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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
野沢尚さんらしく面白かった。
けど『砦なき者』を先に読んでしまったからか、どうしてもそちらの方が面白かったなという印象。
放送倫理を問題にした一作です。
映像によって人生を狂わされるって物語。
どんでん返しもあり。
本屋でフラフラしていて何となく目につき、タイトルだけ聞いたことあるなあ、と思い読んでみた。
とりあえずフジテレビの人は一回読んでおけば?と思った。
伏線がバレバレすぎてそういう意味では微妙だったかと。
私の想像する主人公像はアンジェラ・アキでした。
レビューってどうやって書いてたか忘れた…
テレビなどの映像が持つ、人の心理を動かす力。
きっと言いたいことはそんなとこかなーなんて思ってた、読み始めたときは。
でもそれだけじゃ終わらない、それが野沢尚さんの小説。
相手の本性を見抜くために自分を偽って、相手を疑って、そうすることで人は段々自分自身を見失っていくのかも。
それにしてもメディアの力はほんとにすごい。
自分以外の誰かの意思によって作られたものを見て、聞いて、
そして自分の心で何かを感じる。
今日一日で私は何に影響された?
この本を読んで改めてそう思ってしまった
就活中、報道機関を受けていたとき考えていたこと。
映像は真実を映しているのか。
活字は書き手の目を排除できない。
しかし、映像は真に中立たりえるのか。
実際「映像編集」をかじってみての答えは、NOである。
そして作り出した虚構が、まるで真実よりそれらしく存在する不気味さまで感じた。
あのなんとも心冷える感じと、事実を切り張りして全く別のものを作れてしまうことを体感した、あの日の気持ちを思い出した。
ミステリとサスペンスとホラーを絶妙にミックスさせ他本作に、いわゆる「真犯人」は提示されない。
そのことに含ませた作者の意図が、物語の本質と合致しているのだと思う。
首都テレビ報道局のニュース番組で映像編集を担う遠藤瑤子は、虚実の狭間を縫うモンタージュを駆使し、刺激的な画面を創りだす。彼女を待ち受けていたのは、自ら仕掛けた視覚の罠だった!?事故か、他殺か、一本のビデオから始まる、超一級の「フー&ホワイダニット」。第43回江戸川乱歩賞受賞の傑作ミステリ
途中迄はやはりこの作家は面白いと思いながら読み進めていったが、後半になると人と人の絡みが変な方向へ行ってしまい、最後のオチもイマイチだった。
江戸川乱歩賞を受賞した作品ってちょっと変わっていると言う感じを改めて実感!!
報道被害をテーマにしたミステリー。
テレビ局に勤め、ニュース映像を恣意的(しいてき)に編集する事で、視聴者への印象を操作することができる主人公、遠藤瑶子は、ある郵政省の官僚から、不正を暴くための有力な映像を渡される。
遠藤は、それを編集し放送するも、実はその映像の人物は犯人ではなかった?
けっこう二転三転するストーリーで面白い。登場人物も、主人公側、犯人側に関らずけっこうエグイ。ストーリーも、ラストもエグい。
あと、小説で出てくる「通産省」とか「郵政省」とかが時代を感じさせる。
TV局の内情やビデオ編集の内容が良く分かるものの、ちょっと主人公は強引すぎないか。
やや説明がくどく感じられる。
マスメディアに対する認識の警鐘を交えながら、流麗な筆致で巧みにミステリーとして描き上げられた一作。90年代以降における屈指のストーリーテラー野沢尚氏の小説家デビュー作にして乱歩賞受賞作品。メディア論を学ぶものにとっては必読の書ではなかろうか。
あっさりとんこつ味。
こういったミステリーや殺人が絡む話は好きではないんだが、この小説はストーリーにびっくりしてしまった。
物語を解決ってよりかは、主人公の転落ストーリーに近いような。
犯人との対峙、犯人目線のストーリーが最後まで無く、少し重量感が足りない気もするが、主人公のマリスが中心であれば、それが良かったのかもしれない。
悪くないけど・・・。
ちょっとさみしい人の話だった。
主人公はTVの編集マン(女の人)。
最初はワクワクする感じで良かったけど、最後の方はちょっと気味が悪かった。
結局、ハッピーエンドで終わんねぇし・・・。
ドラマは観た事あったので、借りてみたけど。
映画化されてるのか?
探してみよう!!
ミステリーものが多いみたいなので、また他のを読んでみたい。
生徒さんに勧められて読んだ本。
眠れる森の作者だと聞いて読み始めたんだったかな?
メディアって怖い!って思った。
面白いかどうかで映像を作ってきた編集者が、ある人物からのタレコミにより、郵政省職員を暗喩的に摘発するような映像を放送してしまう。
その職員から連日抗議が続き、編集者は自分の無意識の悪意(マリス)を意識する。
と、いうような話でした。
職員は不振死した弁護士の葬式でなぜか笑顔を見せます。その笑顔の意味はなんだったのか、そこから始まる事件が怖くもあり、怖いものみたさもあって、ついつい先を読んでしまいました。
第43回江戸川乱歩賞
マリス・・・内容からして”malice”悪意、敵意 の事だと思われる。
主人公は報道番組の編集マン。人の手を介して取材し撮影した素材を、人の手(編集マン)によって切り貼りし編集する。マリスを完全に除去するか。マリスを利用するか。編集された報道を、人々はどう解釈するか、どこまで解釈できるのか・・・意図的な報道はどこまで許されるのか。
ちょっと造り込み過ぎの印象はあった。

マスコミ最低だった。
現実もこんな感じだとしたら、何を信じてよいのかわからなくなる。
話は凄い面白い。
文章うまいなぁ。
結局、だれが、何のためにテープを渡したのかが良くわからなかったのがちょ...






