月の影 影の海(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062647731

感想・レビュー・書評

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  • 何回読んでも陽子がなめつくすたいそうな辛酸は景麒のせいだとしか思えないので、それを許す陽子はたいした器というか、さすが王となる方は違う。

  • よかった魔性の子よりは全然普通に読めました。前半の陽子には苛立ちましたがきっと成長物語なんだろうとぐっと堪え。ケイキは何ですかね、実地で学べ的に放置してるのかしら。だとしたらどSですね!てか世界が違う事知ってるなら戸惑う事くらい判るだろうに、いくら時間なくてももうちょい言葉尽くせばスムーズに行くんじゃないのー?と思いました。
    でも普通に読めても、基本人の性根は汚いってスタンスなんですね。魔性の子で学んだから今回はそこまででもなかったですが、またかとは思いました。タッキはまだしもお爺さんまでそんな風に書かなくてもなぁと。何でお前だけと睨んだ時点でえぇー…となってたんですが、更に荷物まで盗ませなくても。異世界に落とされても日本国を案じ続けた人間が、同じその日本からの異世界へ落とされた子供にそんな事しますかねぇ。徹底的に誰も味方はいないって描写の為だったんでしょうけど、その為に「人の性根は汚い」と描かれるのはなんだかなぁと思いました。タッキはまだと言いつつ大分残念でしたけどね!まぁそんなほのぼの話ではないって事でしょうか。
    鞘なくしたのはやっぱり後々響いてくるんでしょうねー。

  • 以前話題になっていたので、図書館で見付けて読んでみた。
    希薄な人間関係と、心と身体がどんどん傷付いていく陽子が痛ましかった。
    何度も裏切られても、帰りたい、諦めたくないと思う陽子に共感した。そのまま諦めるのは嫌だと思った。
    もう少し、王となった後の続きを読みたかった。小野不由美の他の作品も読みたい。

  • 十二国記の中ではこの上下巻がピカ1だと思う。他の巻は世界にどっぷり入ってファンになった人にはたまらないだろうな。

  • 学生時代に全部読んだけど、再読。
    なつかしい。感想は下巻で。

  • スリリングで面白い。
    ジョウユウさん便利だった。ああ言えばジョウユウとか思ってごめん。

  • 読みたいとは思って読むんですが、描写が怖くてちょっとつらい。

  • 久しぶりに読んだ。
    やっぱおもしろい。
    文章がすごくうまいから状況が想像しやすくて、話の流れも読み進めるごとにぞわぞわする。
    前に読んだ時は上巻が苦痛でしょうがなかったけど今回は割とちゃんとよめた。
    下巻ですっごい楽しかった記憶があるので下巻に期待。

  • やっと読むことができた
    感想は下巻で〜

  • 少女の冒険ファンタジーです。が、上巻の暗くて辛くて孤独で、主人公が可愛そう感がハンパなかったです。うっかり主人公に感情移入してしまうと自分までも殺伐としてしまいそうな勢いのある上巻です。もちろん、その後、成長や信じられる友などが待っていますが。
    シリーズすべて読もうと今からとても楽しみです。

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著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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