風を見た少年 新装版 (講談社文庫 に 17-16)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062649384

作品紹介・あらすじ

不思議な能力を持った少年は、風に乗り空を飛ぶことができた。動物と話もできる心やさしい少年が、自らの命をかけ残したものは、"生きることの美しさ"。大ベストセラーとなった、愛と勇気と感動の名作ファンタジーが、アニメ映画やREBECCAの歌と共に帰って来た!21世紀に読み継がせたい素晴しき長編。

感想・レビュー・書評

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  • 濃いファンタジー。
    人間の歴史をおさらいしているような本だった。

    黒姫山に暮らすニコル氏の日本語の小説。
    自然を愛する著者らしい暖かい自然界への眼差しと
    それに相反する原子爆弾、戦争といった悲しい本流で構成されている。

  • 自然と人間の共存。
    人間が自然が発する声に耳を傾けることの大切さ。

    人間と人間の共存。
    科学、化学と人間の関係。
    人間と人間の争い・・・戦争とは。

    こんなことを、この作品から考えさせられます。

    ファンタジーなのに、非常に内容が濃いと思いました。

  • 純粋な心を持つ少年は不思議な能力を持っていた。少年はいつでもやさしかった。たとえ相手が極悪人であろうと…そしてその少年は…その少年の名は…
    自然を愛するC・W・ニコルならではの作品だな、と思った。映画化されたらしい。なかなかよかった。

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著者プロフィール

C. W. ニコル:1940年、英国南ウェールズ生まれ。95年、日本に帰化。英国女王より名誉大英勲章を受章。ナチュラリストとして長野の黒姫山を護り、ウェールズ地方の森林保護運動と連携して「(財)C. W. ニコル・アファンの森財団」を設立。著書に『15歳の寺子屋 森をつくる』など多数。

「2018年 『BIOCITY ビオシティ 75号 東日本大震災、復興の光と影』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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