kaizenさんの感想
2013年1月8日
三郷夕鶴を主人公として、その親、親の兄弟、友人などを巻き込む殺人事件。 警察官を家族に持つ、素人探偵浅見光彦が活躍する。 栗本薫の伊集院大介のように、完璧な素人で、神のような視点で解決していく。 山形の紅花が主題になっている。
1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。 「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」