星降り山荘の殺人 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2409
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  • Amazon.co.jp ・本 (494ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062646154

感想・レビュー・書評

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  • 読者に対してフェアな本格ミステリ!と銘打たれている、閉ざされた雪の山荘もの。けど。ノットフォーミー。

    文章ヘタ。登場人物が没個性、唯一の個性はキモいこと。トリックつまらない。話し運びもつまらない。本格と言いながら1回限りのどんでん返しオチ。

    これが本格なんだろうか…。楽しめなくはないけど、自分の求めるミステリではありませんでした。

  • つまらないミステリーだったな。
    設定は題名通り。冬の山荘で殺人事件がおこる。そこに集まっていた男女7人が雪崩の影響で道路が塞がり、遭難状態に陥いる。連続殺人。
    登場人物達にまったく魅力がなく、殺人の動機も曖昧で、最後はなんだこれで終わりかよ!!と言いたくなった。

  • うーん、この作品評価高いのは何故なんだろう。
    中弛みが多い。

  • 個人的にですが、面白くなかったです。

    トリックが見破れたかに関係なく面白い作品は面白いですが、これはトリックがばれると、ストーリーや人物も微妙なので何も魅力を感じません。

    この作品のトリックには直ぐに気づいてしまいました。
    わざとらしいですし、何だか腑に落ちない騙し方。
    しかもそれに気付いてしまうと、犯人を名指ししているようなものなので、事件が起こる前から犯人がわかります笑

    私には合わなかったようです。

  • なんか10年以上前のミステリだったせいもあるけど、古い。笑笑トリックが古い、雰囲気が古い、あとがきも古い。笑笑
    それもなんかダサい古さ。

    赤川二郎とか宮部みゆきもそうだし、アガサクリスティーだってそうだけど大御所っていうのは古くても面白いからやっぱ大人気なんだなぁ。と改めておもった。

    ちなみに、こちらのミステリ始まって3ページでわたしでさえこの人すごい怪しいって思ったやつしっかり最後も犯人でした。

    トリックも古いなぁ。

    携帯のフォルムやらラジオとかそういうのがまず古い。そして、動機が古い。笑笑わからないけど、今でもそういうのあるかもだけど、なんかうまく辻褄合わなかった気もする。いきなりかよ!っていう。笑笑

    いや、古いんじゃなくてただ単にあんまり面白くなかったのかな。

    出てくるギャルが、まさにギャルでそれまた時代を感じさせます。

  • 先入観にはとらわれるなと、自分自身に言い聞かせていても、作者にやられてしまった。
    ホームズ役とワトソン役が、犯人捜査をとおして信頼関係を築いていくんだと思っていたので、最後の犯人の豹変には、やるせない感が。
    読み終えてモヤモヤしたものが残った。
    唯一の救いは、主人公と本当のホームズ嬢との今後の関係に希望の光がさしたことかな。
    純粋にミステリ作品としては、とても楽しめる作品だとは思うんだけど、ミステリ初心者としては、そこまで割り切って読める作品ではありませんでした。

  • 「どんでん返しのラスト」という宣伝文句につられて購入。
    うーん。あまり好みじゃありませんでした。

  • 比較的読みやすい。

  • スターウォッチャーという意味が分からない職業の星園が推理をすすめていくという流れだが、各章に筆者の注釈が入ってくるのがわずらわしくてたまらない。それを本書のメイントリックに使うなど、つまらなさがはなはだしい一作。

  • 「果たして犯人は誰なのか!?あくまでもフェアに読者に真っ向勝負を挑む本格長編推理。」との裏表紙の文句に反することなく、真っ向勝負を挑んでくる。ご丁寧に各章の頭で箇条書きで「この推理は正解である」等のヒント付きで…。

    推理小説というジャンル自体、体質に合わないんじゃないかと気づかせてくれた作品。

著者プロフィール

一九六二年静岡県生まれ。日本大学藝術学部卒。九三年「競作 五十円玉二十枚の謎」に応募し、若竹賞を受賞、九四年『日曜の夜は出たくない』で本格的に作家デビュー。二〇〇一年『壺中の天国』で第一回本格ミステリ大賞を受賞。著書に『星降り山荘の殺人』『片桐大三郎とXYZの悲劇』『皇帝と拳銃と』『豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件』『月下美人を待つ庭で猫丸先輩の妄言』などがある。

「2021年 『作家の人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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