燃ゆるとき (講談社文庫)

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著者 : 高杉良
  • 講談社 (1999年11月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062647113

燃ゆるとき (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • これはなかなか面白かった!
    赤いきつねで有名な東洋水産の創立者の物語。
    物語そのものに加えて、商社の役割とか、特許権の仕組みなどもよくわかる構成になっていた。

    日清は関西系やから無条件に親しみがあったけど、すごい会社やなぁ。。

  • 世の中の商品一つ一つに誕生秘話があるのだろうけど、様々な思惑が存在する。長生きするものにはそれなりの信念が必要だし貫くためにはどれだけの好判断があるのかということ。結果論と言えばその通りだけど人間の生き様だな。

  • 時間かかったけど、腹にどっしりくる作品。東洋水産の創業者のノンフィクション。多少の理不尽なんてどうってことねえと思える。

  • 築地魚市場の片隅に興した零細企業が、「マルちゃん」ブランドで一部上場企業に育つまでを実名で描く。東洋水産の創業者・森和夫は「社員を大事にする」経営理念のもと、様々な障壁を乗り越え競争を勝ち抜いてゆく。

    日清食品と東洋水産の特許を巡る紛争で、本書は日清の創業者(安藤百福)をかなり悪者扱いしている。作者の高杉良がどれぐらいフェアな人かは知る由もないし、この本は東洋水産の創業者・森和夫が主人公だから割り引いて考えなくてはならないだろうが、安藤百福は即席めんの世界では伝説の人だけに興味深かった。
    (B)  

  • 主人公側の視点と、それ以外の人(ライバル関係の人)の視点。両方の言い分があると思う。この小説では、当然だけど主人公側が正しいと読者が思えるように書かれている。ほかの人の視点で書かれた本を読みたくなってきた・・・・。探せねば

  • 買ってあるので、読みたい。

    この本は、著者のあとがきも良い。

    社長とは、何度も何度も耐え、我慢をし、
    怒り心頭の想いの時もぐっと堪え、
    冷静でいなければならない事が実に多い事。
    また、事業を撤退する事の悔しさや難しさ、
    詰めの甘さが身を滅ぼしかねない事など、
    非常に多くの事を教えてくれる。

    来年ぐらいまでに、高杉良さんの作品を
    全て読んでみたいなと思う。

    そしていつも思うのが、この著者は本当に
    財閥系商社や金融が嫌いというか、
    お金の稼ぎ方が許せないんだろうな…と思う。

  • 同著者の『勇気凛々』を読み、面白いと感じて別作品をブックオフで購入。
    高杉良は『金融腐蝕列島呪縛』シリーズが有名だが、あまり惹かれず、そのシリーズにはまだ手をつけていない。もっぱら特定企業にスポットを当て、創業から安定期に入るまでの社史とも言える作品を描いたものが好きだ。
    「東洋水産」というと「カップ麺の会社」程度にしか思っていなかったが、名前にある通り、水産業から興り、冷蔵庫業、水産加工業と関連分野に特化して成長してきた企業だと知る。ちょうどこの作品のモデル(※モデルといっても実名で登場し、ノンフィクションである)になっている「東洋水産」の創業者、森和夫氏が2011年7月14日に亡くなられたらしい。そのタイミングでこの作品を読んでいたことに何かしらの縁も感じる。
    小説としての誇張表現をいくらか考えても創業者の森和夫さんは情熱的で人間臭く、大変尊敬できる経営者で、顧客第一主義を貫き、社員を大切にする「東洋水産」という会社を改めて見直す機会となった。具体的な業績を交えながら小説として面白くしている高杉良さんの作家としての力もすごいと思う。高杉良さんのほかの作品も読みたいと思う。

  •  就活のときに読んだ経済小説。東洋水産のお話です。社長の森さんはとても立派な方。でも、小説として面白いかどうかは別問題。他の大企業と争っているときは面白いけれど、会社が大きくなって安定してくると、必然的に小説としてはつまらなくなっていきます。

  • 文庫 £1.00

  • 僕の自慢は社員です」―東洋水産の創業者・森和夫は胸をはった。築地魚市場の片隅に興した会社が、今や“赤いきつね”のCMで有名な一部上場の大企業に育った。燃えるようなチャレンジ精神で、商社の横暴、特許抗争を勝ちぬいた。財テクに走らず実業のロマンを追求した経営者のすべてを描く実名経済小説。最近でたDVDもあわせてみると感動ものです

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