259
    「一杯どうですか?」加賀がコップを持つ手の形を作った。「安い焼鳥屋があるんですが」
    康正は相手の顔を見た。その表情には、下心めいたものは感じられなかった。
    酒を飲みながら情報を引き出せるかも、という考えが康正に浮かんだ。そしてそれ以上に、この男と飲むのも悪くないと思った。
    「奢りますよ」
    「いや、割り勘でいこう」と康正は言った。


    p267
    「和泉さん、あなたは凄い人だ。あなたの咄嗟の判断力、推理力、それから覚悟と執念には心から敬服します」
    「急にどうした」
    「あなたのその能力が、真実を突き止めることに費やされることに対しては何も言いません。だけど、復讐に使われるべきではない」
    「その話はしたくないな」康正はグラスをテーブルに、音を立てて置いた。
    「重要なことです。あなたは感情に流されて、自分を見失うような人じゃないはずだ」

    (中略)

    「亡くなった会社員の遺族のほうから抗議の声があったそうですね。警察は暴走族の肩を持つのかと。それらの声に対してあなたはこう言った。自分たちの仕事は誰を罰するかを決めるのではなく、何故そんな悲劇が起こったのかを調べることだ、と」
    「この話の中にこそ、あなたの姿がある。交通事故でも殺人事件でも、本質は変わらないはずです。犯人を憎むなとは言いません。時にはそれが活力になることは自分も知っています。だけどその活力は、真相究明に注がれるべきです」


    p330
    加賀は口の中で、その言葉を何度か繰り返したようだ。やがて勘の鋭い刑事は、ここでもその明敏さを発揮した。
    「OL殺しか」
    「そういうことだ」康正は頷いた。
    「この管内で起きている、連続OL殺しだ。あの犯人のやり口が、土足で上がり込み、眠っている女性を暴行した後、紐で首を絞めて殺すというものだった。弓場はあのやり口を真似ることで、園子も同じ犯人に殺されたと見せかけることを考えたわけだ」

    (中略)

    やがて佳世子が顔を上げた。
    「違うんです。でもやっぱり違うんです」
    「あなたのおっしゃる通り、あの夜私はここへ来ました。OLが襲われる事件が続いていたので、それに見せかけるつもりだったというのも、その通りです。あの時はどうかしていたと自分でも思います」


    p339
    「ならば佃はどうですか?佃はもう容疑者ではないんですか?」
    「僕だって殺していません」佃が唇を尖らせた。
    「黙ってろ」加賀が一蹴した。「俺は今、和泉さんと話をしているんだ」


    p355
    「スイッチは元々繋がっていない」
    康正はぶっきらぼうに答えると、ゆっくり腰を上げた。
    スイッチの内部をつないでおかなかったのは・・・
    君ともう一度飲みたかったからだといったら、この男はどんな顔をするだろうかと康正は考えた。

  • 加賀恭一郎シリーズ3作目。
    妹を殺された刑事が独自の捜査で犯人を絞り込む。
    親友とかつての恋人。
    自殺の見なされた殺害の謎。
    容疑者を絞り込んだプロセス。
    そして図らずとも事件解決の道筋を共に歩む加賀と。
    康正の視点を中心に物語は進んでいく。
    真相に迫るための様々な伏線が見事。
    加賀恭一郎シリーズの中で一番面白かった。
    終わり方がミステリアス。
    「究極の推理小説」と銘打ったのはこのことか。
    それを踏まえると、このタイトルもなかなか。

  • 加賀恭一郎シリーズ第3弾。

    「お兄ちゃん以外、誰も信じられなくなっちゃった」園子からの最後の電話だった。
    兄:和泉康正は交通課警察官、刑事には内密に妹の無念を晴らしたい! 
    園子の死の真相と、康正vs加賀も見せ場。

    エンタメ作品は白黒ハッキリ派に所属している私には辛い結末。
    BOOKOFF購入本で袋とじはオープンされてたが、チラ見もせずに我慢してたのに。なんでも、単行本の方が易しいらしい…文庫本はある一文が意図的に削除されているそうで。

    東野圭吾先生、新たな試みだったのでしょう。解決サイトを探索して納得したところ。

    園子の彼:佃潤一と、園子の親友:弓場佳世子と三角関係に陥り。。。この2人のどちらかが犯人、あるいは自殺⁈ という本書なんですが、読者の皆さん、一緒に推理しましょう!という試みの本なんざんす。

  • シリーズの中でも屈指の読み易さ。何せ登場人物は少ないし、事件の背景や犯行もシンプル。犯人は2人のうちのどちらか?だけでグイグイ読ませる筆力はさすが。終わり方がまた斬新と言うか…。読了後のモヤモヤは、袋綴じの解説で何とか解消した。読み返し必至。ちなみに前作まで警視庁捜査一課の加賀は、さりげなく所轄(練馬署)に飛ばされていた。

  • 『どちらかが彼女を殺した』
    久しぶりの東野圭吾さんで、大好きな加賀恭一郎シリーズ

    最後まで読んでも、結局どっち〜!!というモヤモヤループ沼にはまった笑
    この沼に読者を引き込むあたり、流石は東野圭吾さんだ。

    作品自体は約27年前に刊行されたものだが、王道の推理もので十分に楽しめた。
    文庫版にあたり、親本からカットされた部分がある為、難易度が上がっているとか…
    巻末の西上心太さんによる推理の手引きが、袋綴じっていうのもまた特別感がある。

    個人的には、恋人の佃潤一と親友の弓場佳代子が一方的に悪者になるのではく、和泉園子も2人に復讐を企てたあたりが人間味があって良かった。

    交通課の刑事がどれだけ捜査を妨害するんだという強引さに、やや疑問は感じつつも安定の面白さだった。
    やっぱり加賀恭一郎シリーズ…好きだなぁ。

    未読の方は、もはやミステリーではお馴染みだが、「利き手」に最後まで気を抜かず(←これとっても大事)注目して読むことを強くオススメしたい。

  • 東野圭吾による加賀恭一郎シリーズ第3作。

    妹の死の現場を目の当たりにした兄、和泉康正。
    普通なら、「自殺か他殺か?」などと考える前に、悲しみと動揺で動けないはずたが、彼は警察官であり、瞬時に冷静になり現場を検証する。そして他殺だとわかった瞬間、復讐を心に誓う‥

    実際に現場検証した刑事が加賀恭一郎で、彼もまた康正と同じく他殺だと考えていた。

    終盤、どちらが殺したのか、加賀刑事、康正、読み手、三者の推理の応酬となる。

    結局最後まで犯人は明かされないまま終わるが、推理の手引きという袋綴じ解説がついており、犯人を特定するための重要なポイントが書かれていた。

    睡眠薬の袋を破ったのは右手か?左手か?

    読み終わってからも考えさせるおもしろい作品だった。

    それにしても、恋人を横取りされ、さらに恋人にも裏切られ殺されてしまった園子がかわいそうでならない。

  • シリーズ物だったから買った一冊

    主な登場人物が少なくて人間関係はわかりやすかった。
    内容もおもしろくてスラスラ読めた

    被害者の兄目線で物語が進み、いろいろ推理して事件の真相を見つけて行くが、肝心の犯人が書かれていない

    自分は推理小説を読んで少しは推理してみるが、それが楽しみでなく、主人公がいろいろ推理して解決して行くのが面白いので小説を読む。

    だから答えは読者が考えて的なのはイライラする。

    クイズをやってる訳じゃないから答えを書いてほしかった。

    内容は面白かったが答えが書いてないのにがっかりした小説でした。

全1796件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

東野圭吾の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部 みゆき
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×