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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
「大どんでん返し」みたいなものを期待してしまったので、ちょっと肩透かしだった。
小説としては実に上手で、各章が同じ人によって書かれたというのはびっくり。
最終章の支離滅裂具合もよいですね。
とても不思議な物語。 4つの短編で構成されていて、全て「三月は深き紅の淵に」という幻の本を巡って話は作られている。 ざっと簡単に説明すると、一章は本だらけの大きな屋敷の中から「三月」の本を探す話、二章は2人の女性が「三月」の作者を突き止めるべく推理を進める話、三章は異母姉妹の美人な女子高生を巡る話でおそらく「三月」が書かれる前の話、そして四章はまさに作者が「三月」を書いている話。これらは、作中... 続きを読む »
「三月は深き紅の淵を」は、「語られるべき、語らずにはいられない物語自体」(129ページ)の物語である。それがどんな経緯で生まれるのかは定まっていなくても、生まれてくることは必定。その設定だけで、想像が掻き立てられるようだ。 本書は4部構成で、それぞれが基本的に独立している。それらを繋ぐのは、物語自体としての「三月は深き紅の淵を」である。そしていくつかのモチーフが繰り返し現れる。それはちょうど交響... 続きを読む »
不思議な本でした。
ある一冊の本について語られるのに、その本自体は実体がなく、不思議な存在のまま。
でも、私達が読んでいるこの本はそれと似て非なるもの…。
とにかく不思議な本。
2章まではそこまで好みじゃなかったんですが、
3章から一気に読んでしまいました。
3章の美しさったら。大好きでした。
恩田陸さんにはまるきっかけになった本。この本のお話が、そのほかの本へとリンクしていき、、気になって、つぎつぎと恩田陸さんシリーズを読んでしまいました。
読み終わった後、物語の森がよくわからなかった。読メさんのコメントを読んで「ああ、そうか」と。一から三章まででは第三章が良かったかな。触れたら壊れてしまいそうな繊細でかつ美しき女性たち。切ない物語だった。第四章はなんだろう、これ?先日、出雲と松江は行ったので街のイメージはあるんだけども、中盤まで『回』の言葉と移りゆく展開に文字通り頭の中はぐるぐるぐるぐると回る回る。いろんな物語が詰まっていて最後はぐちゃぐちゃになった。何かが胸に残り嫌ではないんだけど…。じわじわと余韻が込み上げてくる。どうやら『麦の海~』と『黒と茶の幻想』が関連しているようで。2冊読んでから再読したいと思う。
「三月は深き紅の淵を」という、ある一冊の本についての短編集。
ほかのユーザーさんのレビューにもある通り、私も第一章が一番すき。
この章での登場人物たちの会話は、きっと本好きにはたまらないんじゃないか!?だって読んでいて、だんだんページをめくる手が止まらなくなり、さらに読むペースは速くなり...。
この第一章は、かなり好きです。
読後のイメージは一章のイメージで、ほかの章がどっかいっちゃいました。
それでもいいです、おもしろかったから。
無人島に持っていくなら?
ときかれたら真っ先に思いつくほど、何度読んでも面白い。
タイトルと同名の希少本を巡る物語だけれど、各所に散りばめられている、どうでもいいような会話も最高!
本好き、特に本という存在が好きな人にはかなり面白いと思う。
この本についてなら
初対面の人でも夜通し語れてしまいそうです。
本好きにはたまらない、そんな作品。物語の仕掛けがとても面白い。
個人的には2章がお気に入り。あんなふうに私も夜行列車で旅に出たい。
2012.4.2〜4.26
時間がかかったのは、忙しかったせい。これも面白かったな〜!この世界って、ほんとの世界なのか?という疑問、私も感じてて、いまが現実と思えないときを思い出した。
う〜ん。最後がよく分からなかった。
1〜3章までは楽しく読めてたのに、4章がチンプンカンプン。
僕に読解力がもう少しあればなぁ。。。
最初はただのミステリー小説だと思って(あらすじが魅力的)軽い気持ちで読んでいたが・・・
なめてた・・・恩田陸はスゴイ!
作中に出てくる幻の本「三月は深き紅の淵を」の内容と構成そのものが、実際に読んでいる「三月~」の構成とリンクしているようだった
途中、未熟な自分は混乱したが読むペースが落ちることはなかった
まさに、この本自体が「ミステリー」そのものな気がした
やはり、恩田陸は自分の中で特別な作家さんである。
読み終わるのに、珍しくかなり時間がかかっちゃった1冊。
私に理解力がないからなのか
第4章が、頭がこんがらがっちゃいました(汗)
恩田陸『三月は深き紅の淵を』も読了。もとい、挫折orz 物語が入れ子のように重なり、どれがベースでどれが物語の中の物語なのか、分からなくなってくる。最終章に至っては、ただでさえ混沌とする中、集中して読めなかったため自分の頭の中までカオス。→\(^o^)/ギブアップ!
物語とは如何なるものか
このことをテーマに、恩田陸の世界が展開されています。
三月は深き紅の淵を、という本を巡る四つのお話。
『三月』の中に『三月』が出てきて、それは幻の本であったり今まさに書かれようとしていたりする。
不思議で「回転木馬」に乗っているような感覚に陥ります。
ぐるぐると同じ場所を回っているような、それでいて進んでいるような感覚。
一体何が物語であるのかわからなくなってくる。
でも物語とはそういうもので、作者とは別に、それ自体が語っているのかもしれない。
『麦の海に沈む果実』と連動していたので、また黎二に出会えて私は嬉しかった。
恩田陸の初期に当たる作品。
一冊前も恩田陸作品でしたが連続で読みました、ユージニアに比べて
やはり荒削りな感じがありますがそれでも面白い。
この人の描写は人物より情景描写が瑞々しく感じます。
本作は4部構成、1部はミステリアスなとある一冊の本を巡る話。
第二部は女性編集者二人が一冊の本の作者を追う話。
第三部は二人の女子学生とそれにまつわる出来事の話。
第四部は・・・読んでみてください。
正直読み手の好みでこの小説の評価はすごく変わるかと思う。
好きな人には好き、嫌いな人には嫌いとはっきりするんじゃないかと・・・
個人的にはまぁ嫌いでは無い部類でしたが、初期の作品だけに
アレについてはもっときちんと回収してよ!とか思いましたけど。
恩田陸作品の中でも好みが別れる一作かもしれませんね。
中編集4編で色合いがクルクル変わるので面白かったです。
「夜のピクニック」の感想を「今ひとつ」とブクログに書いたところ、
恩田さんのファンである友人が薦めてくれた本。
それは日本らしい、目の眩むような禍々しさ。美しい忌まわしさ。
夢中になって読んだ。
なぜ、彼女は方向性を変えてしまったのだろう?
確か昔、教育テレビでドラマ化されていた、
見損なった「六番目の小夜子」も読んでみたい。
頭の中がすっきり整理できずもやもやとする。
雰囲気や文章は好きだけど、理解力の乏しい自分には向かない感じ。
4章で、これまで自分がいろいろ想像してたことが割とあからさまに作者目線で語られるところでかなり醒めてしまった。

なぜだろう。恩田陸は得意でなかったはずなのにー。夜ピクといい、きのうの世界といい、年を重ねてからハマっていく。
今回はデビュー初期作。4部作からなるという、三月は~という幻の本と、それをめぐる物語。...






