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この作品からのみんなの引用
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俺の首ならくれてやる。首を落とされる程度のことが何ほどのことだ。民は俺の身体だ。民を殺されるは身体をえぐられることだ。首をなくすよりそれのほうが余程痛い。
― 219ページ -
「……いつまででも、待っているから……」
― 297ページ -
「尚隆に比べれば、お前は屑だ」
― 287ページ
みんなの感想・レビュー・書評
あらためて思うけど、一人一人の人物や国が良く描かれている。
本作はわかりやすい人物が多いけど、
その中で描きだされる本題は複雑で色々考えさせられる。
一見、正しいと思ったことが間違えだったり、
その逆もしかり。
読んでから、いったい良いとか正しいって何だろう?と深く考えてしまった。
色々と物思いにふける時にオススメの一冊。
十二国記シリーズ、三作目です!
何だか具合が悪い時に読んでしまったので
あまり記憶に残らず…。。
また元気になったら読み返してみようと思います!
雁国治世500年の礎はこうして築きあげられていったのだ――という話。だと思う。
自分で暢気だとかぼんくらだとか言ってしまう延王がニクイ。
再読。やっぱ雁って良い国になるなあと思った話。尚隆みたいな王だったら、普段なんだかんだ言ってても、有事の際は絶対信を預けられる気がする。芯として何が大事かってのを間違わないから。かっこいいひとだよなあ。更夜の話を読もうと思ったけど結局わたし延王が好きだ!っていう…。でも、更夜や六太、他の国民たちのことも、それぞれの想いがあって、全方向共感とか思い入れしそうになる。つまりみんなすきだし面白かったんです。
この物語、ここまでの作品の中では最も KiKi のツボにはまった物語だったかもしれません。 何て言うか、社会性の強い物語だったと思うんですよね。 「月の影 影の海」はどちらかと言えば「陽子の物語」であって「慶国の物語」ではなかったし、「風の海 迷宮の岸」も「泰麒の物語」であって「戴国の物語」ではなかったのが、ようやくこの第三作にして「延王・延麒の物語」でありつつも「雁(えん)国の物語」になった・・・・・そんな感じでしょうか。
まあ、最初の2作はある意味で世界観を読者の頭の中に定着させる必要があったということもあるだろうし、それ以上に主人公が年齢的にも精神的にも幼かったのに対し、本作では少なくとも主人公たちが精神的には大人であることが大きな特徴だと感じられます。
(全文はブログにて)
もう何回読んだか分からない十二国記シリーズ③!
後半の展開は読んでてスカッとする。シリーズ中では一番、王道な展開かもしれない。延王・尚隆の愚帝賢帝っぷりといい、斡油の堕ちっぷりといい(笑)
****駄文****
そーいえば、昔こんな話を聞いたことがある。
<良い会社の社長は、駄目な社長であるケースもある>
……要するに、トップの駄目っぷりを目の当たりにすると、周囲が頑張るから会社としては良い動きをするらしい。まさに雁。
人を上手く動かすには、求心力・魅力、そして自分がいかに有能ではないかを周りに示すことなのだろうなー。
この本が十二国記の中で一番面白いかも。延王尚隆と延麒六太の話。
正しいことを言うものが正しいことをしているとは限らないということ。
すごい面白い。やめられなくて困ってしまう……。
雁国の王となる延王と延麒の話。共に戦による国の荒廃によって捨てられた過去をもつ六太と更夜が出会い、後に再会するも六太が攫われる。延王が麒麟である六太を助け出すという話。
おもしろかった。続きを早くよみたい。
十二国記シリーズ3作目。
このシリーズ、すごく面白いなぁと思っています。
本作は政治的な内容も絡んでくるので、これまた毛色が違うなぁ、と。
だけど、根本的には人物描写の豊かさがあるんですよね。
そこが心を揺さぶられます。
延王、かっこいいw
時々、文章というか言葉遣いがおかしい気がするのだけど
私が無知なのかなぁ・・・
3作とも気になっています。
(それによるマイナスではありません。)
十二国記シリーズ第三作!
今回は雁国のお話です(・v・)
延王すきすぎるー♡
はらはらどきどき、
最後にはすかっとしました!
しかし小野不由美さんはすごいな
文章力然り、
言葉力然り、
描写力然り、、、
次も早く読まないと!
刀語は後回しですね~
廃墟と化した雁国の復興に励む延王・尚隆と延麒。幼い頃に出会った更夜の来訪になつかしさで一杯の延麒は、実は仕組まれた罠であることを疑いもしなかった。
争いごとや殺傷を忌み嫌う麒麟を人質にとられ、雁国は怒涛の騒乱にまきこまれてゆくがーー。
華麗なふ筆致で運命の力を謳いあげる大スペクタクル。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
尚隆が、のらりくらりしてるのに実はできる……っていうギャップに萌えを感じますなぁ…
何回読んでも面白い十二国記シリーズ。
その中でも主要登場人物のほとんどが男という所が、ある種の女性達のハートをキュンキュンさせるのではないだろうか。
いつか更夜も幸せになって欲しい。そうゆう国になって欲しい。
のほほんとしてるか適当な事ばかり言ってる尚隆が、実は責任感が強い男で、なるほどいつか国を滅ぼすというのも納得。
尚隆と六太の過去と出会い、そして約束。更夜と六太の対立。更夜を思うと辛く苦しい、けれど未来に望みをもてる話。
廃墟と化した雁国の復興に励む延王・尚隆と延麒。幼い頃に出会った更夜の来訪になつかしさで一杯の延麒は、実は仕組まれた罠であることを疑いもしなかった。争いごとや殺傷を忌み嫌う麒麟を人質にとられ、雁国は怒濤の騒乱にまきこまれてゆくが―。華麗なる筆致で運命の力を謳いあげる大スペクタクル。
延王尚隆と延麒六太の話。
尚隆と六太の出会いや経緯がわかる。
尚隆はもっと時代が下ってからの人だと思っていたので、六太と同年代出身が意外だった。
差別迫害の悲哀感が切なく、子捨て等テーマが重いが、雁国でののやりとりが軽くて雰囲気がいい。
“「お前は約束を違えず、俺に一国をくれた。だから俺はお前に必ず一国を返そう。」”
「月の影影の海」から遡ること500年。
焦土と化した雁国に、新王が玉座に就いて20年。
延王の尚隆、台輔の延麒。
すぐに城を抜け出して政務を疎かにする尚隆は、莫迦王といわれながらも、遠い未来の繁栄を見据えて、復興に動き出す。
しかし、幼いころに出会った更夜に誘われ、元州の令尹、斡由に麒麟が捕らえられる。。
尚隆の「有能だがでたらめ」っぷりがまぶしいこの巻。
王って一体何なんだろう。
麒麟が選んだ王だから間違いないのかというと、そうではない。
しかし、麒麟にはわかってしまう。誰が王になるのか。本能ともいえる導きで。
麒麟自身にもわからない「天命」って何なんだろうな?と考えさせられる。
でも何も考えないで読むのが実は一番面白いのかもしれない。

個人的に十二国記の中で一番好きな巻です。





